白ロム・赤ロムとは?中古iPhone購入前に確認したいネットワーク利用制限を解説

中古iPhoneを探していると、「白ロム」「赤ロム」という言葉を見かけることがあります。
特に注意したいのが赤ロムです。
赤ロムとは一般に、携帯電話会社によってネットワーク利用制限がかかり、モバイル通信を利用できなくなった端末を指します。
中古iPhoneを購入するときは「白ロム」と書かれているだけで安心せず、IMEIによるネットワーク利用制限の確認や赤ロム保証、SIMロック、アクティベーションロックまで確認することが重要です。
- 白ロム・赤ロムとは何か
- ネットワーク利用制限がかかる理由
- 「○」「△」「×」の意味
- IMEIの確認方法
- 赤ロムを購入しないためのポイント
- 赤ロム保証とは何か
- SIMロック・アクティベーションロックとの違い
目次
白ロムとは?
白ロムとは一般に、携帯電話会社との回線契約情報が入っていない中古端末を指す言葉として使われています。
以前の携帯電話では「SIMカードが入っていない端末」という意味で説明されることも多くありました。
しかし現在のiPhoneは物理SIMだけでなくeSIMにも対応しており、モデルによってSIMの仕様も異なります。
そのため、中古iPhoneを選ぶ際は「白ロム」という表記だけで判断するのではなく、
- ネットワーク利用制限
- SIMロック
- 利用する通信会社への対応
- アクティベーションロック
などを個別に確認する方が重要です。
赤ロムとは?
赤ロムとは一般に、携帯電話会社によってネットワーク利用制限がかけられた端末を指します。
ネットワーク利用制限がかかる理由は通信事業者の基準によって異なりますが、不正に取得された端末などが対象になる場合があります。
制限された端末では、その携帯電話会社のネットワークを利用した通話やモバイルデータ通信などが利用できなくなる可能性があります。
そのため、中古スマートフォンを購入するときは、端末の外観や価格だけでなくネットワーク利用制限の状態を確認することが重要です。
「○・△・×」は何を意味する?
携帯電話会社が提供するネットワーク利用制限確認ページでは、IMEIを入力することで端末の状態を確認できます。
判定方法は通信事業者によって異なる場合がありますが、中古スマートフォン市場では一般的に次のような表示を目にします。
| 表示 | 一般的な意味 | 購入時の考え方 |
|---|---|---|
| ○ | ネットワーク利用制限の対象ではない | 比較的選びやすい |
| △ | 現時点では利用できるが、今後制限される可能性を否定できない状態など | 保証内容を要確認 |
| × | ネットワーク利用制限中 | 基本的に避ける |
| -など | IMEIが確認システムに登録されていないなど | 理由を確認する |
特に注意したいのが「△」の端末です。
購入時点では通信できても、端末の状況によって後からネットワーク利用制限がかかる可能性があります。
△判定の端末を購入する場合は、販売店がネットワーク利用制限に対する保証を用意しているか確認しましょう。
IMEIでネットワーク利用制限を確認する
ネットワーク利用制限を調べるときに使用するのがIMEIです。
IMEIは携帯電話端末を識別するための番号で、iPhoneでは、
「設定」→「一般」→「情報」
から確認できます。
中古販売店の商品ページにIMEIが掲載されている場合は、購入前に確認できます。
IMEIを確認したら、その端末を販売した通信事業者のネットワーク利用制限確認ページで照会します。
- 商品ページなどでIMEIを確認する
- 販売元の通信事業者を確認する
- 通信事業者のネットワーク利用制限確認ページでIMEIを照会する
- 判定結果と販売店の赤ロム保証を確認する
なお、IMEIは端末固有の識別番号です。自分のiPhoneのIMEIをSNSやWebサイトなどへ不用意に公開するのは避けましょう。
「○」なら将来も絶対に赤ロムにならない?
ネットワーク利用制限が「○」になっていれば、購入時の判断材料として役立ちます。
ただし、中古端末を購入するときは判定結果だけではなく販売店の保証も確認しておくことをおすすめします。
ネットワーク利用制限に関する条件や判定方法は通信事業者によって異なります。
購入後に問題が発生した場合に、
- 返金してもらえるのか
- 同等品と交換してもらえるのか
- 保証期間はあるのか
まで確認しておけば、より安心して購入できます。
赤ロム保証とは?
