ダメ人間を量産か!?大幅改修のiOS10が秋にリリース!

iOS10 9月リリース

みなさん、こんにちは!ライターのソラです。先日、Appleが最新のオペレーティングシステムである、iOS10のリリースを2016年の秋にリリースすることを発表しました!初代iPhone発売からちょうど10年を迎える今年に、史上最大規模となる超大型アップデートを行うようです。今回はそんなiOS10の情報を紹介します。

1.標準アプリが削除可能(実は隠すだけ)

標準アプリとは、iPhoneの初期設定時に既に登録されているアプリのことで、「メッセージ」や「天気」、「コンパス」、「株価」、「Game center」などがあります。これらのアプリは削除が不可能で、「株価」や「ヘルスケア」、「Game center」といった使わない人は触れないようなアプリに関しても容量を圧迫する存在として消したいというユーザーが多くいます。iOS10が発表されてすぐに、「標準アプリが削除できるようになる」という情報が飛び交いましたが、実はこれらのアプリは消えるのではなく、画面上から隠すことができるようになるだけのようです。
標準アプリが消せない理由として、標準アプリが他の機能と連動しているからです。例えば「コンパス」はマップ機能と連動しているため、消せてしまうとマップの機能に支障をきたします。他にも「メッセージ」はそれ自体が携帯電話として重要な機能であるため、それが損なわれると致命的なことから削除ができない仕様になっています。
気になるのは「Game Center」や「株価」が消せない理由ですが、「Game center」はAppleの大きな収入源であるゲームアプリ制作会社との繋がりを強固にしたり、情報収集に役立てたりしているようです。「株価」が標準アプリとなっている理由は…謎です。

2.コントロールセンターの大幅設定変更

個人的にかなり大きいと思われる仕様変更がコントロールセンターの設定変更です!今まではできなかったコントロールセンター内にあるWi-FiやBluetooth、カメラといったアイコンの位置が変えられるほか、それ以外のアイコンに差し替えることができるので、個人に合わせた設定に変更することができます。
さらに6Sや6S Plusといった機種に採用されている3D touchにも対応します!
つまり、次回のiPhone7でも3D touchが採用されるということでもあり、現状3D touchをあまり使っていないユーザーも多いようですが、iOS10になることでこの機能を使うことが増えるかもしれません。これらの大幅な設定変更が入ることで、今まで以上にスマートにiPhoneを使えるようになります!

3.ロック画面の改善

こちらも大きな設定変更になるのですが、ロック画面の操作性がかなり変わります。まずスリープ状態の解除ですが、iPhoneを持ち上げるだけで解除されるようになります。今まではスリープボタンやホームボタンを押してスリープモードを解除していたのですが、iPhoneを操作する時にまず行う「持ち上げる」という動作でスリープ解除するというスマートっぷり。持ち上げたあとにTouch ID認証を行えば今まで以上にスムーズかつスマートにiPhoneをとりまわすことができます。
そして通知からの操作性が向上するようです。今までは通知が来てもロック解除してからでなければ操作できなかったので、煩わしい思いをしている人も多いのではないでしょうか?新しいOSからは通知をフリックすると即座に操作画面へ移行できます。メッセージに対してもロック解除を行わずそのまま返信まで行えます。おそらく、その他の通知についてもロック解除を必要とせず簡易操作ができるようになるはずです。ここでひとつ気になるのがセキュリティーの問題です。「ゲス&ベッキー問題」で話題になったLINEのトーク履歴の盗み見が今より容易にできるようになってしまうかもしれません。iOS10がリリースされた直後にTwitterなどのタイムラインに浮気の証拠をつかんだ人々の呟き等が溢れかえるかもしれませんね…。恐ろしい…。でもきっと通知からの操作について設定できるはずなので、心にやましいことがある人は、アップロード後にすぐに確認した方が良いかもしれませんね。
この秋には浮気を疑う人がパートナーのiPhoneをまさぐる姿が増えるかもしれませんね。

4.マップアプリの進化

標準装備されているマップアプリもOSのアップデートに伴い大幅な進化を遂げるようです。ただ地図を表示し道案内をするだけにとどまらず、カレンダーと連動させることで、スケジュールに合わせて何時にどこへ行くべきかを指示してくれるそうです。そのときに、どのルートを通るのが最も良いのかという提案までしてくれる超親切機能を搭載するようです。カーナビが出現してからというもの、地図を見ることができない人が増えたようですが、このスーパー親切設計となるマップアプリの登場で、自分一人では目的地に到着できなくなるダメ人間が量産されてしまうかもしれませんね…。そしてiPhoneに依存しないと何一つできなくなり、結果として永続的にiPhoneを使わざるをえなくする…。Appleの戦略恐るべしです…。

今回もあるか?初期不具合

iOSのアップデートにつきものなのが初期不具合です。最近では強制的にアクティベーションロックがかかってしまったり、非正規店で修理した端末が強制的に使えなくなるエラー53問題など、深刻なエラーも散見されます。一番良い方法としては、【とりあえず1か月はアップデートせずに様子を見る】です。だいたい初期不具合が見られてからAppleは2週間程度で対応を行っていることが多いです。アップデート直後は、ユーザーを使って行う大規模な初期テストなので、そこはアップデートせずにやり過ごします。そしてAppleが初期対応を行い、そこからさらに2週間ほどして問題がYahoo!ニュースやTwitter上のタイムラインに流れてこなければアップデートするのがおススメです。それと併せて、何があっても良いようにアップデート前にバックアップをとっておきましょう。

まとめ

iOS10は2016年の秋にiPhone7を見据えてリリースされる予定です。標準アプリの削除ができるという情報が流れていましたが、どうやら誤報のようです。コントロールセンターとロック画面は今までと大きく変わる模様です。特に3D Touchの活用の幅が広がるようなので、6Sの利便性が上がりそうですね。マップ等の標準アプリもパワーアップすることで、人が自分自身の力で目的へのルートを考えたり、時間を逆算したりするということがさらに減っていきそうです。iPhoneの機能が高まれば高まるほど、人間の機能が低下していくのかもしれません。今回取り上げた以外の機能も大幅に向上されるようなので、随時更新できたらと思います。

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