iPhoneで使えるARアプリ9選|ゲーム・計測・天体観測などおすすめを紹介

iPhoneで使えるARアプリ9選

iPhone修理歴7年、iPad修理歴5年のそこそこベテラン。とにかく「分解が趣味」という少し変わった修理マニア。ゲーム機やコントローラーなど様々な分解経験があるが、現在ではApple製品以外は触っていない。iPhoneならほとんどの修理が30分以内に対応可能。iPadもパネルやバッテリー交換なら1時間もあれば対応可能。7年間の修理経験を経た知識を元にiPhone大学の監修スタート。

iPhoneでは、カメラを通して現実の風景にキャラクターや情報、3Dオブジェクトなどを重ねて表示するAR(拡張現実)を手軽に体験できます。

ARというとゲームのイメージが強いかもしれませんが、現在では天体観測、雨雲確認、部屋の計測、3Dスキャン、インテリア設計など、実用的なアプリにも幅広く活用されています。

専用のゴーグルなどを用意する必要はなく、対応するiPhoneとアプリがあれば利用できるのもARの魅力です。

この記事では、ARの基本的な仕組みやVRとの違い、iPhoneで使えるおすすめARアプリ9選を紹介します。

AR(拡張現実)とは?

AR(拡張現実)とは

ARとは「Augmented Reality」の略称で、日本語では「拡張現実」と呼ばれます。

簡単にいうと、現実世界の映像にデジタル情報や3Dオブジェクトを重ねて表示する技術です。

たとえばiPhoneのカメラを部屋に向けたとき、実際には存在しない家具やキャラクターを画面上に配置したり、夜空にiPhoneを向けて星座名を表示したりできます。

現実の風景をベースに情報を付け加えることから「現実を拡張する技術」と呼ばれています。

ARとVRの違い

ARと混同されやすい技術にVR(Virtual Reality/仮想現実)があります。

両者の大きな違いは、現実世界をベースにするかどうかです。

技術 特徴
AR 現実の風景にデジタル情報や3D映像を重ねて表示する
VR 周囲を仮想空間に置き換えて没入感のある体験を提供する

たとえば、現実の公園にポケモンを表示するPokémon GOはARの代表例です。

一方、ヘッドセットを装着して仮想空間そのものへ入り込むゲームなどはVRに分類されます。

ARとVRの違い

ARは「現実+デジタル」、VRは「仮想世界そのもの」と覚えると分かりやすいでしょう。

iPhoneでARを利用できる仕組み

iPhoneではAppleが提供するARKitなどの技術によって、カメラ映像や端末の動き、周囲の空間を認識しながらARコンテンツを表示できます。

さらに一部のProモデルにはLiDARスキャナが搭載されており、周囲の物体までの距離や空間をより精密に把握できます。

これにより、

  • 部屋の寸法を測る
  • 家具を仮想配置する
  • 空間を3Dスキャンする
  • 現実世界に3Dモデルを配置する

といった使い方が可能です。

ただし、利用できるAR機能はiPhoneの機種やiOS、アプリによって異なります。

アプリをインストールする際は、App Storeに記載されている対応OSや対応機種を確認しておきましょう。

iPhoneで使えるおすすめARアプリ9選

iPhone向けにはさまざまなARアプリが提供されています。

今回は、ゲームだけでなく天体観測・天気・3Dスキャン・仕事・エンターテインメントまで幅広い用途から9アプリを紹介します。

1.Pokémon GO

Pokémon GO

ARゲームの代表格ともいえるのがPokémon GOです。

現実世界の地図と位置情報を利用しながら街を歩き、さまざまなポケモンを探して捕まえたり、バトルしたりできます。

AR機能を利用すると、iPhoneのカメラに映っている現実の風景にポケモンを表示することも可能です。

公園や自宅など、普段見慣れている場所にポケモンが現れるため、一般的なゲームとは異なる体験を楽しめます。

おすすめの人

ARゲームを初めて体験したい方や、散歩をしながらゲームを楽しみたい方におすすめです。

2.ドラゴンクエストウォーク

ドラゴンクエストウォーク

ドラゴンクエストウォークは、現実世界を歩きながら楽しめる位置情報RPGです。

実際にユーザーが移動するとゲーム内のキャラクターも移動し、モンスターとの戦闘や目的地までの冒険を楽しめます。

いわゆる位置情報ゲームとしての要素が中心ですが、現実世界とゲーム世界を組み合わせて楽しめるのが大きな魅力です。