中古スマートフォン販売店の中には「赤ロム保証」「ネットワーク利用制限保証」などを設けている店舗があります。
購入後にネットワーク利用制限が発生した場合に、店舗の規定に基づいて返金や交換などを受けられる保証です。
ただし、保証内容は販売店によって異なります。
「赤ロム保証あり」と書かれているだけで判断せず、
- 保証期間
- 返金または交換の条件
- △判定の端末も対象になるか
- 必要な付属品・購入証明
などを購入前に確認してください。
赤ロムとSIMロックは別物
混同しやすいのが「赤ロム」と「SIMロック」です。
この2つは意味が異なります。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 赤ロム | ネットワーク利用制限がかけられた端末を指す俗称 |
| SIMロック | 特定の通信事業者の回線に利用を制限する仕組み |
iPhoneのSIMロック状態は、
「設定」→「一般」→「情報」→「SIMロック」
から確認できます。
「SIMロックなし」と表示されていれば、そのiPhoneには通信事業者によるSIMロックがかかっていません。
ただし、「SIMロックなし」だからネットワーク利用制限もない、という意味ではありません。
それぞれ別に確認する必要があります。
アクティベーションロックにも注意
中古iPhoneでは、赤ロムと同じくらい注意したいのがアクティベーションロックです。
アクティベーションロックは「探す」を有効にすると自動的に有効になり、紛失・盗難されたiPhoneを第三者が勝手に再利用しにくくするAppleの仕組みです。
中古iPhoneを起動したとき、
「iPhoneは所有者にロックされています」
と表示された場合は注意してください。
Appleもアクティベーションロックで保護されている中古iPhoneを購入しないよう案内しています。
ネットワーク利用制限が「○」でも、アクティベーションロックが残っていれば正常に引き継げない可能性があります。中古iPhoneでは両方を確認しましょう。
中古iPhoneは「白ロム」という表記だけで選ばない
中古ショップでは現在でも「白ロム」という言葉が使われることがあります。
しかし、購入時に本当に確認したいのは「白ロムと書いてあるか」ではありません。
- IMEIを確認できるか
- ネットワーク利用制限の判定
- 赤ロム保証があるか
- SIMロックの状態
- アクティベーションロックが解除されているか
- 利用予定の通信会社に対応しているか
- バッテリーの状態
- 部品と修理の履歴
- 販売店の返品・保証条件
Appleも中古iPhoneを購入する際には、アクティベーションロック、SIMロック、バッテリー状態、部品と修理の履歴、物理的な損傷などを確認するよう案内しています。
フリマ・オークションで購入するときは特に注意
個人間取引では、販売店と違って独自の赤ロム保証が用意されていない場合があります。
購入前に少なくとも、
- IMEIを教えてもらえるか
- ネットワーク利用制限の判定はどうなっているか
- 端末代金の支払い状況に問題がないか
- アクティベーションロックを解除できるか
- 問題発生時に返品できるか
を確認しましょう。
IMEIの提示を拒否されたり、端末の状態について十分な説明がなかったりする場合は、価格だけで購入を決めない方が安全です。
白ロム・赤ロムに関するよくある質問
白ロムなら安全に使えますか?
「白ロム」という表記だけでは判断できません。
ネットワーク利用制限、SIMロック、アクティベーションロック、利用する通信会社への対応などを確認してください。
赤ロムはWi-Fiなら使えますか?
ネットワーク利用制限は携帯電話会社のモバイルネットワークに関する制限です。
端末自体が正常であればWi-Fi機能まで一律に利用できなくなるという意味ではありません。
ただし、通常のスマートフォンとして利用する目的なら、ネットワーク利用制限が「×」の端末を積極的に購入するメリットはありません。
「△」の中古iPhoneは買っても大丈夫?
購入時点では利用できても、将来的なネットワーク利用制限の可能性を考慮する必要があります。
購入する場合は、販売店の赤ロム保証や返品・交換条件まで確認しましょう。
SIMフリーなら赤ロムになりませんか?
SIMロックとネットワーク利用制限は別の仕組みです。
「SIMロックなし」であっても、それだけを理由にネットワーク利用制限の心配がないとは判断できません。
IMEIはどこで確認できますか?
iPhoneでは「設定」→「一般」→「情報」から確認できます。
中古商品を購入する場合は、販売店の商品ページに掲載されている場合もあります。
白ロム・赤ロムの違いまとめ
中古iPhoneを購入するときは「白ロムだから安心」と判断するのではなく、ネットワーク利用制限を確認することが重要です。
IMEIを使って通信事業者の確認ページで状態を調べ、特に「△」「×」の端末は慎重に判断しましょう。
さらに、
- 赤ロム保証
- SIMロック
- アクティベーションロック
- バッテリー状態
- 部品と修理の履歴
- 販売店の保証・返品条件
まで確認しておくと、中古iPhone購入後のトラブルを避けやすくなります。
中古iPhone選びでは「白ロムかどうか」だけでなく、「購入後も問題なく使える端末なのか」を総合的に確認しましょう。


















