AirPods Pro登場!従来モデルとの違いは?iPhoneユーザーが気をつけること

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2019年11月2日に発売されたAirPodsシリーズの最新作「AirPods Pro」。各所で話題を集めており、従来のBluetoothイヤホンとは一線を画す完成度の高い製品となっています。
しかし、「これまでのAirPodsと大して変わらないのでは?」と考え、いまいち従来モデルとの違いがよく分からないという人も少なくありません。そこで今回は、AirPods Proの基本的な概要はもちろん、従来モデルとは何が変わったのかを詳しく紹介していきましょう。
AirPodsとAirPods Proのスペック比較
まずは従来のAirPodsと今回新たに登場したAirPods Proを比較していきましょう。
AirPods Pro | AirPods | |
---|---|---|
本体サイズ | 30.9×21.8×24mm | 40.5×16.5×18mm |
本体重量 | 5.4g | 4g |
ケースのサイズ | 45.2×60.6×21.7mm | 53.5×44.3×21.3mm |
ケースの重量 | 45.6g | 40g |
イヤホンタイプ | カナル型 | インナーイヤー型 |
連続再生時間 | 4.5時間 | 5時間 |
耐汗耐水性能 | あり | なし |
ノイズキャンセリング | あり | なし |
ワイヤレスチャージャー | 付属 | オプション |
価格 | 27,800円 | 17,800円 (ワイヤレスチャージャーセットの場合は22,800円) |
AirPods Proと従来のAirPodsを比較してみると、まずは一目見てインナーイヤー型からカナル型に変更されたことが分かります。カナル型になったことでイヤーチップでサイズ調整が可能になり、あらゆる人の耳にぴったりとフィットするイヤホンに仕上がっています。また、耐汗耐水仕様となってことによって、汗や水分を気にせず運動をしながら音楽を楽しむことができるのも嬉しいポイント。
ノイズキャンセリング機能の追加やワイヤレスチャージャーの標準搭載も加わり、価格は大幅に上昇したものの極めて完成度の高いイヤホンとなっています。
AirPods Proで加わった新たなコントロール方法
これまでのAirPodsは本体をダブルタップして再生、スキップしたり、電話に出るというコントロールしかできませんでした。しかし、AirPods Proではコントロールできるメニューが大幅に増加しています。
1回タップ | 再生 一時停止 電話応答 |
---|---|
2回タップ | 次の曲へ進む |
3回タップ | 前の曲へ戻る |
「Hey Siri」と話しかける | Siriを起動 |
軸部分を長押し | ノイズキャンセリング機能のON/OFF 外部音取り込みのON/OFF |
特に外部音取り込みモードとノイズキャンセリング機能の搭載によって、屋外でも安全にイヤホンを使用し音楽を楽しむことができるようになりました。
従来のインナーイヤー型のAirPodsに比べてカナル型のAirPods Proは遮音性に優れていますが、外部からの音が聞き取りづらくなることで交通事故に遭うリスクも高くなります。騒音が大きく発生する環境においてもAirPods Proは快適に利用できる製品といえるのではないでしょうか。
もちろんiPhoneとの連携も簡単で、AirPods Proの電源が入っていればiPhone上にペアリングの表示が出てくるため「接続」をタップするだけですぐに利用できます。
AirPods Proがこだわった音質
AirPods Proは従来のAirPodsに比べて格段に音質も向上しており、さまざまなこだわりが感じられます。これまでのAirPodsはどちらかといえばiPhoneに付属しているイヤホンがワイヤレスに変わっただけという印象を持っていた人も多いと思いますが、今回のモデルでは随所に音質を向上させるためのテクノロジーが採用されています。
たとえば「アダプティブイコライゼーション」という機能は、人によって異なる耳の形状に合わせて自動的に音質をカスタマイズ。音楽がもっている本来の音を忠実に再現し、豊かで奥行きのある音質を楽しめます。
多くのイヤホンが苦手としている低音の音質も、専用に開発された低音用スピーカーによって力強い音質を実現。内蔵されたハイダイナミックレンジアンプと、H1チップによって音のレベルを自動的に最適化する技術も採用されています。
特にAirPods Proの音質のカギを握っているのはH1チップの存在で、これにはAppleが培ってきたオーディオ技術の粋が結集されています。ノイズキャンセリングのレスポンスの高さはそれを象徴しているといえるでしょう。そもそもノイズキャンセリングとは、周囲の雑音を拾い、その音と逆の周波数の音(逆位相)を出すことによって人間の耳に雑音を聞こえなくするという技術です。
