東京都の中央付近に位置する国分寺駅を中心としたエリアです。近隣駅である西国分寺駅や武蔵小金井駅、小平エリアも含みます。国分寺の地名は、奈良時代に聖武天皇が日本各地に作らせた「国分寺」というお寺があったことに由来します。府中市や国立市、小平氏、小金井市と人口が比較的多い市と隣接しています。近隣に大学が多く居住性も高い関係性からか人口が増加し続けており、2000年から2010年までに約10,000人も人口が増えています。
国分寺駅はJR中央本線と西武鉄道国分寺線・多摩湖線の3路線が乗り入れています。国分寺線は国分寺駅と志村けんの出生地である東村山市をつなぐ路線です。東村山は志村けん以外にもカラテカの矢部太郎やネプチューンの原田泰造が育った町でもあり、元Winkの相田翔子なども輩出しており、芸能人を育む環境にあるのかもしれませんね。西武多摩湖線は西武遊園地駅方面と国分寺をつなぐ路線です。小平や萩山も通り、東京北部の方が都心へ向かうための足として利用されています。国分寺駅の平均乗降客数は23区内の主要駅レベルとなる1日平均10万人ほどとなっています。多くは西武線とJRによる乗り継ぎが多いことが予想されますが、とても多いですね。
国分寺駅周辺には東京経済大学や東京農工大学、東京学芸大学といった大学があり学生が多い街としても知られています。
また、甲子園常連校である早稲田実業学校も国分寺駅から徒歩圏内です。特に東京学芸大学は敷地内に付属幼稚園・小学校・中学校があり教育学部の学生の実習の場や新たな教育に関する取り組みの場となっており、入試倍率が高い事でも有名です。付属学校でありながらそのまま東京学芸大学に入学する子どもは少なく、東大や京大などトップ高へ進学する子どもが多い傾向にあるようです。
国分寺市は漫画やアニメの舞台となることが多くあります。「野球狂の詩」や「うさぎドロップ」、「おおかみこどもの雨と雪」、そして麻生元総理大臣が読んでいたと話題になった「ローゼンメイデン」にも登場します。
西国分寺駅には武蔵野線が通っており、神奈川県の鶴見駅から千葉県の西船橋駅までの長大なエリアを結んでいます。埼玉の浦和エリアも通るので、東京・神奈川・埼玉・千葉におけるベッドタウンとして発展した主だった地域をまたいでいるため混雑率が非常に高い路線となっています。2000年ごろには埼玉高速鉄道線の開業も伴ってか、混雑率が226%ととてつもなく高い数値を誇っていました。電車の車両における定員数の2倍以上となる異常な人数が乗り込む数値となるため、ほとんど身動きがとれない混雑率となっています。また、地名の由来となった「武蔵国分寺跡」があります。
反対側にある武蔵小金井駅は駅前の開発が進んでおり、吉祥寺方面にも大学が多いことも相まって、学生も多く住んでいるエリアです。バスの路線が非常に発達しており、駅の南北から武蔵小金井駅に人が集まる傾向にあります。国分寺市と隣接する小平市の主な交通は西武鉄道です。新宿線が唯一都心への連絡線となっており、それ以外は多摩湖線と国分寺線によって国分寺駅まで行き、そこから中央線を利用して都心に向かうルートとなります。
都心に通勤する人や学生さんが多く住んでいるエリアですが、人が集中するのは国分寺駅や武蔵小金井駅周辺となります。駅周辺にはアイフォン修理店があるため、乗り継ぎで使っている人も定期圏内で来やすいのではないでしょうか。修理店がそこまで多くは無いため、休日には予約が集中している可能性もあるため、iPhone大学を活用して早めに予約を取ると良いでしょう。