iPhoneX でFaceIDに不具合対処のヒント

iPhoneX でFaceIDに不具合対処のヒント

iPhoneXに搭載されている新機能の中で、最も画期的で話題になったのが顔認証システムであるFaceIDです。これまでの指紋認証システムにかわる新たなロック解除システムとして非常に注目を集めている機能ですが、上手く顔が認証されなかったり、不具合がでるということがあるようです。

使用しようとした時に、上手く認証されずになかなかロックが解除されないようでは不便ですよね。では不具合が生じた時にはどのように対処すれば良いのでしょうか?

FaceIDはiPhoneX 最大の特徴

iPhoneXは様々な点でこれまでのモデルと大きく変化していますが、なかでも特徴的なのが画面に有機ELを使用しており、液晶自体が非常に大きくなったことです。そのため、これまでiPhoneのトレードマークとも言われていた指紋認証のためのホームボタンがなくなりました。

そこでそれに替わる新たな認証システムとして誕生したのがFaceIDです。セキュリティの高さが求められるものですので、FaceIDに採用されている顔認証システムは、写真などで解除されることがないようにただ顔を認識するだけでなく顔を3Dに登録する事によって立体的に認識をして、精度高く認証する事ができる仕組みになっています。昔映画で見たようなまさに未来のシステムである顔認証システムのFaceIDは、iPhoneXの最大の特徴であり、大きな魅力であると言えます。

上手く顔認証されないことがある!?

画期的な認証システムとして注目されており、精度も非常に高いと言われているFaceIDですが、上手く顔が認証されないということもあります。

実際に使用してみるとマスクをしていたり手で口元を隠したり、寝転がった状態で行うと認証することが出来ません。また、あまり照明のない暗い場所で行うと認証されないこともあります。さらに、FaceIDの機能が一時的に無効化されることがあるということも知っておかなければなりません。

まず、iPhoneXの起動や再起動の直後、ロック解除に過去6日半パスコードが使われず、過去4時間にFaceIDでロックを解除していない時、48時間以上ロックが解除されていない時、遠隔操作でiPhoneXがロックされた時などにも無効になります。こういった時には、認証されていないというよりは機能自体が作動していないので、新たに設定をする必要があります。

不具合がある時の対処法とは

顔が認証できるような状態であるにも関わらず、認証システムが上手く作動しないときには何かしらの不具合が発生している可能性があります。iOS11.2にアップデートすることによって顔認証ができなくなるという不具合も報告されています。こういったときに一番有効な手段はiPhoneXを再起動することです。

まずサイドボタンとボリュームボタンのどちらかを数秒間押し続けます。画面に表示が出てきたら右にスライドをすると電源が切れます。少し経ったら再度、サイドボタンをアップルのロゴが出てくるまで押し続けて電源を入れます。強制再起動をするには、ボリュームを上げるボタンを押してすぐにはなし、音量を下げるボタンを押してすぐに離します。アップルのロゴが出るまでサイドボタンを押し続けると再起動します。

このような手順を踏んで一度再起動をしてみることでほとんどの場合、改善されます。それでも改善が見られない場合には修理が必要となる場合もあります。

おわりに

iPhoneXに新たに搭載された画期的な認証システムであるFaceID。非常に人気と注目を集めていますが、不具合が発生したり上手く認証されなかったりとまだまだ不安要素もあります。

しかし、非常に便利なものであることは間違いありません。万が一不具合が発生した場合にはまず自分で出来ることをしてみて、それでもだめならappleや専門の修理店などで診てもらうことをおすすめします。

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