iPhoneが充電できないときの原因と解決方法
iPhoneが充電できないという状況は、多くのユーザーにとって大きなストレスとなります。しかし、この問題には様々な原因が考えられます。この記事では、充電ケーブルの不具合、ライトニングコネクタの汚れや損傷、システム問題などのiPhoneが充電できない主な理由と、それらを解決するための方法を詳しく解説します。これから紹介する方法を試すことで、iPhoneが正常に充電されるようになるかもしれませんので、是非最後までご覧ください。
目次
iPhoneが充電出来ない原因と解決方法
iPhoneが充電できない場合に考えられる原因はいくつかあります。ここでは、纏めて紹介していきましょう。
充電ケーブルの断線、互換性が無い
まず一番最初に疑うべきは充電ケーブルでしょう。まず充電ケーブルやアダプタが正しく接続されているか、または破損していないか確認してください。接続されているのに充電出来ない場合は充電ケーブルが断線している可能性があります。
また、断線していないのに接続されていない場合は、純正のケーブルかどうかを確認しましょう。純正でない場合は充電できなくなることが多いです。
別のケーブル・アダプタを使用しましょう。少し値段が高くなりますが、純正ケーブルを購入することをおすすめします。
バッテリーの残量がほぼ空の状態
バッテリー内の電池残量が極端に低いとスムーズに充電がされません。そのため充電がされているのかどうか不明瞭に感じることがあります。
15分以上充電をつづけることです。極端に残量が低いだけであれば、しばらく経つと通常通り充電が始まります。
ノートPCから充電している
パソコンなどのUSBポートは家庭用コンセントと比べて電圧がかなり低いです。そのため、しっかりと充電がされないことがあります。
ノートPCを家庭用コンセントにつなぎ直すと充電が始まることがあります。やはり充電されないようであればパソコン側の充電ポートに原因があるかもしれません。
ライトニングコネクタ内部が汚れている
iPhoneの充電を行うライトニングコネクタの内側が汚れていることがあります。iPhoneはこの部分にカバーを設置していなため、常に外の環境の汚れにさらされており、コネクタ部分にホコリなどの汚れが入り込んでしまいやすいのです。その汚れが接触不良を引き起こして充電がされないということがよくあります。
まず電源を切ってからコネクタ内部を、つまようじや綿棒などを使って掃除することです。大きなホコリはつまようじでかき出して、しつこい汚れは綿棒で丁寧にふき取りましょう。なかなか取れない汚れの場合には、無水エタノールなどを使って軽くふき取ってあげれば、たいていの汚れはキレイになります。
あまり強くこすりすぎると故障原因となります。無水エタノールの付けすぎはショートの可能性をうむので注意しましょう。これでも充電できない場合は、次の原因を疑います。
iPhone充電コネクタの不具合については「iPhone充電コネクタの不具合はなぜ起こる?考えられる原因と修理費用」の記事をご参照ください。
システム上の不具合
システム上の不具合で充電がされないケースが稀にあります。システムトラブルは精密機械であるiPhoneとは切っても切れない関係です。 システムトラブルへの対処法は、他の不具合の時と同じように再起動を行います。再起動方法は、一度電源を切り、再度起動するだけでOKです。簡単なシステムの不具合であれば再起動をかけるだけで解決することが多くあります。
再起動が出来ない場合には強制再起動の方法があります。強制再起動については「フリーズしたときに有効!iPhoneを強制再起動する方法【機種毎に紹介】」の記事をご参照ください。
iPhoneの故障
バッテリーの寿命
iPhoneのバッテリーは消耗品です。バッテリーの寿命はおおよそ1年から1年半と言われています。最初は徐々にバッテリー容量が減ってきたなと感じると思いますが、やがて充電もされない事態が発生することがあります。 これに対する解決策はバッテリー交換しかありません。
バッテリー交換時期の目安については「iPhoneのバッテリー交換の目安は?交換方法や依頼・完了までの流れを解説」の記事をご参照ください。
バッテリーの最大容量が目安になります。バッテリーの最大容量の確認手順は下記になります。
最大容量の確認方法
- 設定
- バッテリー
- バッテリーの状態と充電
- 最大容量
コネクタの故障
ライトニングコネクタが故障している可能性が考えられますので修理依頼しましょう。ライトニングコネクタとは「充電を差し込む箇所」になります。ライトニングコネクタのパーツを交換することで直ることが多いです。近くのiPhone修理店に関しては「近くのiPhone修理店を探す」からお探しください。
水没
iPhoneを水に落としたといった水没事故にあわせてから充電ができなくなることがあります。防水機能も向上しているので簡単には水没しませんが、万が一濡れている状態で充電してしまうとショートしてしまう可能性があります。防水機能が付いているからといって電気のショートを防ぐことは出来ません。
iPhoneが水没したらなるべく早く修理に出しましょう。万が一修理した際には「iPhoneが水没したときの応急処置の方法!Appleでの修理料金も紹介します!」の記事をご参照ください。
ショートするとiPhoneの基盤が故障してしまい、復旧しない可能性があります。その場合は充電できないどころではありませんので、濡れている場合には充電しないことを徹底してください。
iPhoneが充電できないときの原因と解決方法まとめ
iPhoneが充電できなくなるケースとしていくつか原因がありますが、ライトニングコネクタの中をキレイにしてから家庭用コンセントに純正ケーブルを接続して15分間以上充電してみましょう。まだ電源が付くようなら再起動することも有効です。これで充電が開始されないようであれば修理店へ持っていくしかないでしょう。
楽しいiPhoneライフも電気あってこそです。バッテリーの不具合は即「使えない」に発展するので、ちょっとでも充電に違和感を感じたら早めに解決しましょう。自力での改善や原因が不明瞭な場合は近くの修理店に相談するのも手です。良心的な修理店舗であれば、相談だけなら無料で行ってくれるところもあるので、相談だけでもしてみるのもアリです。