バスタイムを充実させよう!風呂場で使えるiPhoneアクセサリー4選

風呂場で使えるiPhoneアクセサリー

防水機能が搭載されたスマートフォンは今や珍しい存在ではなく、現在販売されているiPhoneも例外なく耐水の仕様となっています。そこで多くの人は毎日のバスタイムを快適に過ごすために、風呂場にiPhoneを持ち込んで音楽を聴いたり動画を見たりといった使い方を検討することでしょう。

しかし、そもそもiPhoneを風呂場で使用しても問題ないのか、快適に使用するために役立つiPhoneアクセサリーについても今回の記事でご紹介します。

過去にiPhoneの耐水性能に関する記事はいくつか公開してきましたが、今回は最新のiPhone11シリーズやiPhoneSEも含めた内容となっているため、ぜひ参考にしてみてください。

iPhoneを風呂場で使う際の注意点

iPhoneを風呂場で使う際の注意点

まず大前提として覚えておきたいのが、iPhoneを風呂場で使用する場合は基本的に自己責任であるということです。iPhone7以降はいずれの端末も防沫・耐水・防塵機能が搭載されていますが、厳密にいえばこれらは「防水」とは少し異なるのです。防水とは「水面下で使用することができる」と定義されているのに対し、耐水の場合は一定条件のもとに限り「有害な影響を受けない」と定義されています。すなわち、耐水仕様のiPhoneの場合は、日常生活のなかで不意に水に濡れてしまった場合であれば対応できる程度と考えるのが正しいものです。

また、そもそもiPhoneの耐水テストは「常温の真水」を前提にしており、そもそも40度前後のお湯は想定していません。実際にAppleのホームページを見ても、以下のような環境下での使用は控えるように注意喚起されています。

下記の使用方法はダメ!

  1. iPhone を着用したまま泳ぐまたは入浴する
  2. iPhone に水圧が強い水や流速が大きい水をかける (たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
  3. iPhone をサウナやスチームルームで使う
  4. iPhone を意図的に水没させる
  5. 推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下で iPhone を動作させる

いずれも風呂場での使用に合致する条件であることが分かります。
また、温度や湿度に加えて、シャンプーや石鹸、入浴剤などの薬剤がiPhoneに影響を及ぼすことも考えられます。前述のとおり、iPhoneの耐水テストには真水が使用されていることからも、不純物が端子などに付着してしまうとそこから腐食が進行することもあるのです。
もし入浴中にシャンプーや石鹸の泡などがiPhoneに付着した場合は、お風呂から上がったタイミングで綺麗に水で洗い落とし、十分に乾燥させたうえで充電するようにしましょう。

バスタイムに役立つiPhoneアクセサリー

バスタイムに役立つiPhoneアクセサリー

iPhoneは完全な防水仕様ではありませんが、さまざまなアクセサリーと併用することによって快適なバスタイムを実現することもできます。今回はバスタイムにおすすめのiPhoneアクセサリーについて4つの例を挙げながらご紹介します。

防水ポーチ

防水ポーチ

パスケースのようにiPhoneを入れて使用するタイプのアクセサリーです。その名の通り防水仕様になっており、内部への水の侵入を防ぎます。ある程度大きさに余裕のある商品が多いため、機種を変えてもそのまま利用できるのも大きなメリット。風呂場はもちろんですが、プールや海岸、川などで遊ぶ際にも役立ちます。

防水ポーチはiPhoneのタッチパネル表面にぴったりと吸着するようになっているため、ポーチに収納したままでもタッチ操作が可能。ただし、ディスプレイ部分がむき出しの状態になるため、普段ブックカバー型のケースを使用している場合は、落下による破損に注意しなければなりません。
多くの防水ポーチには落下を防止するためにネックストラップがセットになっているため、うまく活用しながらiPhoneを守りましょう。

防水ケース

防水ケース
出典:http://www.mssjapan.jp/slimdiver/lp01/#1

防水ポーチよりも手にフィットし操作性を重視したい方には防水ケースがおすすめです。機種ごとに専用の大きさや形状に作られているため、通常のケースのように持ちやすく安定感があります。iPhone全面を丸ごとカバーで覆うような設計になっているため、非常に機密性が高くタッチ操作やボタン操作もケースに入れたまま可能。

また、通常のケースに比べて厚みがありガッシリとした作りでもあるため、耐衝撃性にも優れています。万が一、風呂場やプールサイドなど固い面に落下させても破損から守ってくれる安心感も大きなメリットといえるでしょう。防水ポーチのようにわざわざケースを入れ替える必要もなく、日常生活でもそのまま利用できるのは防水ケースならではの強みでもあります。

最近では防水・耐衝撃性と薄さを兼ね備えたケースも登場しており、従来の一般的なケースと遜色のないほどコンパクトでポケットに簡単に収まるものもあります。Face IDやワイヤレス充電にも対応しているため、機能面を重視する人にとっても安心です。

スマホホルダー(スタンド)

スマホホルダー(スタンド)
出典:Sinmple Life Labo

湯船につかりながら音楽を聴いたり動画を視聴したりする際に便利なのがスマホホルダースマホスタンドです。水濡れに強いシリコン製のスタンドや、吸盤やマグネットで固定できるものなどがあり、ゆっくりとバスタイムを過ごすためにはおすすめです。

一般的なスマホスタンドやスマホホルダーは金属製のものも多く、風呂場で使用しているとサビが付着してしまうため、やはりバスルーム用のスタンドやホルダーを活用したほうが安心といえるでしょう。ただし、長時間使用するとなるとiPhoneの不具合や故障につながる危険性もあるため、防水ポーチや防水ケースと併用しながら活用するのがおすすめです。

防水スピーカー

防水スピーカー
出典:Anker

バスルームで音楽を聴くのであれば、Bluetooth接続に対応した防水スピーカーがおすすめです。あらかじめiPhoneと接続しておけば、iPhone本体を浴室内に持ち込まなくてもBluetoothで音楽再生が可能です。特に毎日のように音楽を聴きながらバスタイムを楽しむ人の場合、どこかのタイミングで水が本体内に侵入して故障の原因になる可能性もあるため、そのような事態を防ぐためにも防水スピーカーを併用してみましょう。

事前に聴きたい曲のプレイリストを設定しておけば、iPhoneを浴室内で操作する必要もないため簡単です。防水スピーカーの多くは充電式になっているため、電源の心配も不要なほか、キャンプやバーベキューなどのアウトドアを楽しむ際にも有効に活用できるはずです。

正しい使い方で快適なバスタイムを

耐水仕様になっているとはいえ、iPhoneは長時間水中で使用したり、湿度の高い環境下で使い続けることは避けるべきです。一方で、今回紹介したiPhoneアクセサリーを活用すれば、毎日のバスタイムも充実したものになることでしょう。水没による故障を起こさないためにも、iPhoneの耐水性能を正しく理解したうえで十分注意しながら使用することが重要です。

iPhoneの防水対応のアクセサリーにはさまざまな種類のものがあるため、それぞれを比較しながら検討してみてください。

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