大雪の災害時に覚えておきたいiPhoneのバッテリーを長持ちさせるコツ

雪の災害時に覚えておきたいiPhoneのバッテリーを長持ちさせるコツ

2020年から2021年にかけて、全国各地で記録的な寒波による大雪に見舞われています。高速道路や一般道で立ち往生し動けなくなる車が続出したほか、今後電力需要の逼迫によって大規模な停電が起こるリスクも考えられるでしょう。雪に慣れているはずの地域でも交通に大きな影響が出ており、いつ命の危険がやってきてもおかしくない状況にあります。

時として通信は、助けを求めるための命綱にもなり得る存在です。そこで今回の記事では、万が一のときのために覚えておきたいiPhoneのバッテリーを長持ちさせるためのコツを紹介します。

iPhoneに搭載されているリチウムイオン電池は寒さに弱い

リチウムイオン電池は寒さに弱い

iPhoneをはじめとしたスマートフォンやタブレット端末などには、リチウムイオン電池が搭載されています。使い捨ての乾電池とは異なり、繰り返し充電して利用できるメリットがありますが、その一方で寒さや暑さに弱いという特性もあります。

Appleでは0〜35℃が最適な温度範囲と紹介しています。氷点下を下回る極点に寒い環境の中では、リチウムイオンバッテリーのパフォーマンスが大幅に低下し、バッテリーを消耗するスピードが通常よりも早くなる傾向があります。

たとえば、バッグなどにiPhoneを入れたままにしておくと、周囲の温度に影響されて気づいた時にはiPhoneが使えなくなっている、といったリスクも考えられるのです。極端に寒い環境下では、iPhoneを衣類のポケットに収納するなどして、肌身離さず持ち歩くことが重要です。

圏外や電波の弱い場所ではバッテリーの消耗が早い

圏外や電波の弱い場所ではバッテリーの消耗が早い

携帯電話やスマートフォンは、電波が悪い場所や圏外の場所にいるとバッテリーの消耗が早くなる特性もあります。可能であれば少しでも電波が安定しているところに移動するか、バッテリー節約のために電源を切っておくなどの対策も有効です。

また、近くにWi-Fiが利用できる施設やモバイルWi-Fiルーターなどを持っている場合には、iPhoneのモバイルデータ通信をオフにするか機内モードに設定し、Wi-Fi経由でのデータ通信のみに限定しておく方法もおすすめです。

ちなみに、モバイルデータ通信と機内モードの設定方法は以下の通りです。

モバイルデータ通信の設定方法
  • 「設定」アプリ→モバイル通信→モバイルデータ通信をオフ
機内モードの設定方法
  • 「設定」アプリ→機内モードをオン(方法1)
  • 画面右上から下にスワイプ→飛行機のアイコンをタップ(方法2)

iPhoneのバッテリーを節約する設定

iPhoneのバッテリーは本体のさまざまな設定を変更することによっても節約が可能です。今回は4つの方法を紹介します。

iPhoneのバッテリーを節約する設定

画面表示と明るさ

iPhoneをはじめとしたスマートフォンの機能のうち、もっともバッテリーを消費しやすいのがディスプレイ関連の設定です。最小限の明るさに設定しておくことで、バッテリーの節約につながります。iPhoneのディスプレイの明るさ(輝度)を調整するためには、以下の手順で操作しましょう。

明るさの設定方法
  • 「設定」アプリ→画面表示と明るさ→「明るさ」の項目を調整(方法1)
  • 画面右上から下にスワイプ→太陽のアイコンで明るさを調整(方法2)

低電力モード

iPhoneはもともと、バッテリー残量が極端に低下し0%に近づくと「低電力モードを設定しますか」という項目が出てくる仕様になっています。低電力モードに設定するとメールの受信やアプリのバックグラウンド更新、自動ダウンロードなどが制約され、その分バッテリーの消費を抑えられます。

低電力モードはバッテリー残量に余裕がある段階から設定しておくことも可能で、設定方法は以下の通りです。

低電力モードの設定方法
  • 「設定」アプリ→バッテリー→低電力モードをオン

Bluetooth

最近ではワイヤレスヘッドホンやスマートウォッチなど、Bluetoothで連携できるアクセサリーや周辺機器が多く登場しています。日常的に利用するものであるため、常にBluetoothはオンにしている方も多いはず。しかし、緊急時にはBluetoothとのペアリングを解除することによって、バッテリーの消費を抑制できる効果が見込めます。

Bluetoothの設定方法は以下の通りです。

Bluetoothの設定方法
  • 「設定」アプリ→Bluetooth→Bluetoothをオフ(方法1)
  • 画面右上から下にスワイプ→Bluetoothのアイコンをタップ(方法2)

Wi-Fi

Bluetoothと同様、Wi-Fiも利用しない場合はオフにしておくことでバッテリーを節約できます。特に近隣の家や施設にアクセスポイントが設置されている場合は、不要なWi-FiまでiPhoneが拾ってしまう可能性もあるでしょう。また、反対に、モバイルネットワークが圏外や電波の不安定な場所にいる場合には、Wi-Fiに接続したほうがバッテリーが節約できるケースもあります。周辺のネットワーク環境に合わせてうまく活用してみましょう。

Wi-Fiの設定方法は以下の通りです。

Wi-Fiの設定方法
  • 「設定」アプリ→Wi-Fi→Wi-Fiをオフまたはオン(方法1)
  • 画面右上から下にスワイプ→Wi-Fiのアイコンをタップ(方法2)

ちょっとした外出時にもiPhoneは常に携帯する

ちょっとした外出時にもiPhoneは常に携帯する

災害時にもっとも注意しなければならないのは、iPhoneをつねに身につけておくことです。今回の大雪では車が立ち往生して動けなくなる問題がクローズアップされましたが、たとえば自宅の周辺で雪かきをしているときや、自宅の屋根から雪を下ろす場合なども危険が伴います。足の踏み場が悪く転倒し、怪我をして動けなくなることもあるでしょう。また、雪の中に体ごとはまってしまい、身動きが取れなくなることも考えられます。そのような場合でも、つねにiPhoneを身につけておけば、周囲に誰も人がいなくても助けを求めることができます。

「車で数分のコンビニに行くだけだから」「家のすぐ近くで作業をするだけだから」と安易に考えず、自分の身を守るためにもiPhoneは必ず持って自宅を出るようにしましょう。

最後に、今回ご紹介したiPhoneの設定方法を下記にまとめましたのでご参考の上ぜひ活用してみてください。

各モードの設定方法
モバイルデータ通信 「設定」アプリ→モバイル通信→モバイルデータ通信をオフ
機内モード 「設定」アプリ→機内モードをオン(または)画面右上から下にスワイプ→飛行機のアイコンをタップ
明るさ 「設定」アプリ→画面表示と明るさ→「明るさ」の項目を調整(または)画面右上から下にスワイプ→太陽のアイコンで明るさを調整
低電力モード 「設定」アプリ→バッテリー→低電力モードをオン
Bluetooth 「設定」アプリ→Bluetooth→Bluetoothをオフ(または)画面右上から下にスワイプ→Bluetoothのアイコンをタップ
Wi-Fi 「設定」アプリ→Wi-Fi→Wi-Fiをオフまたはオン(または)画面右上から下にスワイプ→Wi-Fiのアイコンをタップ

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