博多は福岡県福岡市内にある地名で、主に博多駅・キャナルシティ博多の周辺部のエリアとなります。人も多く住んでいますが、オフィスも多く、さらに博多どんたくまつりや博多祇園山笠など、観光地としても人を多く引き寄せる街です。
地元住民の言う「博多」と、観光客など外部の人が言う「博多」には多少の地理的なギャップがあるようなのですが、iPhone大学では博多駅周辺のエリアを紹介しています。
中心地である博多駅は九州最大の駅であり、本州との玄関口であり九州各地への起点となっている巨大なターミナル駅です。そのためJR九州の本社も近隣にあります。
山陽新幹線と九州新幹線のターミナル駅であり、東京方面からくる路線の終着点です。開業は2004年ですが、2011年に鹿児島方面のルートが開通し、2022年には長崎方面のルートが開通する予定となっています。大分や宮崎方面へは開通予定はなさそうです。
在来線は小倉・中津・大分方面と大牟田・長崎・佐世保・ハウステンボス方面へと向かう鹿児島本線と、篠栗・直方方面へ向かう福北ゆたか線が乗り入れており、九州の各方面への連絡通路となっています。
福岡市営地下鉄博多駅も、1日あたり7万人以上が利用する路線です。空港線はその名の通り福岡空港へ向かい、もう一方は天神や唐津方面へと向かうため、通勤通学だけでなく、観光客にもよく利用されています。
駅ビルであるJR博多シティには、博多阪急百貨店がテナントとして入っており、東急ハンズやシネマコンプレックスである【テイ・ジョイ】とレストラン街である【シティダイニング くうてん】が入っており、さらには屋上にはイベントステージや鉄道神社もあるので、休日には非常に多くの人出がある場所です。そのため、買い物や映画鑑賞などのついでに近隣にあるiPhone修理店を利用する人も多いようです。
博多駅周辺には博多バスターミナルやKITTE博多・博多マルイ、デイトスアネックス、ヨドバシカメラマルチメディア博多といった商業施設が集まっています。さらにコンフォートホテル博多やANAクラウンプラザホテル福岡、東横イン、デュークスホテル博多といった宿泊施設も多くあります。
博多区役所や福岡合同庁舎といった行政施設も複数あるため、勤務する公務員や行政機関利用者といった人も多く、近隣にひしめきあうオフィスと相まって、平日も非常に多くの人出があるエリアです。
人が多く集まる場所にはiPhone修理店が集まる傾向にありますが、数が多くなるとそれだけ怪しい業者が紛れ込むスキが生まれてしまいます。特に価格だけ異様に安く、保証は全然つかない業者には要注意です。
また、多くの修理店はガラス割れと損傷が大きい場合の金額に差をつけていますが、その金額差が倍近く違うところも注意が必要です。そういった店舗ではほぼ間違いなく安い方の金額で修理はしてもらえません。
iPhone修理の保証は最低でも1か月は無い場合は、修理パーツの質が悪い可能性があります。そういったところでは再修理にも費用がかかるため、結局、ほかの少しだけ金額が高いお店よりも高くついてしまうことがほとんどです。
一般に、JR線・博多駅周辺から西側に広がる福岡城周辺までの広い街のエリアを「博多の街」全体と認識しがちですが、市内の中東部を南北に流れる那珂川(なかがわ)を境界にして、JR線・博多駅や福岡空港を含む東側が博多(博多区)エリアとなっており、区別してその西側にある中央区は福岡城によって栄えた城下町エリアとなっています。しかしながら、狭義の「博多」の街は、商人の町として栄えたエリアとされることから、JR線・博多駅前から西側に延びる「はかた駅前通り」周辺や、市街地中央を東西に横断する国道202号線の祇園(ぎおん)町周辺、および福岡市営地下鉄・中洲川端(なかすかわばた)駅周辺がその中心部となります。
博多の祭りは全国的にも有名です。この点、約200万人ともいわれる国内でも有数の動員数を誇り、毎年5月に「どんたく隊」と呼ばれるグループが多数参加して市街地全域で演舞を披露し合う「博多どんたく」があります。また、かつて鎌倉時代の博多に疫病が流行し、疫病退散を祈念する神事を起源とした女人禁制の祭りで、奉納のための飾りを施した山が舁き手(かきて)と呼ばれる男達によって勇壮に街を駆ける7月の「博多祇園山笠(はかたぎおんやまがさ)」(櫛田神社祇園例大祭)は、京都の祇園祭と風情が異なるものの、「流(ながれ)」と呼ばれる各町エリアを代表する櫛田神社の氏子(うじこ)の男たちが神事に対して真摯に向き合うという点では共通点があります。