iPhoneを安く買うにはどんな方法がある?購入時の注意点やポイントも解説

日本国内で高いシェアを誇るiPhoneは、初代モデルの発売からすでに15年が経過し、多くのユーザーに愛されています。発売当初は数万円で手に入れられたiPhoneですが、近年では物価高の影響やスペックの向上にともない、10万円以上の価格にまで高騰しています。
そのため、頻繁に機種変更ができなかったり、新規契約の際にも高くて手が出せなかったりといった方も少なくありません。
そこで本記事では、iPhoneを少しでも安く購入するためにはどういった方法があるのか、安く買うためのポイントや注意点などもあわせて紹介します。
目次
iPhoneを安く買う5つの方法
iPhoneを少しでも安く買うためには、主に5つの方法があります。
通信キャリアの購入プログラムを活用する
2023年4月時点での最新機種であるiPhone14を一括で購入する場合には、エントリーモデルであっても約12万円と高額です。
そこで、初期費用を抑えるためには、通信キャリアが提供している購入プログラムを活用する方法があります。たとえば、iPhone14 128GBの場合、ドコモ、au、ソフトバンクは24回払いで月々3,000円程度の分割払いで購入できます。
24回払いが終了した時点で端末の返却・下取りを前提としたキャンペーンに申し込む条件がありますが、新品端末を一括で購入するよりも5万円程度価格を抑えられるため、経済的負担が少なくて済みます。
通信キャリアによっても購入プログラムの内容や分割払いの金額はわずかに異なり、なかでも楽天モバイルは大手キャリアに比べて月々の料金が400~500円程度安く設定されています。
大手通信キャリアの端末分割金比較(iPhone14シリーズ)
※48回払いで契約した場合の月々の支払額
モデル | ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
iPhone14 128GB | 3,030円 | 3,120円 | 2,925円 | 2,518円 |
iPhone14 256GB | 3,551円 | 3,590円 | 3,360円 | 2,831円 |
iPhone14 512GB | 4,440円 | 4,475円 | 4,200円 | 3,456円 |
iPhone14 Plus 128GB | 3,444円 | 3,510円 | 3,300円 | 2,831円 |
iPhone14 Plus 256GB | 3,913円 | 3,990円 | 3,735円 | 3,143円 |
iPhone14 Plus 512GB | 4,836円 | 4,885円 | 4,590円 | 3,768円 |
iPhone14 Pro 128GB | 3,798円 | 3,900円 | 3,660円 | 3,143円 |
iPhone14 Pro 256GB | 4,342円 | 4,475円 | 4,200円 | 3,456円 |
iPhone14 Pro 512GB | 5,234円 | 5,285円 | 4,965円 | 4,081円 |
iPhone14 Pro 1TB | 6,054円 | 6,105円 | 5,730円 | 4,706円 |
iPhone14 Pro Max 128GB | 4,430円 | 4,475円 | 4,200円 | 3,456円 |
iPhone14 Pro Max 256GB | 4,836円 | 4,885円 | 4,590円 | 3,768円 |
iPhone14 Pro Max 512GB | 5,651円 | 5,700円 | 5,355円 | 4,393円 |
iPhone14 Pro Max 1TB | 6,301円 | 6,515円 | 5,865円 | 5,018円 |
Appleの下取りプログラムを活用する
大手通信キャリアと分割契約を結ぶのではなく、端末そのものを一括で安く購入したいという方も多いでしょう。
そのような場合には、Appleが公式で提供しているiPhoneの下取りプログラムがおすすめです。2023年4月現在、iPhone13シリーズを下取りに出すと以下の割引が適用され、iPhoneを安価で購入できます。
iPhone13シリーズの下取り額(2023年4月22日現在)
機種名 | 下取り額(最大) |
---|---|
iPhone 13 Pro Max | 89,000円 |
iPhone 13 Pro | 78,000円 |
iPhone 13 | 60,000円 |
iPhone 13 mini | 50,000円 |
ただし、上記の下取り額はあくまでも最高額であり、本体に傷やディスプレイにひび割れなどがあると下取り額が下がってしまう可能性もあります。
また、iPhone12シリーズ以前の下取りも可能ですが、下取りの対象となるのはiPhone7以降のモデルに限られます。それ以前のモデルは下取りの対象外となるため注意しましょう。