普段の通勤・通学やウォーキングをゲーム感覚で楽しみたい方に向いています。

3.アメミル

アメミル

アメミルは、雨雲や降雨情報をARなどで確認できる気象アプリです。

一般的な雨雲レーダーでは地図上に雨雲が表示されますが、アメミルではARモードを利用することで、カメラを通した風景に雨の情報を重ねて確認できます。

「これからどちらの方向から雨雲が近づいてくるのか」といった情報を直感的に把握しやすいのが特徴です。

おすすめの人

急な雨やゲリラ豪雨に備えたい方、アウトドアやレジャーを楽しむ機会が多い方におすすめです。

4.Night Sky

Night Skyは、iPhoneを夜空へ向けることで星や惑星、星座、人工衛星などを確認できる天体観測アプリです。

「目の前に見えている明るい星は何だろう?」というときにiPhoneを向けるだけで、天体の情報を確認できます。

AR機能を使って惑星や星座などを現実空間に表示することもできるため、天文学の学習にも活用できます。

本格的な天体望遠鏡を持っていない方でも、iPhoneだけで気軽に星空観察を始められるのが魅力です。

おすすめの人

天体観測初心者や、子どもと一緒に星座について学びたい方におすすめです。

5.スカイ・ガイド

スカイ・ガイド

スカイ・ガイドも、iPhoneを空へ向けるだけで星や星座、惑星などを確認できる天体観測アプリです。

画面上に星座などの情報が重ねて表示されるため、どの方向にどの天体があるのかを直感的に把握できます。

Night Skyと同じ天体観測系ですが、インターフェースや搭載機能には違いがあるため、実際に使って比較してみても良いでしょう。

一言メモ

天体観測アプリは、GPS・方位センサー・ARを組み合わせたiPhoneならではの活用例です。

6.Polycam

Polycam

Polycamは、iPhoneのカメラなどを利用して現実の物体や空間を3Dデータとして取り込めるアプリです。

対応するiPhoneではLiDARを活用したスキャンにも対応しており、部屋や家具などを3Dモデル化できます。

作成した3Dデータは編集したり、さまざまな形式で書き出したりできるため、

  • 建築
  • 不動産
  • インテリア
  • 3D制作
  • クリエイティブ制作

など幅広い分野で活用できます。

おすすめの人

iPhoneのLiDARや3Dスキャンを本格的に試してみたい方におすすめです。

7.Scaniverse

Scaniverse

Scaniverseも、iPhoneを使って身の回りの物体や空間を3Dスキャンできるアプリです。

カメラを対象物の周囲に向けながら移動することで、現実世界の物体を3Dデータとして保存できます。

旅行先の景色や建物、思い出の品などを写真とは違った形で残したい場合にも活用できるでしょう。

3Dスキャンを体験してみたい方にとって、AR・3D技術の進化を実感しやすいアプリのひとつです。

8.magicplan

magicplan

magicplanは、部屋の計測や間取り作成などに活用できるアプリです。

iPhoneを使って室内を計測し、間取り図や空間データの作成をサポートします。

引っ越しや模様替えだけでなく、不動産・建築・リフォームなど専門的な業務で活用されることもあります。

おすすめの人

部屋の寸法を測ったり、リフォームや家具配置を検討したりしたい方におすすめです。

9.STYLY

STYLY

STYLYは、AR・VRなどを活用したさまざまなデジタル作品を体験できるプラットフォームです。

現実世界にデジタルアートを重ねて表示したり、アーティストが制作したARコンテンツを体験したりできます。

ゲームや計測とは異なり、「ARでどのような表現ができるのか」を楽しめるアプリといえるでしょう。

おすすめの人

デジタルアートやXRコンテンツに興味がある方、ARならではの作品を体験したい方におすすめです。

おすすめARアプリ9選を比較

アプリ 主な用途 おすすめの人
Pokémon GO ゲーム ARゲームを楽しみたい
ドラゴンクエストウォーク ゲーム・位置情報 歩きながらゲームを楽しみたい
アメミル 天気 雨雲を直感的に確認したい
Night Sky 天体観測 星や惑星を調べたい
スカイ・ガイド 天体観測 星座を簡単に探したい
Polycam 3Dスキャン 空間や物体を3D化したい
Scaniverse 3Dスキャン 身の回りを3Dデータで残したい
magicplan 計測・間取り 部屋や建物を計測したい
STYLY ARアート AR・XR作品を体験したい

