こんな修理店には注意!失敗しない修理店の選び方とは!?

失敗しない修理業者の選び方

著者は複数の非正規iPhone修理店を利用したことのある、いわゆるユーザー側の人間(むしろヘビーユーザー)であります。どこも一緒だろうと思っていましたが、私の実体験や複数の修理業者の取材を通じて「優良店」と「そうではない店」がある事が分かりました。

ホームページだけ見ても優良な修理店かどうかは分からないのが現状です。皆良い事ばかり書きますからね(笑)。正直なところ優良店というのは技術や修理時間、修理金額・接客対応のトータル面で判断されます。つまり「修理を依頼した本人が満足出来たお店」という事になります。

こうなってくると主観的な話になってしまいますので、このコラムにつきましては優良店を探すというより、「失敗しない修理店選び」について書いていきたいと思います。

修理金額が安すぎる修理店には注意しろ!

修理金額が安すぎる修理店には注意

修理価格を決定するにあたって、パーツの仕入れ金額を無視する訳にはいきません。一般的にパーツに関しては「品質」と「価格」が比例しますが、「じゃあ高い修理金額を設定している業者は絶対に優良のパーツを使っているのか?」と言われれば答えはNOです。最近では、そんなに高い修理店自体が無くなってきました。修理店が増えてくると、ある程度は価格でも周りに合わせないと集客できませんからね。

ただ修理金額が安すぎる業者にはご注意下さい。私も一度経験がありますが、修理後すぐ壊れてしまいました。またサポート・接客も最悪。こんなブログを発見しましたので、良かったらご参考下さい。
iPhoneのガラスが割れた!非公式ショップで修理したレビュー!

上記のブログは某格安店で修理に行った方の話で、あとあと大変な事になった事が綴られています。私も同じような経験がありますが、上記ブログに詳しく書いてあるので割愛します。ただブログの終盤に「AppleCare+に絶対入るべし!」と書いてありますが、私は必ずしもそうだとは思いません。良い修理店を選択したらトラブルは未然に防げています。つまり、全ては修理店選びを失敗した事が原因です。

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修理でよくあるお金のトラブル

修理でよくあるお金のトラブル

お店によってはホームページの表記金額と実際の修理金額が異なる場合があります。財布の中にホームページの金額分しか用意していなかったら大変ですよね。
さて、これはどういった事なのでしょうか。簡単に説明していきたいと思います。

修理料金に作業費が含まれていない

作業費込の修理店作業費別の修理店と二種類あります。作業費を別に取っている業者はホームページに記載してある安い金額でお客様を呼び寄せ、来店時に「作業費」がかかる旨を説明します。ホームページをよく読めば書いてあるケースが多いですが、なかなか気づきにくいので、修理に行く前に要チェックです。

チェックポイント

最近は作業費別の修理店は減ってきましたが、たまに見かけます。明らかに金額が安い修理店は作業費が含まれているか否かを確認しましょう!

ガラス割れと液晶不良の価格差が大きすぎる

「ガラス割れ」と「液晶不良」で金額が異なるお店をよく見かけます。実はコレ修理内容は全く同じです。なのに、なぜ修理金額が異なるのかというと、実はガラスが壊れて液晶だけが生きていた場合は、「パネルの買取」や「リユース」として使えるからなんですね。液晶まで壊れてしまった場合は、使い道がないため、ガラス割れに比べて金額が高いという事でした。

チェックポイント

上記理由によりガラス割れより液晶不良が高くなるのは納得できます。しかし「液晶不良」が高すぎる店舗は止めた方が無難です。少しの傷でもすべて「液晶不良」扱いにして高値で修理させるつもりかもしれません。

アプリ割引した後の金額が表記されている

最近は減ってきましたが、アプリをダウンロードさせて値引きサービスを展開するお店があります。簡単に言うと有料アプリ等を複数インストールする事によって、アプリ側からキックバックを貰えるので、修理料金をお値引きするといったやり方です。ドコモやソフトバンク等のキャリアもやっているサービスなので、サービス自体を否定する訳ではありませんが、値引き率が高すぎるのは少し異常ですよね。

チェックポイント

アプリの割引によるクレームは結構多いです。例えば、何ヶ月か継続しないといけないアプリの場合、解約を忘れてしまったら余計高くつく可能性があります。「実質いくらお得になるのか」を計画的に考えましょう。「手間」・「実質の値引き額」・「解約忘れのリスク」を想定すると、個人的にはアプリによる割引はお得感はないと思っています。

低品質パーツですぐに不具合発生

修理に使うパーツの品質が低いためにトラブルを引き起こすことがあります。例えば、iPhoneの画面交換の修理後に「液晶の色味が不自然」や「タッチ操作の反応が鈍い」、バッテリー交換の修理後に「頻繁に電源が切れる」や「交換後にすぐに膨張する」などといったトラブルがあります。結果として短期間で再度故障するリスクが高まり、再度修理しないといけない状況になります。

チェックポイント

iPhoneを修理する際には、単に価格が安いからという理由だけで業者を選ぶのではなく、品質や信頼性を重視しましょう。その方が長期的に見たときに安いコストで済みます。

修理に出す前にチェックするポイント

修理に出す前にチェックするポイント

先ほどはトラブルについて簡単に紹介しました。では実際に修理依頼に出す前にチェックするポイントを紹介したいと思います。

これらのポイントをチェックするだけで、修理トラブルを防ぐことが出来ます。

修理はすぐできるか?(すぐ終わるか?)

