auの新料金プランは安い?従来プランと徹底比較!

-1-1・新auピタットプラン
-1-2・auフラットプラン7プラス
-1-3・auデータMAXプラン
-1-4・通話オプション
2.割引サービス・キャンペーン
-2-1・家族割プラス
-2-2・家族割プラススタートキャンペーン
-2-3・auデータMAXスタートキャンペーン
-2-4・通話定額ライトスタートキャンペーン
-2-5・auスマートバリュー
3.新プランと従来プランを比較
-3-1・従来プラン
-3-2・無料通話なしの比較
-3-3・5分無料通話での比較
-3-4・キャンペーン適用時の比較
-3-5・auスマートバリュー適用時の比較
4.どんな人が安くなるのか?
-4-1・家族割プラス適用時の比較
-4-2・5分無料通話・家族割プラス適用時の比較
5.まとめと結論
前回、2019年6月1日より提供開始となるドコモの新プランを解説してきました。。
ドコモの新プランは本当に安い?従来プランと徹底比較!
それを追随する形で、なんとauも2019年6月1日より新プランの提供開始となるのです。
「どこが変わったの?」
と思っている方も多いと思います。それもそのはず、非常に従来プランと似通っているからです。
今回は、新プランの解説と共に従来プランと比較し、「どこが変わったのか?」「安くなったのか?」を解説していきたいと思います。
auの新プラン
画像引用元:au
auは2019年5月13日に以下の新プランを発表しました。
■新プラン
・auフラットプラン7プラス
・auデータMAXプラン
発表された新プランの内、「新auピタットプラン」と「auフラットプラン7プラス」が6月1日より提供開始となり、「auデータMAXプラン」は2019年夏頃に提供開始を予定しています。
「今もピタットプランあるじゃん!」
そうなんです、従来プランでも「auピタットプラン」はあるのですが、新たに提供開始となるプランは「新auピタットプラン」なのです。
それではこの「新auピタットプラン」が従来プランとどう変わったのか、発表された他のプランも含め詳細を見ていきましょう。
新auピタットプラン
プラン名 | データ容量 | 月額利用料金(税別) ※2年定期契約の場合 |
新auピタットプラン | ~7GB | 5,980円 |
~4GB | 4,480円 | |
~1GB | 2,980円 |
この新プランは従来の「auピタットプラン」と同じく、段階定額制となっていますが、5段階定額から3段階定額へ変更されています。従来プランでは20GBが上限となっていましたが7GBに引き下げられています。
auフラットプラン7プラス>
プラン名 | データ容量 | 月額利用料金(税別) ※2年定期契約の場合 |
auフラットプラン7プラス | 7GB | 5,480円 |
従来プランのフラットプランは20GBと30GBの大容量プランがありましたが、初の7GB定額プランとなります。
7GB固定にはなりますが「新auピタットプラン」で上限の7GBに到達した料金よりも安い料金設定となっています。
また、最大の特徴として対象SNSがカウントフリーとなっています。
■対象SNS
「カウントフリーって何!?」
となる方もいると思うので、補足しますと「カウントフリー」とは対照となるサイトやアプリで特定のサービスを利用した際に「データ容量に加えない」つまり「データ容量を消費しない」サービスとなります。
例えば、「Twitter」でのメッセージや画像のやり取りなどデータ容量を消費せずに利用することが可能です。
ただし、Twitterのメッセージで届いたURLからリンクでWEBを閲覧するなどした場合はカウントフリーにはなりません。
SNSのヘビーユーザーにとってはうれしいサービスですね。
auデータMAXプラン
こちらは2019年夏に提供開始予定の新プランになります。
プラン名 | データ容量 | 月額利用料金(税別) ※2年定期契約の場合 |
auデータMAXプラン | 無制限 | 8,980円 |
これまでは最大でも「auフラットプラン30」の月間30GBが最大容量でしたが、なんと「無制限」となっております。
ただし、テザリング、国際ローミング、データシェアでの利用は20GBまでと制限があり、また動画配信など大容量のデータ通信を長時間行う際は通信速度の制限がかかる仕様になっています。自宅のネットやモバイルルーターの代わりにといった使い方は厳しいようです。
大手3キャリアでは、初の無制限プランとなっており、メリットも高いですが値段も割高の設定になっています。しかし、大手キャリアの高速通信で無制限で使えるというのは魅力的なので、大容量を必要としているユーザーにとっては提供開始が待ち遠しいですね。
通話オプション
従来プランでは、各プラン無料通話の違いで「シンプル」「スーパーカケホ」「カケホ」の3つに分かれていましたが、新プランでは通話オプションで無料通話を適用する仕様になりました。
