これでタブレットいらず!?iPhoneにも使える画面拡大鏡とは

これでタブレットいらず!?iPhoneにも使える画面拡大鏡とは

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iPhoneをはじめとしたスマートフォン向けのアクセサリーは、日々新たな製品が登場しています。ユーザーの悩みを解決するためのアクセサリーもあれば、これまでにないスマートフォンの革新的な活用方法を提案してくれるアクセサリーも存在します。

そんな中、iPhoneにも使える新たなアクセサリーとして、「画面拡大鏡」というものが注目されていることをご存知でしょうか。iPhoneのアクセシビリティにも「ズーム機能」は存在しますが、それとはまったく違った新たなアプローチで私たちの悩みを解決してくれる製品です。今回は、スマートフォン用の「画面拡大鏡」とは何か、メリットやデメリット、おすすめの使い方などもあわせて紹介します。

スマートフォンで動画を閲覧する際の悩み

スマートフォンで動画を閲覧する際の悩み

iPhoneをはじめとしたスマートフォンを利用するうえで、画面サイズは使い心地を左右する重要なポイントです。画面サイズは大きければ大きいほど見やすいものですが、同時に操作性を損なうことにもなってしまいます。画面のサイズが小さいスマートフォンは片手でも操作しやすいですが、それは見やすさを犠牲にすることも意味します。そのため、本当に使いやすいスマートフォンを選ぶ際には、画面サイズと操作性のバランスを考慮することが重要といえるでしょう。

ちなみに、迫力のある映像を楽しみたい場合には、タブレットを使い分けるという方法もありますが、そのためだけに新たにタブレットを購入するのは躊躇してしまう方も多いはずです。
そこで、スマートフォンの小さな画面でも迫力ある映像を楽しむためにおすすめしたいのが、今回紹介する「画面拡大鏡」です。

画面拡大鏡とは

画面拡大鏡とは

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スマートフォン用の画面拡大鏡とは、画面に映った映像をそのまま拡大できるアクセサリーです。ノートパソコンのような形状をしているのが特徴で、手前には大型のスクリーンが搭載されています。

ただし、スクリーンといっても本物の液晶パネルではなく、奥に設置するスマートフォンの画面を拡大するための大型ルーペのようなものです。画面拡大鏡の使い方はいたってシンプルで、所定の位置にスマートフォンを設置したら、スクリーンを立て掛けて見たいコンテンツを再生するだけ。

ほとんどの製品は14〜16インチ程度の大画面仕様ですが、なかには持ち運びにも便利な12インチ程度のコンパクトサイズのものもあります。”拡大鏡”と聞くと、ルーペのような丸形のレンズをイメージする方も多いですが、スマートフォン用の画面拡大鏡は16:9の長方形で、歪みの少ない高精度の投影を可能にしました。

メガネや双眼鏡と同じ原理で画面をそのまま拡大するという仕組みのため、電源も必要なくスマートフォンさえ動作すればすぐに利用できるのが特徴です。

画面拡大鏡のメリット

画面拡大鏡のメリット

画面拡大鏡を活用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。3つのポイントに分けて紹介します。

大画面で映像を楽しめる

画面拡大鏡の最大のメリットは、なんといっても迫力のある映像を楽しめることです。2021年12月現在、iPhoneシリーズのなかでももっとも画面サイズが大きいiPhone13 Pro Maxは6.5インチ。しかし、画面拡大鏡を組み合わせることで16インチまで拡張でき、倍以上のサイズで迫力ある映像を楽しめます。

電源も不要のため、画面拡大鏡を設置できるスペースさえ確保できれば、屋内・屋外あらゆる場所で使えるのは大きな魅力といえるでしょう。

ブルーライトカット機能を搭載した製品も

画面拡大鏡のなかには、ブルーライトカット機能を搭載した製品もあります。iPhoneにはもともと明るさの自動調節機能が搭載されていますが、画面拡大鏡にブルーライトカット機能があることで、夜間はもちろん日中の時間帯も目に優しい使い方ができます。また、スマートフォン用のブルーライトカットフィルムを利用している方にとっても安心して利用できるでしょう。