ショップ・量販店のセールで購入する
iPhoneを取り扱っている携帯電話ショップや家電量販店、ショッピングモールなどの店頭では、不定期にセールが開催されており、現行モデルよりも前の型落ち品などを破格の値段で販売していることがあります。
たとえば、iPhone13の本体価格が一括1円や数十円といった価格で販売されており、これを活用すれば分割金の負担なしで基本料だけで維持することも可能です。
ただし、ショップや量販店の特別セールは、多くがMNP(他社からの乗り換え)や新規契約が条件となっていることが多く、機種変更は対象外であることがほとんどのため注意しましょう。
新たに番号を取得したい、または他社への乗り換えに抵抗がないという方は、SNSで「iPhone 一括」などの情報を調べてみるのもおすすめです。
中古端末を購入する
新品のiPhoneでなくとも、とにかく安く抑えたいという方には中古端末がおすすめです。
特にiPhoneは日本国内でもっとも普及しているスマートフォンであるため、1世代前、または2世代以上前のモデルも豊富に販売されており、なかには数万円で購入できるものも少なくありません。
現行モデルに比べるとカメラ性能などが劣って見えることもありますが、写真や動画撮影にこだわりがなく、ネットやSNSなどが一通りできれば問題ないという方にとっては、中古端末は魅力的な選択肢といえるでしょう。
最近ではネットオークションサイトやフリマアプリはもちろんのこと、中古端末を専門に扱う販売店も増えていることから、運がよければ思わぬ掘り出し物に巡り会えるかもしれません。
認定整備済製品を購入する
価格が安くても、毎日使用するものだからこそ中古端末を購入するのは抵抗があったり、不安に感じたりする方も多いのではないでしょうか。
そのような方には、Appleが提供している「認定整備済製品」がおすすめです。認定整備済製品とは、主に初期不良や返品された端末をAppleが整備し、問題なく使用できる状態にして再販している端末のことを指します。
たとえば、外装やディスプレイに細かな傷があればApple純正部品に交換し、バッテリーも新品のものに入れ替えたうえで販売されます。もともとは初期不良や返品された製品であっても、このような適切な整備を行っているため品質に不安はなく、新品と遜色はありません。
また、保証期間も新品と同様の1年間であり、別途AppleCareも付帯することができます。
認定整備済製品は従来、iPadやMac、Apple Watchなどに限られiPhoneは対象外であったのですが、2023年3月からiPhoneもラインナップに加わることになりました。価格は新品に比べて数万円ほど安い程度ですが、品質面を考えるとコストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。
iPhoneは新品・中古どちらを選ぶべき?
iPhoneの購入にあたって、多くの方が迷うのが「新品と中古どちらを選ぶべきか?」という点ではないでしょうか。
結論からいえば、どのような使い方をするのかによっても選び方は変わってくるため、一概にどちらが良いと断言することは難しいです。
たとえば、「端末が壊れてしまったため、とりあえず安いものを選びたい」、「今年(または来年)に発表される新モデルが気になっているものの、今使っている端末がそろそろ限界なので安いものに買い替えたい」、「通信障害や災害時に備えてサブ回線用の端末がほしい」」という場合には中古端末でも十分でしょう。
高いコストを払って現行モデルを購入したとしても、今年や来年に出た新モデルが欲しくなった場合、すぐに買い換えることが難しくなるためです。
一方、「高校や大学の入学に合わせて、卒業まで使える端末がほしい」、「できるだけ長く安心して使える端末がほしい」といった場合には、新品または認定整備済製品がおすすめです。
万が一、購入後に不具合が生じても保証の範囲内であれば無償で修理や交換ができ、さらにAppleCareで保証期間を延長できるためです。
iPhoneを購入する際には、端末価格の安さだけで比較するのではなく、使用環境や今後の買い替え予定なども踏まえたうえで検討することが大切です。
iPhoneが安く買える狙い目の時期
新規やMNPで契約を検討している方にとって、ショップや量販店が行う特別セールはもっとも魅力的な購入方法ではないでしょうか。ところが、このようなセールはチラシやCMなどで展開されることは少なく、不定期に開催されるため運まかせの側面があります。
ただし、特別セールが実施されることの多いタイミングはある程度決まっており、それに合わせて来店することで安く購入できる可能性が高まります。
週末や大型連休期間中
