iPhone通話中相手の声が聞こえない時に考えられる原因と対処法

iPhoneで通話をしている際に相手の声が聞こえず、困った経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

かけ直すことで改善することがほとんどですが、かけ直しても改善しない場合、故障、電波、もしくは端末の一時的なエラーが原因で起きています。

今回は通話中に相手の声が聞こえない時に考えられる原因と対処法を解説していきます。

通話中に相手の声が聞こえない原因と対処法

電波状況が悪い

電波が繋がりにくい場所で通話をしていると、通話時に音声が乱れたり、自分の声が相手に届かない、相手の声が聞こえない時があります。

iPhoneの画面右上にある電波マークを確認し、0もしくは1本しか立っていない場合は電波状況が悪く起きている可能性が高いです。

イヤースピーカー部分にゴミが詰まっている

通話の際、iPhone上部にある「イヤースピーカー」から、相手の声が聞こえるしくみですがこのスピーカーを覆っているメッシュ部分にゴミが詰まることにより、通話時に相手の声が聞こえない状態になることがあります。

iPhone上部のメッシュ部分を確認し、ゴミや砂などが詰まっていないかチェックしてみましょう。画面保護フィルムを貼っていて、フィルムにゴミが詰まっている場合、新しいものを貼ることで改善することもあるのでこれを機に交換するのもおすすめです。

Bluetoothイヤホンに接続されている

iPhoneがBluetoothイヤホンやヘッドホンに接続されたまま通話すると、相手の声がイヤホンから聞こえる設定になるため、iPhoneを耳に当てていても聞こえない状態です。

通話時にBluetoothイヤホンが接続されているか確認する方法は以下のとおりです。

「オーディオ」をタップし、「iPhone」という項目を選択すると耳に当てた状態で相手の声が聞こえるようになります。

違う機種の画面保護フィルムを貼っている

なかなかない例ではありますが、サイズが同じでも違う機種の画面保護フィルムを貼っている場合、先ほどお伝えしたイヤースピーカーが塞がれてしまい相手の声が聞こえない症状が起きます。iPhone12シリーズと13シリーズを例に画像付きで解説していきます。

左がiPhone12mini、右がiPhone13miniです。

イヤースピーカーを覆っているメッシュの位置を赤枠で覆ってみました。12miniは端から少しスペースを開けてメッシュがあり、13miniは端と隣合わせでメッシュが配置されています。

このためiPhone12miniに13miniの保護フィルムを貼ってしまうと、メッシュ部分が塞がれてしまい通話時の音が聞こえない状態になります。

他の機種でも共通して起きる原因の為、お手持ちのiPhoneを確認しメッシュの部分が保護フィルムに覆われていないか確認してみてください。

相手の通信状況やマイクの調子が悪い

ここまで自分のiPhoneでの原因と対処法をお伝えしてきましたが、特定の相手との通話時にのみこの症状が起きる場合、相手方の携帯の電波状況やマイクの調子が悪いなどの可能性が高いです。

改善しないときは？

上記の対処法を試しても改善しない場合はiPhoneが故障している可能性が高いため、AppleStoreもしくはiPhoneの修理対応を行っている修理店で相談しましょう。

iPhone通話中相手の声が聞こえない時に考えられる原因と対処法のまとめ

今回は通話中相手の声が聞こえない時に考えられる原因と対処法を解説しました。

基本的に電話をかけ直すことで改善しますが、それでも治らない場合はこの記事を参考に対処法を試してみましょう！