VRゴーグルはiPhoneでも使える?選び方のコツも紹介

VR(仮想現実)に対応したさまざまなコンテンツが流通し始めていますが、実際にこれまで体験したことのない方も多いのではないでしょうか。VRは従来の一般的な動画コンテンツとは異なり、立体的で豊かな表現を可能にしており、エンタメ業界だけではなくさまざまな分野からも注目されています。
3Dの立体的な映像を楽しむためには、これまで高価な専用の設備やデバイスが必要とされてきましたが、最近ではiPhoneと組み合わせて使用するVRゴーグルも販売され、安価で手軽に楽しむこともできるようになりました。そこで今回の記事では、VRゴーグルの基本的な知識やiPhoneと組み合わせて使用する方法、およびVRゴーグルの選び方についても詳しく解説していきます。
VRゴーグルとは
VRゴーグルとはその名の通り、ゴーグルのように頭部に装着して使用するデバイスです。目を覆うような形状になっており、VRゴーグルを装着すると周囲が見えなくなるため、没入感の高いコンテンツを楽しめる革新的なデバイスといえます。
また、VRゴーグルの最大の魅力は頭の動きに合わせて周囲360°すべてに対応したコンテンツが体験できること。スマートフォンやタブレット、テレビなどの場合はディスプレイにしかコンテンツが表示されませんが、VRゴーグルの場合はまるで仮想空間にいるかのような錯覚に陥るほどリアリティのある体験ができます。
VRゴーグルはiPhoneをはじめとしたスマートフォンの周辺機器としても販売されているほか、ソニーが2016年に発売した「PlayStation VR」の効果もあり、一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
VRゴーグルの種類
VRゴーグルと一口に言っても、実はさまざまな種類が存在します。分類の仕方はさまざまですが、今回は使用するデバイスごとに「PC用」「スマホ用」「スタンドアロン用」の3つのタイプに分けて解説していきましょう。
PC用のVRゴーグル
PCに接続して使用するタイプのVRゴーグルです。VRコンテンツを再生するためにはPC側もある程度のスペックが要求されるため、すべてのPCで利用できるとは限りません。一般的にはVRに対応したゲームをプレイするケースが多く、コントローラーとセットで利用する方が多いです。
スマホ用のVRゴーグルと比較して映像コンテンツの質が高く、極めて高い没入感を得られるのもPC用VRゴーグルの大きなメリットといえるでしょう。しかしその一方で、他のVRゴーグルと比較した場合に本体が高価で、初心者にとっては手が出しにくいことがデメリットとして挙げられます。
スマホ用PCゴーグルでは満足できない方や、PCでプレイするVR対応のゲームを楽しみたいという目的がある方におすすめのタイプといえるでしょう。
スマホ用のVRゴーグル
iPhoneなどのスマホをVRゴーグル本体にセットし、VRコンテンツを楽しむタイプの製品です。スマホで再生するVRコンテンツがある場合、それを再生した状態でVRゴーグルにセットすることで没入感のある映像と音声を楽しむことができます。PC用のVRゴーグルとは異なり、主に動画などのVRコンテンツを楽しむ前提で利用する方が多いです。
スマホ用のVRゴーグルは比較的安価で、安いものでは数千円程度で購入することもできます。VRとはどのようなものなのか試してみたい方や、iPhoneとVRゴーグルを持ち運んで外出先でもVRコンテンツを楽しみたい方にもおすすめです。
一方、PC用のVRゴーグルと比較してみると没入感や映像のリアリティという面では劣ることも確かです。VRコンテンツの質を追求するよりも、利便性やコストを重視する方に最適なVRゴーグルといえるでしょう。
スタンドアロン用のVRゴーグル
スタンドアロンとは「機器単独で使用する」という意味をもち、その名の通りスマホやPCとは連動せず、VRゴーグル単体で機能するタイプのものを指します。コンテンツの再生機能はスマホやPC側で担うVRゴーグルとは異なり、スタンドアロンの場合はVRゴーグル本体にCPUやメモリなどのハードウェアも搭載されています。
他のデバイスが一切不要で、VRゴーグルのみでコンテンツを楽しめるという意味ではシンプルで良いですが、その分本体の重量が重くなったり価格も高価になりがちな側面もあります。
iPhoneと組み合わせて使用するメリット
スマホ用のVRゴーグルを使用してiPhoneと組み合わせて使用する場合、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
コンテンツが豊富
iPhoneに対応したVRコンテンツは極めて種類が豊富で、iPhoneアプリはもちろん、YouTubeなどでもVR対応コンテンツが数多くラインナップされています。iPhone本体だけでもVRコンテンツは再生できますが、やはり従来のディスプレイでは没入感を感じることは難しいもの。
VRゴーグルを使用すれば、iPhoneを手に持つ必要もなく、自分が向いた方向に映像も自動的に切り替わるため、これまでにないリアルな体験が可能になります。
場所を選ばずに楽しめる
PC用のVRゴーグルは映像の品質が高いメリットがある一方で、自宅の中でしか楽しめないというデメリットがあります。しかしiPhoneに対応しているVRゴーグルであれば、出張先や旅行先などでも手軽に楽しめるほか、自宅のなかでも自由な体勢でVRコンテンツを楽しむことができます。
高価なハードウェアを買い換える必要がない
スマホ用のVRゴーグルの場合、VRコンテンツが再生できるiPhoneと、それに対応したVRゴーグルがあればすぐに楽しむことができます。PC用VRゴーグルの場合はスペックの要件を満たしていないとPCを買い換える必要があったり、スタンドアロンタイプのVRゴーグルは本体価格が高価であったりと導入ハードルが高いもの。スマホ用のVRゴーグルは本体価格も極めて安価なため、手軽に利用できます。
VRゴーグルの選び方
実際にVRゴーグルを購入する場合、どのようなポイントに注意して選べば良いのでしょうか。今回はVRゴーグルを選ぶ際に気をつけたい3つのポイントを紹介します。
対応端末
スマホ用VRゴーグルはスマホ本体を装着して使用するため、対応しているスマホを事前に確認しておく必要があります。iPhoneケースのように「iPhone11のみ」「iPhone SEのみ」と個別のサイズが指定されているものではありませんが、ディスプレイサイズや本体の大きさなどに制約があるため注意しましょう。
装着感
VRコンテンツを楽しむ際には、長時間にわたってVRゴーグルを装着しなければなりません。サイズが合わない、本体重量が重く疲れるなど、装着感が悪いとVRゴーグルを使用する頻度も自然と減ってしまうもの。可能であれば実際に店頭で装着してみて、頭部の締め付けがきつくないか、首や目に負担がかからないかなどを確認してみることが重要です。
また、実際に試着する際には必ず手持ちのiPhoneを装着した状態で確認することも忘れないようにしましょう。
メガネをかけたまま使用できるか
普段メガネを装着している方は、メガネを外すことなくVRゴーグルが装着できるかも確認しておきましょう。現在多くのVRゴーグルはメガネをかけたままでも利用できるはずですが、メガネの形状や大きさによってはVRゴーグルと干渉してしまい、利用できない可能性もあります。
iPhoneでVRコンテンツを楽しもう
VRコンテンツを手軽に楽しむためには、iPhoneと組み合わせて使用してみるのがおすすめです。安価なVRゴーグルも多く、特にVRコンテンツを体験したことがない方にとっては新鮮で感動的な経験になることでしょう。新型コロナウイルスの影響もあり、自宅でさまざまなコンテンツを楽しむ機会も増えていると思いますが、ぜひ一度VRコンテンツの魅力にも触れてみてはいかがでしょうか。
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