しかし、この「雑音を拾って逆位相の音を出す」という処理を素早く行わないと誤差が生じてしまい、うまくノイズキャンセリングが機能しません。 AirPods Proではこの誤差を最小限にするために、10個のオーディオコアを搭載したH1チップを採用。同時に複数のノイズキャンセリング処理を行うことによって、誤差が少なく高度なノイズキャンセリング機能を提供しています。
AirPods Proは装着感も向上
AirPods Proは音質の向上もさることながら、耳に装着した際のフィット感もこれまでにない感覚を実現しています。スペックを見てみると本体重量が1.4gほど重くなっているため、「軽量な従来モデルのほうが良いのでは?」と考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にAirPods Proを装着してみるとカナル型で耳にぴったりとフィットすることもあってか重く感じることはほとんどありません。むしろイヤホンを装着しているというよりはイヤホンが体の一部になったような感覚すら覚えるほどです。
インナーイヤー型のイヤホンは周囲の音が適度に聞こえて安全であるというメリットがある反面、耳からイヤホンが外れやすいというデメリットもありました。有線タイプのイヤホンであれば片方が外れたとしてもイヤホンそのものを落としたり紛失する心配はありませんが、ワイヤレスイヤホンの場合は耳から外れてしまうと手の届かない場所に落下してしまうリスクもあります。
そのような意味でも、耳にぴったりとフィットするカナル型のAirPods Proは安心な設計であるといえるでしょう。
AirPods Proはこんな人におすすめ
ワイヤレスイヤホンを検討するなかで、AirPods Proはどんな人に向いているのでしょうか。今回紹介してきたAirPods Proの特徴とともに、いくつかのケースを考えてみましょう。
iPhoneユーザー
AirPods ProはApple製品ということもあり、当然のことながらiPhoneとの相性は抜群です。シンプルなペアリング操作はもちろんですが、「Hey Siri」と呼びかけるだけでSiriが起動できる点は他のワイヤレスイヤホンとは大きく異なるポイントといえるでしょう。
Apple製品は実際に使ってみることでその快適性や使い心地をより体感できます。AirPods ProはiPhoneとの組み合わせにより、一度使ってしまうと他のワイヤレスイヤホンには戻れないほど上質な使い心地を提供します。
AirPodsを落下させた経験がある人
これまでAirPodsを使用してきた人の中には、不安定な装着感ゆえにイヤホンを落下させたり紛失した経験がある人も多いと思います。特に電車のホームなどで落下させてしまうと、片方だけを再購入しなければならなくなります。
一体感があり耳にフィットするAirPods Proであれば、落下や紛失のリスクも軽減できるためおすすめです。さらには通勤や通学で使用する際にも、万が一満員電車内でAirPodsを落下させてしまうと他の人の足で踏まれて破損してしまうおそれがあるため注意しなければなりません。
音質にこだわりたい人
AirPodsとAirPods Proを比較したとき、価格の安さからAirPodsを選択する人も少なくありません。ワイヤレス充電やノイズキャンセリングといった機能の差はあるものの、たしかに1万円という差は大きく頭を悩ませるところです。
しかし、何よりも音質にこだわりたいのであれば迷わずAirPods Proがおすすめです。
カナル型のため遮音性は抜群であり周囲の雑音にも耐えうる機能を搭載したその実力は、数あるワイヤレスイヤホンのなかでもトップクラスの品質を誇ります。どんな状況のなかでも音楽に集中できる最高の環境を提供してくれます。
スポーツをしながら音楽を聴く人
日々のトレーニングのルーティンとして音楽を聴くという行為を取り入れている人も多いと思いますが、そんな人にもAirPods Proはおすすめです。カナル型でフィット感抜群のAirPods Proは激しい運動にも耐えられ、途中で落下することを心配する必要がありません。また、耐汗仕様のため汗で濡れても故障の心配がないことも大きなポイント。トレーニングの邪魔をすることなく集中できます。
また、ランニングなどの際には外部音取り込み機能を活用することによって周囲の音も把握でき、交通事故を未然に防ぎます。
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価格:30,580円(2019年11月時点)
iPhoneユーザーがAirPods Proを選択する際の注意点
AirPods Proを購入する場合、現在使用しているiPhoneを確認しなければなりません。対応しているのはiPhone SEおよびiPhone6S以降のモデルのみで、iPhone6以前はAirPods Proに対応していません。iPadの場合はiPad Air2以降のモデルが対象となるため、事前に確認しておきましょう。
また、AirPods Proのシステム要件としてiOSおよびiPad OSの最新バージョンがインストールされていることが前提となっているため、古いバージョンのOSとなっている場合はアップデートが必須となります。
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