自分に合っているのはキャリア?格安SIM?

iPhone 機種変更

iPhoneの機種変更はキャリアと格安SIMどちらにしようか悩んだことはありますか?
これまで利用していたiPhoneに別れを告げて、新しいiPhoneをお出迎えしようとしている私も気になっているキャリアと格安SIMについて調べていこうと思います。

キャリアのメリット・デメリット

口元に手をおく男性

前回の記事で直営店と代理店の違いについて取り上げたドコモ・au・ソフトバンクのキャリアモデルのiPhoneを購入して利用する場合のメリット・デメリットは以下になります。

メリット

・各種割引サービス
・快適な通信速度
・保証プラン

 各種割引サービス
iPhoneのキャリアモデルを購入した場合には2年の契約が基本となりますが、その代わりに端末の割引サービスが行われます。
新型モデルが発表されると、各社で新たなプランが提供されていくことも定番になってきています。

快適な通信速度
回線が混雑してしまう時間帯にも安定している通信速度で利用できるのは格安SIMよりもキャリアモデルのiPhoneになります。最近では10GBや20GBなど大容量になっているプランも安価で提供されているので、数年前に比べて速度制限を気にする機会も少なくなりました。

保証プラン
各社でiPhoneを契約する時には、Apple独自の保証プランである1年保証のApple Careや2年保証のAppleCare+がありますが、キャリアごとに独自の保証プランが用意されています。
AppleCareでは対応してもらえないサービスを対応してくれるプラン内容になっていることがほとんどになります。

デメリット

・月額利用料金が高い
・契約期間の縛り

 月額利用料金が高い
安定している通信速度やモバイルデータ通信など利用環境が整っていても、その分費用は格安SIMよりも月額料金が高くなっています。2〜5GBなど小容量プランは特に割高になっているので、格安SIMの倍くらいになっています。
最近ではキャリアにより格安SIMに対抗するような割引サービスも開始されていますがそれでも敵いません。

契約期間の縛り
どのキャリアモデルも2年ごとの更新契約が基本となっています。又、キャリアの割引サービスによっては4年契約となる場合もあります。
更新期間外の途中解約は、契約解除料や残っているiPhone本体の割引無しの代金など、費用が掛かってしまいます。

格安SIMのメリット・デメリット

腕を組む女性

SIMフリーはその名の通り自由に利用できますが、キャリア同様にメリット・デメリットがあります。

メリット

・独自サービス
・月額利用料金が安い
・契約期間

独自サービス
大容量プランやデータの繰り越しサービスなどキャリア同様のサービスだけでなく、各社独自のプランも提供されています。 サービス内容によってはデータ通信容量がカウントされないプランや容量がカウントされないように低速モードに切り替えられるプランなどがよく知られているサービスです。

月額利用料金が安い
キャリアモデルを契約するよりも圧倒的に月額の利用料金が安くなっています。
iPhone本体こそ割引はありませんが、その代わりサービスプランが格安で提供されているのでキャリアと比較すると一目瞭然です。

契約期間
SIMフリーの場合には、キャリアと違って利用期間の縛りはありません。
更新期間を気にする事なく乗り換えられるので今利用している格安SIMよりも月額を抑えることが簡単にできます。

デメリット

・端末代金の割引が無い
・不安定な通信速度
・キャリアメール機能が無い

 端末代金の割引が無い
一部の格安SIMでは契約年数の前提に割引サービスを受けられるプランもあるようですが、端末が指定されている場合の割引になります。

現在利用しているiPhoneが下取り対象の場合には、お近くのApple Storeがその場で下取り額分の割引で新しいデバイスを購入することも可能です。

現在利用しているiPhone 下取り後のiPhoneXRの金額 下取り後のiPhoneXSの金額
iPhone7Plus 実質59,800円(税別) 実質87,800円(税別)
iPhone7 実質66,282円(税別) 実質94,282円(税別)
iPhone6sPlus 実質66,282円(税別) 実質94,282円(税別)
iPhone6s 実質69,986円(税別) 実質97,986円(税別)
iPhone6Plus 実質69,986円(税別) 実質97,986円(税別)
iPhone6 実質72,763円(税別) 実質100,763円(税別)

引用元:https://www.apple.com/jp/trade-in/

不安定な通信速度
大手キャリア回線の一部を借り入れていることで運用しているのが格安SIMになる為、キャリアよりも通信速度が安定することはないでしょう。

キャリアメール機能は無い
大手キャリアを利用していると、@docomo.ne.jo・@ezweb.ne.jp・@softbank.ne.jpのメールアドレスを利用することができますが、格安SIMではキャリアとしてのメールを利用することはできません。
090や080から始まる音声通話は格安SIMによりますが、プランをしっかり認識していないと通話料が割高になる場合もあるので注意しましょう。</ br> 又、LINEのID検索で必要となる年齢認証も行うことが出来ません。

キャリアと格安SIMの向き不向き

メリット・デメリットを認識した上で、キャリアで利用するべきか、格安SIMに乗り換えるべきかを参考にしてみてください。

キャリア向き
・iPhoneを分割やローンで購入したい
・通信速度を重要視する
・キャリア決済を利用している
・年齢認証が必要
・音声時間を一度に長時間利用する

格安SIM向き
・月額料金を抑えたい
・年数契約をしたくない
・端末継続で回線を格安で利用したい
・音声通話が10分以内

格安SIMは新モデル端末を購入して利用する場合には一括購入が基本となってしまう認識も忘れずにいましょう。

一緒に読んでほしい記事
iPhoneのバッテリー交換はどこで?
第2世代AirPodsのメリットデメリット

同じカテゴリー内の記事

Apple、Mac、Macintosh、macOS、Safari、iPhone、iOSの商標およびそのロゴは、「Apple Inc.」の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※iPhone商標は「アイホン株式会社」の登録商標または商標です。 ※iOS商標は「Cisco Systems, Inc.」の登録商標または商標です。
ページ上部へ戻る