「おおよその修理時間はどれくらいか?予約が必要かどうか?」をチェックしましょう。修理内容によって修理時間が大きく変わります。

例えばよくあるパネル交換やバッテリー交換はそこまで時間がかかりませんが、水没修理などは数時間かかります。あらかじめ修理時間を把握しておくとタイムスケジュール的にも安心して修理依頼できます。

注意ポイント

予約専門のお店の場合、いきなり行くとお店が閉まっている場合がありますので、注意しましょう。

必要な修理がその店でできるか?

iPhone修理店は画面交換とバッテリー交換が修理項目の8割くらいを占めます。修理店によっては人気メニュー以外は対応していないかもしれませんので注意が必要です。逆に需要の多いフロントパネル交換・バッテリー交換は全ての店舗で対応しているでしょう。

注意ポイント

「充電ができない」「スピーカーが聞こえない」「電源が起動しない」などの故障の場合は対応していないかもしれません。事前に電話で故障内容を正確に説明しましょう。

修理金額が作業費込の金額かどうか?

前述で述べた作業費の有無(損傷が激しい場合、別途作業費を請求する店舗もあります)について確認しましょう。トータルの修理金額を把握しておくことでトラブルを防ぐことが出来ます。

注意ポイント

ホームページに掲載している価格と実際の価格が違う修理店もあります。メールや電話で見積りをしてから修理業者に行くようにしましょう。

保証はついているか?

精密機器には初期不良が付き物です。ほとんどの修理店では保証が付いていると思いますが、念のため確認しておきましょう。また保証が付いている場合は、保証期間・保証内容をしっかりと確認しましょう。修理後の動作確認時に問題が無くても、数日で不具合が出る可能性がありますが、その場合でも保証が効くのかは重要です。

注意ポイント

修理後に落下させて壊してしまった場合など、お客様自身が故障させてしまった場合、保証対象外となる可能性が高いので注意しましょう。あくまでも修理した際のパーツの初期不良という意味での保証と認識しておきましょう。

チェーン展開しているかどうか?

チェーン展開をしている業者が必ずしも優良店舗とは判断できませんが、トータルの修理件数が多いので技術的な面や金額に信頼性があるので、業者選びの目安になります。

一言メモ>

FC本部のサポートがしっかりしている場合は、店舗の修理研修も行っています。その場合は安定した技術を備えていることが多いです。

修理の出し方は選べるか?

都合により修理に持ち込む時間が無い人もいるかと思います。配送修理や出張修理は対応可能か?その際の費用や修理時間の確認をしましょう。

一言メモ

配送修理の場合は梱包や配送中に故障する可能性があります。その場合は故障の原因の特定が非常に困難なため、トラブルになる可能性があります。また出張修理の場合は別途出張費を取られるケースが多いです。注意しましょう。

総務省登録修理業者なのか?

総務省登録修理業者とは、厳しい審査基準をクリアした、高度な技術力、適切な設備を備え、信頼できると総務省に認定された業者です。総務省のお墨付きがあるので、安心して修理を任せることが可能です。

一言メモ

総務省の認可を持っている業者の場合は安心感が違います。必ずしも登録業者のみが良いという訳ではありませんが、一つの指標となるでしょう。

最新機種まで対応しているか?

修理店のチェックポイントとして最新機種まで対応しているかどうかは技術力を知るために良い判断基準になります。新しい機種になればなるほど、修理難易度が高くなるケースが多いため、技術力の乏しいお店は一定の機種からアップデート出来ていません。

一言メモ

新機種であればあるほどパーツ代が高かったり、仕入金額が変わる頻度が高いため、あえて「要問い合わせ」と記載しているお店もあります。念のため電話で修理対応しているか確認してみましょう。

実店舗で営業しているか?

出張専門やイベントブースでの修理、あるいはマンションの一室で営む小規模な修理業者があります。すべてではありませんが、保証や再修理の対応が困難な場合があるため、注意が必要です。特に、マンションの一室で営業している場合、急な引越し等で連絡が取れなくなるリスクもあります。

一言メモ

大手企業と比較して資本や保証で劣るので閉店の可能性も高くなります。閉店した際に保証を引き継いでくれるグループ店がないのも不安要素の一つです。

まとめ

AppleやAppleの正規店に修理を依頼するか、修理業者で即日修理を依頼するかは、ユーザーの自己責任となります。もしも即日修理店舗を利用する場合の話ですが、通常は修理前に「iPhoneの状態・現状の動作確認・修理同意書」などの説明を経て、作業開始になるはずです。そして修理完了後には、修理個所及び修理後の動作確認の後、引き渡しになるはずです。

動作の確認や修理同意書などが無いお店は正直オススメできません。ご注意下さい。

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