中古携帯を買う人は「白ロム」を!「赤ロム」は買っちゃダメ!
どうもiPhone大学の記事を書いておりますBossanです。今回は「iPhoneを買うときに注意する事」について書いていきたいと思います。「白ロム」という言葉でピンとくる人はまだ少ないかもしれませんが、今後「中古携帯」を購入する可能性がある人は、間違いなく知っておいた方が良い情報です。買う予定の無い人も予備知識として知っておきましょう。
中古携帯で売られている白ロムとは
白ロムとは、簡単にいうとSIMカードが入っていない端末を指します。一般的に売られている中古携帯はこの「白ロム」というやつです。iPhoneを含む最近のスマートフォンは機種自体には契約情報は記録されておらずSIMカードに記録されているため、SIMカードを入れ替えるだけで全ての契約情報が移行され、今まで通り使用する事が出来ます。端末内には画像や連絡帳等のデータが蓄積されていますが、中古品などで売られている端末には業者に売る前に初期化されているので、中身が何もありません。※中にデータがあったら問題です!
ちなみにiPhoneの場合、SIMは右側に入っています。下記写真の様に右側の穴にSIMピンを刺すことで簡単にSIMカードを取り外すことができます。このSIMを同じキャリアの白ロムに移せば同じ番号で使用する事が出来ます。ちなみにSIMピンはiPhone購入時に付属品で付いてきますが、もし無ければクリップや安全ピンで開ける事も可能です。
※下記の例はY!mobileの端末なのでY!mobileのSIMが入っています。
簡単ですね。壊れる事はないと思いますが、念のためSIMカードを取るときは電源を落としてから行うようにしましょう。
赤ロムには注意すべし!
赤ロムとは「窃盗・詐欺等により入手した端末」「不正な契約により入手した端末」「紛失等による補償サービスの対象となっている端末」「機種代金の残債が残っている端末」を指します。
まぁ、一言でいうと“買ってはいけないダメな端末”ですね。
キャリアに赤ロムと判定されると、ネットワークに利用制限がかけられます。利用制限がかかるとキャリアの通信回線が使えなくなりますので、当然電話や3G/4G回線を使ったインターネットやメールは使用できなくなります。
しかしながら、こういった端末は特にヤフオク等のオークションサイトで少なからず市場に出回っておりますので、中古携帯を購入する場合には注意が必要です。後で書きますが、販売時には「白ロム」でも購入者に渡ったときに「赤ロム」になっている、なんてこともあります。
ネットワーク制限がかかっているかを確認する方法
上記で述べた様に赤ロム、つまりネットワーク制限がかけられている端末なのか否かを確認する方法があります。携帯買取業者でなくとも、個人で簡単に確認出来ますので、紹介したいと思います。
スマホや携帯の電池パックがはめ込まれている所に「IMEI」又は「MEID(14桁)」又は「製(製造番号)」の15桁の数字が記載されていると思います。iPhoneの場合はiPhoneの裏に書いてある15桁の番号がIMEIです。
◆iPhoneのIMEIは下記の場所に書いてあります。
ちなみにiPhone4シリーズの場合はSIMトレイに書いてあります。
・ドコモの場合はコチラにアクセスし、「次へ」を押し、下記の赤枠内に「IMEI」又は「MEID(14桁)」「製造番号)」を入力すればOKです。
・auの場合はコチラにアクセスし、下記の赤枠内に。
・ソフトバンクの場合はコチラにアクセスし、下記の赤枠内に。
ネットワーク制限がかかっていない正常な端末は「○」と表示されます。逆に赤ロムは「×」と表示されます。
△はそれ以外の状態で、例えば端末の割賦代金が未だ残っており、代金債務の不履行があった場合にはネットワーク制限がかかる可能性がある場合等が該当します。いわゆる「赤ロムになる可能性のある端末」ですね。
これでネットワーク制限の有無が確認出来ましたね。
失敗しない優良な「中古携帯」販売店の選び方
白ロムを販売している会社は数多くありますが、ネットワーク制限を明記していないお店の場合は、ネットワーク制限の有無を確認しましょう。製造番号は聞けば業者は大体教えてくれます。教えてくれない業者は「赤ロム」や「赤ロム候補の端末」を販売していると勘ぐっても良いかもしれません。
ネットワーク制限が○であれば赤ロムになる心配はほぼ無いといえるでしょう。
しかしながら、稀にお店で販売していた時は問題無かったのに、購入した後に赤ロムになるケースがあります。
例えば急きょ盗まれた端末であることが発覚した場合等、買主の手に渡った後に赤ロムになった場合ですね。めったにない話ですが、運が悪ければ可能性としては考えられます。
そんな場合を考えて、優良店では「赤ロム保証」を付けています。例えばお客様の手元に渡った際に赤ロムになっていた場合は、全額返金保証などをしてくれたり、別の同等品と交換してくれたりします。
中古携帯を購入するときは、まずは自分でネットワーク制限を調べてみて、なおかつ「赤ロム保証」が付いている業者を選ぶようにしましょう!