使わなくなったiPhoneをサブ端末に!povo2.0の料金・使い方・注意点を解説

機種変更などで使わなくなったiPhoneを、「売らずにサブ端末として残しておきたい」と考える方もいるでしょう。
自宅ではWi-Fi専用端末として使えますが、モバイル回線も利用できるようにしておけば、外出先でのネット利用やメイン回線の通信障害時にも役立ちます。
そこで候補になるのが、基本料0円から利用できる「povo2.0」です。
現在のpovo2.0には「通話+データ」と「データ専用」の2種類があり、用途に合わせて必要なデータ容量などをトッピングとして購入できます。
この記事では、使わなくなったiPhoneをpovo2.0でサブ端末として活用する方法や料金、申し込み手順、注意点を解説します。
- povo2.0の料金・仕組み
- 「通話+データ」と「データ専用」の違い
- 古いiPhoneをサブ端末にする方法
- povo2.0をサブ回線で使うメリット
- 180日ルールなど契約前の注意点
目次
povo2.0とは

povo2.0はKDDIが提供する基本料0円から利用できるオンライン専用の料金プランです。
毎月決まったデータ容量を契約する一般的な料金プランとは異なり、必要なときにデータ容量や通話オプションなどの「トッピング」を購入します。
現在は次の2種類から選択できます。
- 通話+データ:音声通話・SMS・データ通信に対応
- データ専用:データ通信専用。音声通話・SMSには非対応
「通話+データ」はeSIMとSIMカードに対応しています。
一方、「データ専用」はeSIMのみで、新規契約のみとなります。
トッピングなしでは最大128kbps
基本料は0円ですが、国内でデータトッピングを購入していない状態では、通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。
そのため、Web閲覧や動画視聴などを快適に行うにはデータトッピングの購入が基本です。
現在の主なデータトッピング
- データ使い放題(6時間):250円
- データ使い放題(24時間):330円
- 1GB(7日間):390円
- 3GB(30日間):990円
- 1GB(180日間):1,260円
- 30GB(30日間):2,780円
- 60GB(90日間):6,490円
- 300GB(90日間):9,834円
- 150GB(180日間):12,980円
- 360GB(365日間):26,400円
トッピングの種類や料金は変更される場合があるため、購入時にはpovo2.0アプリで最新情報を確認しましょう。
通話料金・通話トッピング
「通話+データ」で通話トッピングを付けない場合、国内通話は22円/30秒です。
- 5分以内通話かけ放題:550円/月
- 通話かけ放題:1,650円/月
- 留守番電話サービス:330円/月
国内SMSは70文字まで3.3円/通、受信は無料です。
サブ端末なら「データ専用」という選択肢もある
旧povo2.0では音声通話付き回線が中心でしたが、現在は「データ専用」プランも用意されています。
「古いiPhoneを外出先でネットにつなげたいだけ」という用途なら、データ専用も候補になります。
- 基本料0円
- 本人確認書類なしで申し込み可能
- eSIMのみ
- 音声通話・SMSは利用不可
- MNPは利用不可
- 国内専用
- 契約時に初回データトッピングの購入が必要
電話番号を使った通常の通話やSMSも必要なら「通話+データ」を選びましょう。
povo2.0がサブ回線・サブ端末に向いている理由

使わない月は基本料0円で維持できる
povo2.0の大きなメリットは、必要なときだけトッピングを購入できることです。
普段はWi-Fi中心で利用し、旅行や外出時だけデータを追加するといった使い方ができます。
ただし、後述する180日間の利用条件には注意が必要です。
メイン回線とは別のau回線を持てる
例えばメイン回線がドコモやソフトバンク、楽天モバイルの場合、povo2.0を追加するとau回線を予備として持つことができます。
通信障害やエリアの違いに備える方法のひとつになります。
ただし、大規模災害などでは複数の通信網が同時に影響を受ける可能性もあるため、「サブ回線があれば必ず通信できる」とは限りません。
海外でも利用できる
旧記事ではpovo2.0を「海外ローミング非対応」としていましたが、現在は海外ローミングに対応しています。
「通話+データ」では、対応する200以上の国・地域で音声通話・SMSを利用でき、海外データトッピングを購入すれば海外でのデータ通信も可能です。
ただし、データ専用プランは海外ローミングに対応していません。
使わなくなったiPhoneでpovo2.0を使う手順

STEP1|iPhoneがpovo2.0に対応しているか確認する
まず、使用したいiPhoneがpovo2.0の対応端末か確認しましょう。
他社で購入した古いiPhoneの場合は、SIMロックの状態も確認します。
SIMフリー端末やSIMロック解除済みのiPhoneであれば、対応機種なら利用できます。
STEP2|SIMカードかeSIMを選ぶ
「通話+データ」では、SIMカードまたはeSIMを選択できます。
eSIMを利用できるのは、基本的にiPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XR以降です。
データ専用プランはeSIMのみなので、古いiPhone XやiPhone 8などでは利用できません。
STEP3|povo2.0アプリから申し込む
povo2.0はオンライン専用のため、申し込みやトッピング購入などはpovo2.0アプリから行います。
「通話+データ」の新規契約では本人確認書類が必要です。
一方、「データ専用」は本人確認書類不要ですが、SMSを受信できる別の国内電話番号が必要です。
STEP4|SIMを有効化する
審査や申し込みが完了したら、povo2.0アプリからSIMの有効化を行います。
eSIMなら物理SIMカードの到着を待つ必要がありません。
また、iPhoneではiOS 14.5以降の場合、APN設定は基本的に自動で行われます。古い記事のように「iPhoneは必ずAPNを手動設定する」と考える必要はありません。
povo2.0をサブ回線として使う際の注意点

180日以上何も購入しないと利用停止・契約解除の可能性がある
povo2.0は基本料0円ですが、永久に何もしなくても0円で維持できるサービスではありません。
180日間以上、有料トッピングの購入などがない場合は、利用停止または契約解除になる可能性があります。
そのため、完全な放置回線としてではなく、必要に応じてトッピングを購入しながら利用しましょう。
LINEの年齢認証には非対応
povo2.0は現在もLINEの年齢認証サービスに対応していません。
そのため、LINE ID検索など年齢認証が必要な機能を利用したい場合は注意が必要です。
データ専用では電話・SMS・海外ローミングが使えない
データ専用プランはサブ端末には便利ですが、
- 通常の音声通話
- SMSの送受信
- MNPによる電話番号の引き継ぎ
- 海外ローミング
といった制限があります。
LINE通話などインターネットを利用した通話は可能です。
契約事務手数料がかかる場合がある
通常は契約事務手数料0円ですが、同一名義で多数の回線を契約する場合には例外があります。
同一名義で5回線契約している場合、累計6回線目以降は1回線につき3,850円の契約事務手数料がかかります。
povo2.0で古いiPhoneをサブ端末として活用しよう

使わなくなったiPhoneにpovo2.0を設定すれば、Wi-Fiだけでなく外出先でも通信できるサブ端末として活用できます。
特に現在は「通話+データ」と「データ専用」から用途に合わせて選択できるため、以前よりサブ端末として使いやすくなっています。
電話番号やSMSも必要なら「通話+データ」、ネット専用端末として使うなら「データ専用」というように選ぶと分かりやすいでしょう。
ただし、基本料0円でも180日以上有料トッピングの購入などがない場合は利用停止・契約解除になる可能性があります。
古いiPhoneを処分する前に、非常時用や旅行用、子ども用、カーナビ用などのサブ端末として再利用できないか検討してみてください。


















