<5/20追記アリ>Apple Musicを使うのちょっと待って!iTunesで音楽が勝手に削除されるバグ発生中!

AppleMusicの利用でiTunesの音楽データが消失!対処策も紹介します!

※5/20追記アリ
Apple Musicを利用しているとiTunesに記録されている音楽データが消えるという不具合に対して、AppleはiTunesの最新版のリリースで問題解決を図りました。しかし、今後の役に立つと思いますので、後半のiTunesのバックアップに関する項目は参照してもらえると嬉しいです。

こんにちは!ライターのソラです。iPhoneユーザーの多くはiTunesを使って音楽データを管理していると思います。通勤・通学中に音楽を聴いて癒され、頑張る人も多くいると思いますが、
そんな大切な音楽データがApple Musicを使用すると消えてしまうバグが報告され、Appleもこのバグを認めました。
この記事ではその内容と、音楽データが消えてしまう前にやっておくべき対処方法をご紹介します。

Apple Musicとは

Apple MusicはAppleが2015年7月から提供している有料音楽配信サービスです。月額980円で「Apple Musicライブラリ」というAppleがオンライン上に公開している30,000,000曲以上もの音楽が聴き放題となります。月額料金を1,480円のファミリープランもあり、こっちはiCloudのファミリー共有を利用して最大6人まで同時にサービス利用が可能なため、家族全体で利用するのに便利なプランとなっています。音楽データをiPhoneにダウンロードすることでオフラインでも聴くことが可能なので、音楽データのやりとりで通信制限が発生することを抑えることもできます。

音楽が勝手に削除される問題発生

非常に便利な音楽ツールとして登場したApple Musicですが、今回このApple Musicを利用することで、CD等からiTunesへ取り込んだ音楽データが勝手に削除されてしまうという事例が多く報告されたのです。中には、iTunesのバージョンを12.3.3.17にアップデートしたところ、4,000以上あった音楽データが全て消去されていたという深刻な問題も発生しています。

このような事態を受けてApple製品のニュースサイトであるiMoreがAppleの広報担当から得たコメントを掲載しました。Appleは「一部のユーザーからPCに保存していた音楽ファイルが許可なく削除されてしまうという報告があります。音楽はAppleの顧客にとって重要なコンテンツであると認識しており、Appleのチームは早急に問題の対処にあたっています。Apple側では同じ現象を再現できておりませんが、翌週までに対策を含むアップデートを提供する予定です」とコメントしています。
※コメント掲載2016年5月13日。

 

 

Appleは同じ問題が発生した場合にはApple Careまで連絡するよう求めており、Appleではバグ発生の再現性もとれていないことから、バグの根本的な原因については不明なままとなっているようです。

ほとんどのiPhoneユーザーはiTunesで音楽データを管理しています。
音楽データが削除されてしまうという致命的なバグが解消するまでは、Apple Musicの利用は控えた方が良いでしょう。

音楽データが消えてしまう前にバックアップをとろう!

この致命的なバグについて根本的な解消方法は残念ながらありません。今現在、Apple Musicを使っているiPhoneユーザーは、音楽のデータ消滅の危機にガタガタ震えながら利用することになってしまいます。そんな恐怖にさらされながらApple Musicを利用しているiPhoneユーザーのために、現時点でできる対応策に「ミュージックライブラリのバックアップ」があります。

【バックアップの手順】
iTunesを起動し、ツールバーの中にある「編集」→「設定」の順にクリックします。
詳細環境設定が新しいウィンドウで出てくるので、「詳細」のタブをクリックし、「iTunes Mediaフォルダーを整理」、「ライブラリの追加時にファイルを[iTunes Media]フォルダーにコピーする」の両方にチェックが入っているかを確認します。チェックが入っていなければクリックでチェックを入れ、「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。
「ファイル」→「ライブラリ」→「ライブラリを整理」の順にクリックしてライブラリを整理の新しいウィンドウを表示させます。
「ファイルを結合」にチェックを入れ「OK」をクリックします。
これでiTunesのバックアップ処理は完了です。音楽データは「iTunes Media」というフォルダーになっています。Macであれば「Finder > [ユーザー名] > ミュージック」の中にあるはずです。Windowsの場合は「\ユーザー \[ユーザー名] \ミュージック」の中にあります。
バックアップしたiTunes Mediaは移動可能なデータになっているので、外付けHDD等に入れておきましょう。

【バックアップからの復元手順】
外付けHDDからPCにデータを復元する場合は、iTunes Mediaのフォルダーを元あったフォルダーの位置にドラッグします。その後、Macなら[option]キーを、Windowsなら[Shift]キーを押しながらiTunesを開くと、iTunesのライブラリを選択するよう新しいウィンドウが表示されるので、先ほどドラッグで移動させたiTunesのフォルダーを選択します。
iTunesフォルダー内にある「iTunes Library.itl」のファイルを選択すると復元が始まります。
この手順を踏めば、万が一データが消えてしまったときに復元することができます。
※データが消えたあとにこの手順を行ってもダメなので気をつけましょう!

まとめ

Apple Musicを利用しているとiTunesで保存してある音楽データが勝手に削除されてしまう深刻なバグがあり、Appleもそれを認めました。現状明確な解決方法や問題の回避策がありません。唯一の方法として、iTunes Mediaでバックアップをとり、音楽データが勝手に消えてしまった場合に復旧できるようにしておきましょう。iTunesのバックアップは万が一のデータ消失やPCの移行の際にも活用できるので、時間があるときにやっておくと良いかもしれません。

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