東京都港区にある品川駅から品川区にある大崎駅と五反田駅、およびその沿線に関わる地域です。
品川駅という名前の割には港区にあるということで一部では有名な地域です。巨大ターミナル駅である品川駅周辺にはオフィスビルや商業施設、宿泊施設などがあり、ビジネスや観光の拠点となっています。また、高輪方面は高級住宅街が広がり、住民も多くいる地域となっています。品川駅にはJR山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線・東海道新幹線が乗り入れています。2003年に東海道新幹線の駅としての整備が完了後は駅全体の利用者数が大きく増えています。東京から博多までの新幹線の経路ができたことと、上野東京ラインが宇都宮線・常磐線直通により栃木県や茨城県まで伸びていること、東海道線が熱海まで伸びていること、そして東京都心の主要路線である山手線・京浜東北線が乗り入れていることから、ビジネスの中心地としての発展も進んでいます。JRホームから直通で京浜急行に乗り換えが可能であり、羽田空港と成田空港の2大空港へも1本で行くことができるほか、同線はスカイツリーや浅草へ行くため、外部からの観光客にとっても利用しやすい駅となっています。駅全体の利用者数は1日あたり100万人以上が利用しています。西側は高輪口と呼ばれ、駅の目の前には品川プリンスホテルとグランドプリンスホテル高輪、東横イン品川高輪口といった宿泊施設が多くあります。京急線の高架下には麵達七人衆 品達ラーメンと品達どんぶり五人衆というフードテーマパークがあります。駅正面にある石榴坂を上ると高輪地域の高級住宅地がひろがり、地域住民がよく訪れる医療施設としてSCHO東京高輪病院もあります。東側は港南口と呼ばれ、多くの企業が入居するオフィスビルが並びます。JR東海や太陽生命保険、三菱重工業、富士通パーソナルズなど、多くの大企業が本社を構えています。そういった企業向けになのか、港南口には飲食店も非常に多く、アフターファイブには多くのビジネスマンでにぎわっています。バス路線も発達しており、五反田方面の住宅街や白金台方面、六本木、天王洲といった電車で行くには少し不便なエリアをバスでカバーしています。また、品川に通勤するビジネスマン向けに、逗子や金沢文庫行きの深夜急行バスも通っています。京急線で品川駅に隣接する北品川は、ゴジラ襲来の場所として知られていましたが、2016年公開のシン・ゴジラにて再び登場しました。襲来場所となる八ツ山橋の近くには品川女子学院中等部・高等部があり、出身者には島倉千代子や広末涼子、山口百恵など多くの芸能人がいます。品川駅は2027年開業予定の中央リニア新幹線の始発駅になることが決定しています。そのため、今後も利用客が増えると共に発展が進むことが予想されます。また、2020年までに、現在隣接する田町駅と品川駅の間に新駅を作ることが公表されています。
大崎エリアは品川区にある大崎駅を中心に御殿山や戸越周辺までのエリアです。大崎駅にはJR山手線に湘南新宿ライン、埼京線、りんかい線が乗り入れています。2002年にりんかい線と埼京線の直通運転が始まり、大崎駅にも停車するようになるまでは山手線のみが停車する駅でした。同じく2002年には湘南新宿ラインも停車するようになり利用者数が急激に増えました。山手線のみが利用できた2001年の乗降客数が約57,000人だったのに対し、2015年には154,000人と3倍近い数値となっています。それに伴ってかThinkParkやゲートシティ大崎といった商業施設・オフィスビルも発展を遂げ、現在ではビジネスマンが多く集まるエリアとなっています。昔からある施設として大崎ニューシティーは現在の再開発の先駆けとして1987年に開業し、サンリオの本社が入居しています。ゲートシティ大崎は富士電工や日本製鋼所、三井共同建設コンサルタント。日立システムズなど多くの企業が入居するほか、スターバックスや銀座ライオン、北海道、日本海庄やなどの飲食店も多く入居しています。また、フードコートのようなフリースペースがあるため、時間を気にせずにいられることから近隣の学生さんも多く訪れています。ThinkParkは大崎駅西口エリアにある2007年開業の大型商業施設です。明電舎や住友重機械工業、日本ハム等が本社を構えており、ファミマ!!やエクセルシオールカフェ等の小売店、飲食店も入居しています。大崎駅の近くには、日本初の小中一貫教育校となった日野学園があり、義務教育学校という学校形態の先駆けとなりました。日野学園周辺はタワーマンションが多く、住民が増え続けているエリアと言えます。
五反田エリアは品川区五反田駅を中心とした地区です。JR山手線と東急池上線、都営浅草線が乗り入れています。東急池上線は東急五反田ビルと直結しており、蒲田駅から雪が谷大塚、旗の台、戸越銀座と住宅地を通って五反田駅まで続いています。品川区・大田区の住民が山手線を利用するための足として利用されており、終着駅となる五反田駅では1日あたり10万人以上の利用者がいます。五反田駅周辺はかつて歓楽街が栄えており、その名残としてホテル街が残っています。五反田駅の東側にあるエリアは池田山と呼ばれる地区があり、皇后美智子様の生家がありましたが、今では取り壊され「品川区立ねむの木の庭」として公園が整備されています。その他にも電波新聞社や幸福の科学総合本部、NTT東日本関東病院といった施設もあります。五反田駅近辺には星薬科大学、立正大学、清泉女子大学と大学が3つあり、学生の姿も多くみられます。駅の西側にはTOC(東京卸売センター)があり、多くの卸売店が入居し、定期的に百貨店の徳の市などが開かれています。また、大通りから奥に入ると住宅街が広がっており、人口も多いエリアとなっています。
品川・大崎・五反田の各駅の周辺にはオフィスが多くありますが、少し駅から離れるだけで住宅街が広がっています。また池上線や浅草線で大田区方面へ向かうと住宅街の多い戸越エリアや馬込エリアなどになり、iPhone修理店が少ない地区となります。そういった地域の方は当該エリアにて修理を行うのがおススメです。東京都内の中ではアイフォン修理店舗が多いエリアではないですが、人口の増加や交通アクセスの利便性から人の流入が多く、今後は修理業者が増加するかもしれません。ガラス割れやバッテリー交換などは経験の浅い店舗でも十分対応してくれると思いますが、水没修理など込み入った修理は経験の豊富な店舗に任せるのが良いでしょう。