安価で手軽に購入できる

画面拡大鏡はサイズによっても価格は多少異なりますが、16インチの場合で2,000〜3,000円程度の製品がほとんどです。大画面で映像を楽しみたいという目的でタブレットの購入を検討している方にとっては、画面拡大鏡を利用することで大幅に出費を抑えられるのではないでしょうか。

画面拡大鏡のデメリット

画面拡大鏡のデメリット

画面拡大鏡はメリットばかりとは限らず、デメリットも存在します。購入時に特に注意しておきたい2つのポイントを紹介します。

画面を直接操作できない

画面拡大鏡は、スマートフォンに映し出された画面をそのままスクリーンに拡大するというシンプルな構造です。そのため、スクリーンそのものにタッチパネルは採用されておらず、画面操作はスマートフォン側で行う必要があります。映画やドラマなど長時間にわたって楽しめるコンテンツであれば便利ですが、YouTubeなどにアップされている短時間の動画を視聴する場合、動画が終了するたびにスマートフォンを取り出して操作する手間があります。

設置スペースが必要

画面拡大鏡は物理的にレンズによって拡大するため、スマートフォンをセットする場所とスクリーンに一定の距離が必要です。そのため、画面拡大鏡を設置する際には数十cm程度の奥行きが必要となります。本体そのものが薄型のタブレットと比較した場合、設置に幅をとることはデメリットといえるでしょう。

画面拡大鏡をより楽しむ

画面拡大鏡をより楽しむ

上記でも紹介したとおり、画面拡大鏡は数十分や数時間程度の長い動画コンテンツを視聴するのに適しています。そして、より迫力のあるコンテンツを楽しむためには、画質だけでなく音質にもこだわりたいものです。

画面拡大鏡はあくまでも画面そのものを拡大する製品であるため、スピーカー機能は搭載されていません。そのため、通常であればスマートフォンに内蔵されたスピーカーから音声を出力することになるのですが、スクリーンに対してスピーカーの位置が奥まった場所になるため、音が聞こえづらい、または音質が悪く聞こえてしまうといった問題が生じることがあります。

これを解決するための方法としては、Bluetooth接続のスピーカーまたはヘッドホンと組み合わせて使用するのが良いでしょう。スマートフォン内蔵のスピーカーに比べて音質の向上が見込め、満足度が高まるはずです。

ワイヤレスイヤホンに関しては「ワイヤレスイヤホンの不満を解消!ネックバンド型ワイヤレスイヤホンを活用してみよう」の記事でも紹介しています。

画面拡大鏡 iPad(第9世代)
価格 1,500円程度~ 39,800円(税込)~
電源 不要 充電式
設置サイズ 幅325mm 奥行き240mm~など 幅250.6mm 奥行き7.5mm~
タッチパネル 操作不可 操作可
スピーカー なし あり

タブレットよりも手軽な画面拡大鏡

タブレットよりも手軽な画面拡大鏡

今回紹介してきたように、スマートフォン用の画面拡大鏡は手軽に迫力ある映像を楽しむために有効なツールといえます。タブレットを購入するよりも圧倒的にコストを抑えられ、電源も一切不要。スマートフォンを買い替えたあともそのまま利用できるため、使い勝手の良い製品といえるでしょう。

一人の時間を楽しむため、または家族や友人で動画を一緒に観るためにも、幅広く活躍してくれるはずです。

あわせて読みたい記事

今回はiPhoneにも使えるスマートフォンの画面拡大鏡ついて紹介しました。iPhoneはじめスマートフォンのアクセサリーといえば「イヤホン」。イヤホンについても日々使い勝手の良い新商品が販売されています。「ワイヤレスイヤホンの不満を解消!ネックバンド型ワイヤレスイヤホンを活用してみよう」では、ネックバンド型のワイヤレスイヤホンについて詳しく紹介しています。ぜひご参考ください。

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