アプリを入れなくてもiPhoneでARを体験できる

ARを試すために必ずアプリをインストールしなければならないわけではありません。

iPhoneには標準機能やSafariから利用できるARもあります。

「計測」アプリで長さを測る

iPhoneに搭載されている「計測」アプリを利用すると、カメラを使って身の回りの物体のおおよその寸法を測れます。

たとえば、

  • 家具のサイズ
  • 机の幅
  • 壁の長さ
  • 物体の高さ

などを簡易的に確認できます。

ただし、計測アプリはあくまで簡易的な測定に利用する機能です。正確な寸法が必要な場合はメジャーなどで実測しましょう。

Safariから3DモデルをAR表示する

AppleはAR Quick Lookという仕組みを提供しています。

対応するWebページに掲載されている3Dモデルをタップすると、アプリをインストールしなくてもSafariなどから3Dオブジェクトを現実空間へ配置できます。

家具や家電などの商品を購入する前に、

「部屋に置いたらどのくらいの大きさになるのか」

といったイメージを確認する用途にも活用されています。

iPhoneでARアプリを使う際の注意点

ARアプリは便利ですが、利用時にはいくつか注意点もあります。

周囲を確認して使用する

ARアプリでは画面を見ながらiPhoneを動かすことが多いため、周囲への注意がおろそかになる可能性があります。

特に屋外で位置情報ゲームを利用する場合は、歩きながら画面を操作しないようにしましょう。

バッテリー消費が大きくなることがある

ARではカメラ・位置情報・各種センサー・3D処理などを同時に利用するため、一般的なアプリよりバッテリー消費が増える場合があります。

長時間利用する場合はバッテリー残量にも注意しましょう。

すべての機種で同じ機能を利用できるとは限らない

ARアプリによっては、比較的新しいiOSやLiDARスキャナなどを必要とする機能があります。

古いiPhoneではアプリをインストールできなかったり、一部機能が制限されたりする場合もあります。

利用前にApp Storeの互換性欄を確認しておきましょう。

iPhoneのARに関するよくある質問

iPhoneだけでARを利用できますか?

対応するiPhoneであれば、専用のARゴーグルなどを用意しなくても利用できます。

カメラや各種センサーを使用し、画面上にARコンテンツを表示します。

ARアプリは無料で使えますか?

無料で利用できるアプリも多くあります。

ただし、アプリ内課金やサブスクリプションによって一部機能が有料になっている場合もあるため、App Storeで確認してください。

LiDARがないiPhoneでもARは使えますか?

利用できます。

LiDARスキャナはすべてのARアプリに必須ではありません。

Pokémon GOや天体観測アプリなど、LiDARを搭載していないiPhoneでも利用できるARアプリは多数あります。

一方、精密な空間スキャンなどではLiDAR搭載モデルのほうが適している場合があります。

ARとAIは同じ技術ですか?

異なる技術です。

ARは現実世界にデジタル情報を重ねて表示する技術で、AIは画像認識や予測、生成などを行う技術です。

ただし、ARアプリの中にはAIとARを組み合わせて利用しているものもあります。

ARアプリは何に使えますか?

ゲームだけでなく、

  • 天体観測
  • 天気の確認
  • 家具配置
  • 部屋の計測
  • 3Dスキャン
  • ナビゲーション
  • 教育
  • デジタルアート

など幅広い分野で利用されています。

まとめ|iPhoneならARを手軽に体験できる

ARは専用の機器がなければ利用できない技術ではなく、現在では普段使っているiPhoneだけでも手軽に体験できます。

Pokémon GOのようなゲームだけでなく、天体観測、天気、3Dスキャン、部屋の計測など、ARの用途は大きく広がっています。

特に近年のiPhoneはカメラやチップ、各種センサーの性能も向上しており、ARを活用したアプリの選択肢も増えています。

まずは今回紹介したアプリの中から興味のあるものをインストールし、現実世界とデジタル情報を組み合わせたARならではの体験を試してみてはいかがでしょうか。

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