iPhoneのオートメーション活用術|勉強・集中におすすめの設定3選

iPhoneの「ショートカット」アプリにあるオートメーションを使うと、「自宅に着いた」「集中モードをオンにした」などの条件をきっかけに、あらかじめ設定した操作を自動的に実行できます。
勉強に活用すれば、勉強を始めるきっかけを作る、集中しやすい環境に切り替える、勉強後に進捗を記録するといった一連の流れを効率化できます。
今回は、iPhoneのオートメーションと「集中モード」「ジャーナル」などを組み合わせた、勉強におすすめの設定を3つ紹介します。
- iPhoneのオートメーションでできること
- 帰宅後に勉強を始めやすくする設定
- 集中モードと組み合わせる方法
- 勉強終了後に学習内容を記録する方法
目次
iPhoneのオートメーション機能とは

iPhoneのオートメーションとは、指定した条件をきっかけに、設定したアクションを実行できるショートカットアプリの機能です。
例えば、「自宅に到着した」「特定の集中モードをオンにした」「Bluetooth機器に接続した」といった条件と、アプリを開く、タイマーを設定するといった操作を組み合わせられます。
通常のショートカットは、作成したショートカットをタップするなどして実行します。一方、オートメーションは特定の条件をきっかけにショートカットやアクションを実行できる点が特徴です。
ただし、設定する条件やアクションによっては、完全に自動実行されるものと、実行時に確認が必要になるものがあります。
勉強におすすめのオートメーション設定3選

ここからは、勉強に活用しやすいオートメーションを3つ紹介します。
今回作るのは、「勉強を始める」「集中する」「勉強内容を記録する」という3つの場面をサポートする設定です。
帰宅したらタイマーを設定して勉強開始のきっかけを作る
「帰宅したら勉強しよう」と考えていても、スマホを見たり休憩したりしているうちに時間が過ぎてしまうことがあります。
そこで、自宅への到着をきっかけにタイマーを設定するオートメーションを作ります。
例えば帰宅後に「30分だけ休憩してから勉強する」と決めておけば、休憩と勉強の切り替えを意識しやすくなります。
オートメーションの設定手順
- 「ショートカット」アプリを開く
- 「オートメーション」を開き、新しいオートメーションを作成する
- トリガーから「到着」を選択する
- 自宅など、オートメーションを実行したい場所を指定する
- 画面の案内に従って実行条件を設定する
- アクションとしてタイマーを設定する操作を追加する
iOSのバージョンによってボタン名や画面構成が異なる場合がありますが、基本的には「到着」をきっかけにタイマーを設定するという組み合わせです。
集中モードと組み合わせて勉強に集中する
iPhoneの「集中モード」は、勉強や仕事など特定の作業に集中したいときに、通知を受け取る人やアプリなどをコントロールできる機能です。
例えば、家族からの連絡は受け取りながら、SNSやゲームなど勉強中に必要のないアプリからの通知を抑える、といった設定ができます。
さらに、集中モードに専用のロック画面やホーム画面を関連付ければ、勉強用の環境へ切り替えることもできます。
勉強用の集中モードを作成する
- 「設定」を開く
- 「集中モード」をタップする
- 「カスタム」を選択する
- 「勉強」など分かりやすい名前を設定する
- 集中モード中に通知を許可する連絡先を設定する
- 必要に応じて通知を許可するアプリを設定する
- 必要に応じてロック画面やホーム画面をカスタマイズする
家族など緊急時に連絡を受けたい相手がいる場合は、その人からの通知を許可しておきましょう。
また、勉強中に使用するホーム画面を指定しておけば、SNSやゲームなど勉強に必要のないアプリを目に入りにくくすることもできます。
集中モードはコントロールセンターからオン・オフを切り替えられます。
集中モードをきっかけにタイマーを設定する
次に、作成した勉強用の集中モードとオートメーションを組み合わせます。
- 「ショートカット」アプリの「オートメーション」を開く
- 新しいオートメーションを作成する
- 作成した勉強用の集中モードを選択する
- 集中モードがオンになったときを実行条件にする
- タイマーを設定するアクションを追加する
- 画面の案内に従ってオートメーションを保存する
この設定を作っておけば、勉強用の集中モードをオンにすることを勉強開始のスイッチとして利用できます。
なお、タイマーの動作や自動実行の可否は、使用しているiOSのバージョンや設定内容によって異なる場合があります。
勉強終了後にジャーナルを開いて進捗を記録する
「今日はどこまで勉強したか」を記録しておくと、次回の勉強を始めるときに前回の続きが分かりやすくなります。
そこで、勉強用の集中モードをオフにしたことをきっかけに、Apple純正の「ジャーナル」アプリを開くオートメーションを作ります。
ジャーナルでは日付ごとにエントリーを作成できるため、「問題集P.30まで」「英単語100個」など、その日の進捗を記録する用途にも利用できます。
ジャーナルを開くショートカットを作成する
- 「ショートカット」アプリを開く
- 新しいショートカットを作成する
- 「アプリを開く」アクションを追加する
- 開くアプリとして「ジャーナル」を指定する
- 「勉強記録」など分かりやすい名前を設定して保存する
集中モードをオフにしたら実行する
続いて、勉強用の集中モードを終了したときに、先ほど作成したショートカットを実行するよう設定します。
- 「ショートカット」アプリの「オートメーション」を開く
- 新しいオートメーションを作成する
- 勉強用に作成した集中モードを選択する
- 「オフになったとき」を実行条件にする
- 先ほど作成した「勉強記録」のショートカットを指定する
- 画面の案内に従って保存する
設定後は、勉強用の集中モードを終了したタイミングでジャーナルを開き、その日の学習内容を記録できます。
ジャーナルではエントリーを作成して文章を記録できます。勉強した範囲や次回取り組む内容を簡単に残しておくと便利です。
ジャーナルにこだわる必要はなく、普段使用しているメモアプリや学習管理アプリを開く設定に変更しても構いません。
iPhoneのオートメーションを勉強に活用しよう

iPhoneのオートメーションを使えば、勉強を始めるきっかけ作りから集中、終了後の記録までを効率化できます。
今回紹介した設定を組み合わせると、次のような流れを作れます。
- 帰宅したらタイマーを設定して休憩時間を決める
- 勉強を始めるときに集中モードをオンにして通知などをコントロールする
- 集中モードをオフにしたらジャーナルを開いて勉強内容を記録する
オートメーションのメリットは、毎回同じ操作を自分で繰り返す手間を減らせることです。
勉強だけでなく、仕事や読書、運動などにも応用できます。まずは自分が毎日繰り返している操作を1つ自動化するところから試してみましょう。































