iPhoneでUber Eatsを利用する方法
新型コロナウイルスの感染拡大にともない、人との接触を避けるためフードデリバリーの需要が急拡大しました。なかでもUber Eatsの成長は著しく、2020年に入ってからは地方都市もデリバリーエリアに追加されるようになりました。
しかし、これまでUber Eatsを利用したことのない方にとっては、基本的な使い方が分からず躊躇しているというケースも多いのではないでしょうか。そこで今回は、iPhoneでUber Eatsを利用する方法を詳しく解説します。
目次
そもそもUber Eatsとは?
飲食店が提供する料理を自宅まで配達する出前は、一般的には配達を行うスタッフもそのお店の従業員が担うケースがほとんどでした。しかし、Uber Eatsは料理の提供者が配達を行うことはなく、Uber Eatsに登録しているデリバリースタッフが担います。ネット通販で商品を購入したとき、販売店が宅配業者に配送を依頼するのと同じように、Uber Eatsも配達専門のスタッフに依頼します。
そのため、本来は人手が足りなくて出前のサービスを提供できない飲食店でも、Uber Eatsに登録することで多くの客に商品を提供できるメリットがあります。また、食事をオーダーする私たちにとっても、わざわざお店まで足を運ぶことなく自宅で手軽に本格的な味を楽しむことができます。
Uber Eatsの対象エリア
2020年10月現在、Uber Eatsを利用できるエリアは以下の通りです。
北海道 | 札幌市 |
東北地方 | 仙台市 |
関東地方 | 東京都 横浜市 川崎市 さいたま市 千葉市 宇都宮市 高崎市 |
中部地方 | 名古屋市 長野市 新潟市 金沢市 浜松市 静岡市 |
関西地方 | 大阪市 神戸市 京都市 姫路市 奈良市 |
中国地方 | 広島市 岡山市 福山市 |
四国地方 | 高松市 松山市 |
九州地方 | 福岡市 久留米市 北九州市 宮崎市 熊本市 鹿児島市 大分市 那覇市 |
iPhoneでUber Eatsを利用する方法
Uber Eatsで料理をオーダーするためにはどのような手順を踏めば良いのでしょうか。今回はiPhoneで利用することを前提に紹介します。
Uber Eatsのアプリをインストール
まずはApp StoreからUber EatsのアプリをiPhoneにダウンロード、インストールします。
会員登録
Uber Eatsのアプリを立ち上げたら、氏名やメールアドレス、電話番号、配達先住所を入力し会員登録を行います。会員登録まで完了すれば、あとは自由にお店を選んで料理をオーダーできるようになります。
商品を選ぶ
会員登録時の住所をもとに、配達可能なお店が一覧で出てきます。好きな商品を選択し、「カートに追加」をタップします。
ちなみに、Uber Eatsには最低利用金額はなく、たとえばコーヒー1杯からでもオーダーは可能です。ただし、お店ごとに「配達手数料」が設定されているほか、購入金額の1割に相当する「サービス料」も別途発生します。そのため、友人や家族同士で食事を楽しむ場合には、できるだけ一つのお店でまとめて注文したほうが配達料も抑えられてコストの節約につながります。
配送先の確認
商品が決まったら、配送先住所に間違いがないか確認しましょう。また、このとき、「配達のオプション」として非対面による受け渡しも可能です。たとえば、「玄関先に置く」といった指示も可能で、感染症対策に気を使っている方にもおすすめです。
支払い方法の指定
Uber Eatsはクレジットカードや現金以外にも、LINE PayおよびPayPayにも対応しています。配達のオプションで非対面の受け渡しを指定する場合、当然のことながら現金払い以外の方法を選択する必要があります。
商品の到着
商品と配送先、支払い方法を確定したら「注文する」をタップして到着まで待ちます。このとき、配達員に対してチップを渡すこともできます。チップの金額は商品代金の5%から20%、または任意の金額を入力することも可能ですが、あくまでもこれは任意のためチップなしで配達を依頼することもできます。
配達の状況はリアルタイムでUber Eatsのアプリ上に表示され、商品を配達スタッフが受け取った後はマップ上に現在位置が表示される仕組みとなっています。そのため、自宅付近に配達員が到着するとiPhoneに通知も届くため、現金払いの方は料金を用意して待ちましょう。
Uber Eatsのお得な使い方
Uber Eatsの基本的な使い方は上記で紹介した通りですが、これ以外にも便利でお得な使い方があります。
Eatsパス
Uber Eatsの配達料は1回のオーダーにつき数百円がかかりますが、頻繁にオーダーすると配達料だけでも高額な出費になってしまいます。そこでおすすめしたいのが、「Eatsパス」とよばれるサービス。Eatsパスに登録すると、月額980円で配達料が0円となります。ただし、1回の注文の金額が1,200円以上の場合に限られます。
クーポンコード
Uber Eatsではさまざまなクーポンコードが利用可能で、特定のお店で利用できるものから初回限定特典のクーポン、期間限定のクーポンまで用意されています。また、お店によっては「◯円以上の注文で◯円オフ」や「1つ注文すると1つ無料」など、独自のキャンペーンを実施している場合もあります。
クーポンコードを利用する場合は、商品を選んだ後に「プロモーションコードを追加」をタップし、iPhoneの画面右上にある「コードを入力」に進み、プロモーションコードを入力することで対象のクーポンが有効になります。
Uber Eatsの配達員として働くには?
副業やアルバイトとしてUber Eatsの配達スタッフになりたいと考えている方も多いのではないでしょうか。Uber Eatsの配達スタッフになるためには、自転車またはバイク、黒ナンバーの軽自動車を所有している必要があり、18歳以上の方に限られます。
配達員として登録する場合は、Uber Eatsアプリ内の「アカウント」から「Uberで配達する」を選択し、住所を入力します。その後、配達に使用する交通手段を選択し、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証、およびプロフィール写真を登録して完了となります。
iPhoneで手軽にオーダーできるUber Eats
Uber Eats以外にもiPhoneでオーダーできるフードデリバリーサービスはありますが、対応店舗数や配達までの時間を比較したとき、Uber Eatsに軍配があがります。一方、地方を中心にまだまだUber Eatsに対応していないエリアも多く、利用できる地域が限定されているというデメリットがあることも確かです。
もし対象エリアに住んでいて、まだUber Eatsを利用したことがない方は、ぜひ今回紹介した内容を参考にUber Eatsを利用してみてください。