オプション名 | 料金(税別) |
通話定額ライト(5分国内通話無料/回) | 700円 |
通話定額(国内通話無料) | 1,700円 |
ここまで新プランを見てきましたが、新プラン発表と同時に割引サービスやキャンペーンも発表されています。
次はそちらを確認していきましょう。
割引サービス・キャンペーン
発表された割引・キャンペーンは以下になります。
■割引・キャンペーン
・家族割プラス スタートキャンペーン
・auデータMAXスタートキャンペーン
・通話定額ライトスタートキャンペーン
それでは、詳細を見ていきましょう
家族割プラス
同住所にお住いの対象プラン回線数に応じて各回線の月額から割引くサービスとなっています。
回線数 | 割引額(税別) |
1回線 | なし |
2回線 | -500円 |
3回線以上 | -1,000円 |
一つ注意したいのが「同住所にお住いの対象プラン回線」という点です。
他キャリアだと同一グループ内であれば離れた場所に住んでいても割引を受けられることが多いですが、このサービスは同一住所に住んでいることが必須となっているので他キャリアから家族で乗り換える際は注意が必要となります。
また、割引を受けられるのは新プランのみとなりカウント対象となるプランも限られているので、すでにご家族がau回線で利用されている方はどのプランを使っているか確認しましょう。
そしてこの割引は適用開始日は10月1日となっています。
「10月1日!?遅くない!?」
しかし、焦る必要はありません。この適用開始日を補うため次のキャンペーンがあります。
家族割プラススタートキャンペーン
このキャンペーンは6月1日より開始され、新プランにご加入された場合は2019年9月30日までの間、月額より1,000円の割引を受けられるサービスとなります。
家族割プラスが10月1日より適用開始となるので、それまでの間はこちらのキャンペーンで割引されるようです。こちらはご家族で利用が条件ではなく9月30日までの間は一人で利用した場合でも割引が適用されるので、一人での利用をお考えの方は早めに新プランへ加入したほうが良いかもしれませんね。
auデータMAXスタートキャンペーン
「auデータMAXプラン」提供開始から2019年9月30日までの間に「auデータMAXプラン」に申し込むと6か月間1,000円の割引を受けられるキャンペーンとなっています。「auデータMAXプラン」の提供開始が2019年夏なので受付期間が短くなっていますので、「auデータMAXプラン」に興味があるかたは受付期間以内に申し込みしたほうが良いでしょう。
通話定額ライトスタートキャンペーン
「通話定額ライト」に加入すると12か月間、「通話定額ライト」が500円で利用できるキャンペーンとなっています。
短時間の通話を良くされる方にとってはうれしい割引サービスですね。
次に従来からある割引サービスの新プランにおける割引額や適用条件を見ていきましょう。
auスマートバリュー
対象固定通信サービスまたはauから提供されているホームルーターをセットでご利用頂くと携帯電話の月額より割引されるサービスとなっています。こちらのサービスも「家族割プラス」と同じく同一住所であることが必須です。下記は新プランに「auスマートバリュー」を適用した場合の料金となります。
プラン名 | 割引額(税別) | |
auデータMAXプラン | -1,000円 | |
auフラットプラン7プラス | -1,000円 | |
新auピタットプラン | ~7GB | -500円 |
~4GB | -500円 | |
~1GB | なし |
従来の「auピタットプラン」で月間2GB以上利用した場合の割引額が1,000円だったのに対し「新auピタットプラン」だと最大でも500円と引き下げられています。
ここまで紹介した上記の割引はすべて併用可能となっています。「auデータMAXプラン」の場合すべての割引を合計すると-3,000円となり、6か月間は5,980円と安く利用できるので自身がどの割引が適用できるかしっかり確認しましょう。
ここまで新プランと割引サービスを解説してきましたが、どう変わったのか今一ピンと来ていない方もいるかと思うので次に従来プランと比較しながら解説していきたいと思います。
新プランと従来プランを比較
ここから従来プランと比較していくのですが、
「そんなの全部おぼえてねぇよ!!」
とならないために従来プランをおさらいしていきましょう。
従来のプランは無料通話の違いで「シンプル」「スーパーカケホ」「カケホ」の3つに分かれており5段階の段階定額制となっています。
auピタットプラン | シンプル | スーパーカケホ (5分国内通話無料/回) |
カケホ (国内通話無料) |
~1GB | 2,980円 | 3,480円 | 4,480円 |