ショップや量販店のセールは、多くの買い物客が訪れる週末や大型連休に集中しています。反対に平日はそれほど集客が見込めないため、セールや値引き、お店独自のキャンペーンなどは実施されていないことが多いのです。
ショップや量販店を訪れるのであれば、土日や大型連休中を狙ってみましょう。
9月から11月頃
iPhoneに限らず、どのような製品も新型モデルが登場した後は型落ち品が値下げされる傾向にあります。
iPhoneは例年9月や10月頃に新製品が発売されることが多く、早いところでは新製品の発表直後からそれまでの現行モデルが値下げされることもあります。もしiPhoneの買い替えを急いでいないのであれば、新型モデルの発表直後である9月から11月頃まで待ってみるのも良いでしょう。
卒業・入学シーズン
携帯電話がもっとも多く売れる時期は、新入学や就職を控えた3月から4月頃です。大手通信キャリアではこの時期に合わせて家族割や学割などのキャンペーンを展開しています。
また、初めて携帯電話をもつ学生が多いことから、家計の負担が少ない廉価端末が売れやすい傾向もあります。このような理由から、卒業・入学シーズンもiPhoneを安価で手に入れられる可能性が高いのです。
- 買い物客が増える週末や大型連休期間中
- 新型モデルが発表される9月から11月頃
- 新規契約者が増える卒業・入学シーズン
iPhoneを購入するうえでの注意点
iPhoneを購入する際には、本体価格の安さにばかりつられてしまうと思わぬトラブルに発展することもあります。トラブルを避けるためにも、注意しておくべき3つのポイントを紹介しましょう。
最新モデル・現行モデルは下がりづらい
大前提として、最新モデルや現行モデルのiPhoneは価格が下がりづらいということを覚えておきましょう。
たとえば、ショップや量販店、その他のお店で「MNP一括1円」など極端に安い価格で現行モデルが販売されていた場合、MNP契約以外に条件がないかを入念に確認してください。携帯電話以外の契約が条件に設定されていることを知らないまま契約を進めてしまうと、後になって高額な料金や商品の購入を強いられることもあります。
また、仮に型落ちのモデルであったとしても、「一括1円」などの契約条件は必ず確認しておくことが大切です。
個人売買はトラブルに発展することも
ネットオークションサイトやフリマアプリなどは第三者を介す必要がないため、安価に取引できるメリットがあります。しかし一方で、端末に不具合がないかをチェックできないため、トラブルに発展することも少なくありません。
よくあるトラブル
- アクティベーションロック
アクティベーションロックが解除されていない端末を購入してしまい、操作に不具合が出るケース。 - SIMロック
SIMロック解除済みと記載があったにもかかわらず、実際にはロックがかかったままになっているケースも多く、他キャリアのSIMカードを挿しても使用できないことがあります。
個人売買でiPhoneを購入する際には、アクティベーションロックやSIMロックの解除はもちろんのこと、出品者の評価なども確認し信頼できる人であるかを判断することが大切です。
保証の内容・条件も確認しておく
新品または認定整備済製品を購入する際には1年間の保証が付帯しているため安心ですが、中古端末を購入する際には保証内容はまちまちです。
中古端末を専門に扱う販売店でも、数週間または数ヶ月程度の保証であるケースが多く、保証期間が終了した後は修理費が実費となる可能性もあります。長期間にわたってiPhoneを使用することを前提に考えるのであれば、できるだけ保証が充実した製品を選びましょう。
- 購入の条件
- 契約条件
- アクティベーションロックの解除
- SIMロックの解除
- 保証の内容・条件
iPhoneを安く買うためにはタイミングの見極めが大切
今回紹介したように、iPhoneを安く買うためにはさまざまな方法があります。数あるスマートフォンのなかでもiPhoneは値引きがほとんどなく、定価に近い価格でしか手に入れられないと考える方も多いですが、実際には下取りや大手通信キャリアのキャンペーン、販売店独自のセールなどによって安く手に入れられる可能性もあります。
特に販売店独自のセールは値引き幅が大きく、破格のプライスで購入できます。すべての店舗でセールが開催されているとは限らず、実施するタイミングもまちまちですが、週末や大型連休などを狙ってお店を回ってみるのも良いかもしれません。
それぞれの購入方法の特徴とメリット・デメリットを理解したうえで、自分にあったiPhoneをお得に購入しましょう。
本記事では、iPhoneを少しでも安く購入するためにはどういった方法があるのか、安く買うためのポイントや注意点などもあわせて紹介しました。「iPhoneが15%割安に!?「Apple認定整備済品」とは何か?」では、Apple認定整備済品とは何か、他社の整備済品との違いや選ぶメリット、購入時に注意しておきたいポイントなども含めて詳しく解説します。