iOSのアップデートに失敗したら試す3つの方法【リカバリーモードからの脱出】

iOSのアップデートに失敗したら試す3つの方法

どうも!ライターのソラです。
iPhoneを動かすオペレーションシステムである「iOS」ですが、新しい機能が追加された時やセキュリティ強化のたびに新しいバージョンがリリースされます。Appleからは常に最新版へのアップデートが推奨されていますが、初期不具合も見られるので、他にユーザーの反応を見てからアップデートする人も多いのではないでしょうか。

操作事態に問題が無ければバージョンアップすることなく使う人もいますが、アイフォンに不具合が発生したときなど、アプデしなければならないタイミングが出てきます。その時にふとしたきっかけでアップデートを失敗してしまい、iPhoneが使用できなくなるケースが報告されています。

今回はそんなiOSのアップデート失敗のときに取るべき行動について説明します。

アプデ失敗で何が起こる?

まず、アップデートの失敗をしてしまうと、下のような画面になります。
iOS9_iPhone_recoveryこれは「リカバリーモード」という、システムエラーが起きたアイフォンを正常に戻すためのモードです。リカバリーモードに入るためには、【本体の電源を落とした状態で、ホームボタンを押しながらiTunesを起動したパソコンと接続する】という手順を踏まなければいけないのですが、iOSのバージョンアップを失敗してしまう事でも自動的に突入してしまうことがあるのです!
このリカバリーモードは自力で解除することができず、特殊なソフトを使用するか、更新や復元を使って脱出するしかありません。

リカバリーモード脱出の3つの方法

リカバリーモードから抜けるためには大きく3つの方法があります。

1.iTunesを使って「更新」
2.iTunesを使って「復元」
3.サードパーティー制のソフトを使う

どれもPCが無いとできない作業ですので、PCが無い場合は友人等のPCを使わせてもらう必要があります。

脱出方法1:更新

一番平和な解決方法が、iTunesを用いた「更新」での復活です。本体をiTunesが起動したPCとライトニングケーブルで接続すると、「更新または復元を必要としているiPhoneには問題があります」といった警告文の出たウィンドウが開きます。そこで「更新」をクリックすればOK!
アイフォーン更新これでiPhoneのiOSが最新の状態に更新されます。時間としては10~20分程度かかることがあるので、時間に余裕がある時に行うと良いでしょう。
もちろん更新作業中はケーブルを抜いたら絶対だめですよ!
これで復帰すればiOSは最新になり、アイフォンの中のデータは消えずに残っています(´ー)b

脱出方法2:復元≒初期化

次の復活方法は少々過激な「復元」です。
この操作を行うとデータは全て消えます。
消えるけれど「更新」より復活率は高いです。また、バックアップを取ってあるなら、本体が操作できるようになればバックアップからデータを復元できるので問題ありません。もしもバックアップを取っていない場合は残念ながら「復元」できません。復元という名の初期化をすることになります。

復元(初期化)方法は更新とほぼ同じで、「復元」を選択するだけです。これでデータを全て消去されます。アプデ失敗以外にも、多くのシステムエラーがこの方法で直るので、最後の手段として覚えておくと良いでしょう。
アイフォーン復元この最後の手段を使うためにも、バックアップはこまめにとることをお勧めします。

脱出方法3:サードパーティー制のソフトを使う

これはあまりお勧めできないのですが、Appleやキャリア以外でリカバリーモードを脱出できるソフトを作っている会社があります。そこにアクセスしてソフトを取得して復活する方法です。
「iPhone リカバリーモード 脱出」でググるといくつか出てきます。
ただ、Appleが推奨している方法ではないので自己責任で行ってくださいね。
私の友人は「Wondershare」というソフトを使って無事に復帰しましたが、別の友人はリカバリーモードから抜けたものの、リンゴループに陥ってしまいました。両方とも無料体験版を使っていたのですが、無料だから片方が復活できなかったのかは謎です。
【無料で一か八か試してみる】
くらいの感覚で試してみるのが良いかもしれませんね。有料の製品版もあるので、そっちだったら復活率も違うかもしれませんが、有料は試していないので何とも言えませんね…。

奥の手

手もとにPCを用意できない場合はiPhoneの修理を行っている業者に相談するという奥の手があります。しかし、これも確実に復帰するわけでは無く、業者によっては対応してくれない場合があります。ダメもとで相談に行ってみる程度で考えておきましょう。

まとめ

iOSのアップデート失敗や何かのきっかけで「リカバリーモード」に入ってしまうことがあります。iPhoneの画面にiTunesのマークとコネクタの画像が出ていたらリカバリーモードに入ってしまった証です。アイフォン単体で解除することができないのでPCを用意して解除を試すことになります。iTunesを使って「更新」で復帰すればデータは消えませんが、「復元」は初期化なのでデータが全て消えてしまいます。バックアップを取っていない場合はデータが戻らないので、こまめにバックアップを取る癖をつけると良いでしょう。Apple以外の業者が作った復活用ソフトがあるので、それを利用してみるのも手です。どうしてもPCが用意できない場合には修理店にお願いしてみましょう。心優しい修理店なら対応してくれるかもしれません。
東京都内にはiPhone修理店が多いエリアがいくつかあります。修理実績が多いので、業者の中には適切な処置をしてくれるばしょがあるかもしれないので、電話で症状を伝えて対応が可能か確認してみるのも良いかもしれません。

東京都内で修理店が多いエリア
<渋谷>
<新宿>
<池袋>

あわせて読んで欲しい記事

iOS9.3のアップデートで新機能搭載!でもアップデート失敗したらマジでヤバイらしい。
iOSを最新にアップデートする方法【PC編/iPhone編】
【iCloud】バックアップから復元する方法

 

同じカテゴリー内の記事

Apple、Mac、Macintosh、macOS、Safari、iPhone、iOSの商標およびそのロゴは、「Apple Inc.」の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※iPhone商標は「アイホン株式会社」の登録商標または商標です。 ※iOS商標は「Cisco Systems, Inc.」の登録商標または商標です。
ページ上部へ戻る