~2GB | 3,980円 | 4,480円 | 5,480円 |
~3GB | 4,980円 | 5,480円 | 6,480円 |
~5GB | 5,980円 | 6,480円 | 7,480円 |
~20GB | 6,980円 | 7,480円 | 8,480円 |
スーパーカケホまたはカケホの場合はこの金額から1,000円の割引が12か月間受けられるスマホ応援割を受けることができます。 それではこれらをもとに比較していきたいと思います。 まずは、新プランと同条件の「auピタットプラン(シンプル)」で近いデータ容量を比較していきます。
<無料通話なしの場合>
auピタットプラン(シンプル) | 新auピタットプラン | ||
~1GB | 2,980円 | ~1GB | 2,980円 |
~3GB | 4,980円 | ~4GB | 4,480円 |
~5GB | 5,980円 | ~7GB | 5,980円 |
auフラットプラン7プラス (7GB固定) |
5,480円 |
比較してみると1GB未満帯に関しては料金に変動はありませんが、従来プランの3GB未満帯で比較すると500円安くなっています。さらに新プランだと4GBまで利用できるので料金、サービス共に良くなっているのが分かります。
従来プランの5GB未満帯で比較した場合は、料金は変動ありませんが新プランは7GBまで利用可能となっており、サービス面で良くなっています。また、新プランで7GB固定のプランの「auフラットプラン7プラス」にした場合は500円安くなるので、従来プランで毎月3GB以上利用されてる方は「auフラットプラン7プラス」に変更したほうがお得になりますね。
それでは無料通話をつけたプランではどうでしょうか?5分無料通話のプランで比較してみましょう。
<5分国内通話無料の場合>
auピタットプラン(スーパーカケホ) | 新auピタットプラン+通話定額ライト | ||
~1GB | 3,480円 | ~1GB | 3,680円 |
~3GB | 5,480円 | ~4GB | 5,180円 |
~5GB | 6,480円 | ~7GB | 6,680円 |
auフラットプラン7プラス (7GB固定) |
6,180円 |
なんと、無料通話なしのプランだと同額だった1GB未満帯と5GB未満帯で料金が200円高くなっています。
5GB未満帯は新プランだと7GBまで利用できるので200円上がっていてもメリットはありますが、1GB未満帯は完全に同条件なので従来プランのほうがお得です。
新プランは1年間「通話定額ライトスタートキャンペーン」が適用されますが、従来プランも1年間「スマホ応援割」が適用されます。ここからは1GB未満に焦点をあて、割引も含め見ていきます。
<1GB未満キャンペーン適用時>
auピタットプラン(スーパーカケホ) | 新auピタットプラン | ||
~1GB | 3,480円 | ~1GB | 2,980円 |
スマホ応援割 (12ヶ月) |
-1,000円 | 通話定額ライト | 700円 |
通話定額ライトスタート キャンペーン(12ヶ月) |
-200円 | ||
合計 | 2,480円 | 合計 | 3,480円 |
なんと差額がさらに広がってしまいました。1GB未満帯においては同条件で1,000円も新プランのほうが高くなっています。3GB未満帯だと500円、5GB未満帯だと1,000円、新プランのほうが高くなっています。新プランは「家族割プラススタートキャンペーン」があり、ここから1,000円の割引が入りますが、割引期間が2019年9月30日までと短くなっています。
さらには、固定通信サービスとのセット割「auスマートバリュー」を適用させるとさらに差額は広がります。
<1GB未満auスマートバリュー適用時>
auピタットプラン(スーパーカケホ) | 新auピタットプラン+通話定額ライト | ||
~1GB | 3,480円 | ~1GB | 2,980円 |
スマホ応援割 (12ヶ月) |
-1,000円 | 通話定額ライト | 700円 |
通話定額ライトスタート キャンペーン(12ヶ月) |
-200円 | ||
auスマートバリュー | -500円 | auスマートバリュー | なし |
合計 | 1,980円 | 合計 | 3,480円 |
なんと新プランの1GB未満帯は「auスマートバリュー」は適用外となり1,500円も新プランのほうが高くなってしまいました。キャンペーン適用が終了したとしても700円新プランのほうが高くなります。他のデータ容量でも従来プランでの割引額が1,000円なのに対して新プランだと割引額が500円へと引き下がっているのでその差額は広がってしまいます。
「新プランあまりメリット無いじゃん!!」
と思う方は多いでしょう。
では、どういったケースの場合新プランに変更したほうが良いのでしょうか?
次はそれを解説していこうと思います。
どんな人が安くなるのか?
新プランで重要となってくるのが「家族での利用」です。
従来プランでの家族割は家族間の通話が無料となるといったサービスで、新プランのような月額より一定額割引といったサービスではありませんでした。
今回の新プランでは2回線で月額500円の割引、3回線以上で月額1,000円の割引となります。
それでは家族割引を適用させた場合で比較してみましょう。
auピタットプラン(シンプル) | 新auピタットプラン | ||
~1GB | 2,980円 | ~1GB | 2,980円 |
家族割プラス (3回線以上) |
-1,000円 | ||
合計 | 2,980円 | 合計 | 1,980円 |
先ほど従来プランと差額がなかった1GB未満帯でも新プランのほうが1,000円安くなっています。その他のデータ容量でも安くなっていることが分かります。
「auピタットプラン(シンプル)」の場合「スマホ応援割」適用外なので1年間の割引などはありません。
次に先ほど比較して高くなってしまった無料通話付きプランだとどうでしょうか?キャンペーンも含めて比較してみましょう。
auピタットプラン(スーパーカケホ) | 新auピタットプラン | ||
~1GB | 3,480円 | ~1GB | 2,980円 |
通話定額ライト | 700円 | ||
スマホ応援割 (12ヶ月) |
-1,000円 | 通話定額ライトスタート キャンペーン(12ヶ月) |
-200円 |
家族割プラス (3回線以上) |
-1,000円 | ||
合計 | 2,480円 | 合計 | 2,480円 |
従来プランに「スマホ応援割」を適用させた金額と同額になりましたが、「スマホ応援割」は適用期間が12ヶ月間ですが「家族割プラス」は家族が利用している限り永年適用となるため2年間の合計額では新プランのほうが安くなります。
しかし、「auスマートバリュー」が加わると従来プランだと永年月額500円割引となり2年合計金額でも従来プランのほうが安くなるので「auスマートバリュー」適用中の方は注意が必要です。
家族での利用で大半は安くなりますが、安くならないケースもあることが分かりました。家族利用でも2人で利用となるとまた割引額が変わってくるので変更する際はしっかりと確認しましょう。
まとめと結論
auの新プランを解説してきましたが比較するには割引が大きく絡み複雑となっています。
ここでおさらいを兼ねて重要なポイントをまとめてみました。
■重要ポイント
・月間のデータ容量に対しての料金は安くなった。
・従来プランで毎月3GB超える方は「auフラットプラン7プラス」に変更したほうが安い。
・毎月1GB未満で一人で利用する方は高くなるケースが多い
・「auスマートバリュー」の割引額が安くなった
・家族利用すれば安くなるこが多いが回線数で割引は変動する
・家族割プラスを適用するためには同一住所である必要がある
現在、auはさらに前のプランであるデータ定額プランも、2019年8月31日まで受付しており大変複雑になっています。
ドコモの新プランを解説した時もそうでしたが
「変更前に安くなるかしっかり計算しよう!!」
ということです。auは現存しているプランが多いので自身にあったプランを見つけ損しないように計算して変更するようにしましょう。
【地域別】オススメのiPhone修理店ランキング
- 東京 新宿 渋谷 池袋 恵比寿・中目黒 中野 高田馬場 新橋・銀座・有楽町 六本木・赤坂・麻布 上野・御徒町 浅草 秋葉原 蒲田・大森 吉祥寺 立川 町田 八王子 錦糸町 北千住
- 北海道・東北 札幌 仙台 青森・弘前 山形市 盛岡 いわき・郡山・会津
- 関東 横浜 新横浜・港北 桜木町・みなとみらい・関内 武蔵小杉・日吉・綱島 川崎 海老名 柏 千葉 松戸 大宮 浦和 川口 川越・狭山・朝霞 水戸 宇都宮 高崎
- 中部 名古屋 浜松・磐田 静岡 岐阜・大垣 新潟 金沢
- 関西 大阪 梅田 心斎橋 難波(なんば) 天王寺・阿倍野 四条・河原町・烏丸 尼崎・伊丹・川西・宝塚 西宮 三宮・元町 姫路 奈良
- 中国・四国 岡山・倉敷 広島 福山 高松 松山
- 九州・沖縄 博多 天神 小倉 熊本 那覇 沖縄