紛失物の捜索だけじゃない!AirTagを活用したライフハックを紹介

紛失物の捜索だけじゃない!AirTagを活用したライフハックを紹介

財布やクルマの鍵といった貴重品へ取り付けることで、万が一紛失した場合でも居場所を特定できるAppleの最新ガジェット「AirTag」。小型で軽量、かつ耐水性能も有しており、価格も手頃であることから、さまざまな物に取り付けて活用している方も多いのではないでしょうか。
しかし同時に、正確な位置を把握できるということは、「貴重品以外にもAirTagを活用できないだろうか」と考えている方もいるはずです。そこで今回の記事では、財布や鍵といった小物類だけでなく、それ以外に活用できるAirTagのライフハックをいくつか紹介します。

AirTagの基本的な機能をおさらい

AirTagの基本的な機能をおさらい

出典:Apple公式サイト

はじめに、そもそもAirTagはどのような機能を備えたガジェットなのか、基本的な機能をおさらいしましょう。

AirTagの基本仕様

AirTagの基本仕様は以下の通りです。

本体サイズ 直径31.9mm×厚さ8.00mm
本体重量 11g
耐水性能 IP67等級(水深1mで最大30分間)
接続 Bluetooth 超広帯域 NFC
バッテリー コイン型電池(CR2032)
動作環境 -20~60℃

AirTagの基本機能

AirTagには以下のような機能が備わっています。

AirTagの主な機能
  1. AirTagをiPhoneに近づけるだけでペアリング完了
  2. iPhoneの「探す」アプリを起動するとAirTagの居場所がマップで表示
  3. AirTagとiPhoneが離れたとき、iPhoneへ通知が届く
  4. iPhone11シリーズ以降であれば、「正確な場所を見つける」に対応
  5. 「探す」アプリを使えばAirTagの内蔵スピーカーに音を鳴らすことも可能
  6. 「紛失モード」に設定しておくと、第三者がスマートフォンをかざしたときに連絡先情報を表示できる
  7. 自分以外の第三者の元にAirTagがわたった場合、その人のiPhoneに通知が届く
  8. AirTagが手元から離れた場合、3日間が経過すると自動的にアラームが鳴る

上記のなかで特に重要なのが7および8の項目で、これらはいわゆるストーカー対策として搭載されているものです。AirTagを使って犯罪や嫌がらせに悪用されないよう、さまざまな配慮がされていることが分かります。そのため、AirTagを紛失物以外の捜索に活用する際には、上記の機能に留意しておく必要があるでしょう。

AirTagを活用したライフハック

AirTagを活用したライフハック
ではここから、今回の記事の本題であるAirTagを活用したライフハックの活用事例をいくつか紹介していきましょう。

子どもの迷子対策

ショッピングセンターなどに出かけた際、少し目を離した隙に子どもがはぐれてしまい、迷子になった経験はないでしょうか。このような場合に備え、子どもの衣服のポケットやリュックの中などにAirTagを入れておくと、わざわざ館内放送で呼び出したりすることもなく安心です。
また、アウトドアなど屋外での迷子はときに命に関わることもあるため、そのような場合に備えた活用方法も有効でしょう。

ペットの迷子対策

公園への散歩やアウトドア、旅行などにペットを連れて行くことが多い方は、迷子対策として首輪などにAirTagを装着しておく方法があります。かつては鈴を付けておくのが定番でしたが、現代はテクノロジーの進化によってペットの迷子対策も大きく変わりました。
万が一、長期間にわたってペットの居場所が分からなくなっても、3日間が経過するとAirTagがアラームを発出するため周囲の人に知らせることができます。また、ペットが行方不明になった時点でiPhoneから「紛失モード」に設定しておくと、近くの人に対して自分の連絡先を通知でき、早期発見につながるでしょう。

駐車位置の特定

大きなショッピングセンターや運動場、公園などにおいて、駐車場があまりにも広く、自分が駐めたクルマの位置が分からなくなった経験はないでしょうか。そのような場合でも、クルマの中にAirTagを常備しておけば、正確な駐車位置を把握できます。iPhone11シリーズ以降であれば、超広帯域通信で「正確な場所を見つける」機能に対応しているため、立体駐車場などでも問題なく利用できるでしょう。

友人同士の待ち合わせ

遊園地などのテーマパークや音楽フェスなどに複数人の友人で参加する場合、途中ではぐれてしまいお互いの居場所が分からなくなってしまうことがあります。電話やチャットなどで連絡を取り合うことも可能ですが、人数が多ければ多いほど非効率的です。
そこで、一人ひとりにAirTagを渡しておけば、万が一はぐれた場合でも居場所がすぐに特定でき、連絡がとれなくなって別行動になってしまうといった心配もありません。

注意が必要なAirTagの活用方法

注意が必要なAirTagの活用方法
上記で紹介した4つの方法以外にも、AirTagにはさまざまな活用事例が考えられます。しかし、一見すると問題なく利用できそうでも、さまざまな問題が生じたりトラブルに発展したりするケースも想定されます。そこで、特に注意すべきAirTagの活用方法を3つ紹介しましょう。

自転車・バイクの盗難対策

「クルマの駐車位置が特定できるということは、自転車やバイクにAirTagを装着しておけば盗難対策になるのでは?」と考える方も多いと思います。しかし、万が一自転車やバイクが盗まれた場合、犯人のiPhoneに通知が届くことになります。その時点で犯人にAirTagの存在が知られてしまい、自転車やバイクに装着されたAirTagを取り外されたり、物理的に壊されてしまったりするケースも想定されるでしょう。
盗難直後に気付けるという意味では一定の効果は見込めますが、紛失物の捜索とは異なり、犯人がAirTagの存在に気付いてしまうリスクを考えると適した活用方法とは言えません。

高齢者の見守り

たとえば、認知症の家族がいる場合、本人の財布や衣類など身の回りのものにAirTagを装着し、万が一深夜などに徘徊した際に役立てる方法も考えられます。しかし、本人がいつも必ず財布や鍵を持ち歩くとは限らないほか、出かける前に装着した衣類を着替える可能性もあるでしょう。
また、そもそもAirTagはつねにiPhoneのある程度近くにあることが前提のため、親と離れて暮らしている場合など、高齢者の見守りには不向きといえます。

浮気対策

配偶者や恋人の持ち物にAirTagを忍ばせ、浮気対策として行動を監視することはできないか?と考える方もいるでしょう。しかし、自分自身のiPhoneから離れると忍ばせた相手のスマートフォンに通知が届くほか、一定期間が経過するとAirTagからアラーム音が鳴るため、すぐにAirTagの存在がバレてしまいます。
そもそもAirTagは誰かを日常的に監視したり、追跡したりといった前提で作られているものではないため、浮気対策のような用途には不向きです。万が一、AirTagを忍ばせたことが相手にバレたとき、さらなるトラブルに発展する可能性もあるでしょう。そのため、このような活用方法は絶対にしないように注意しましょう。

正しい知識を身につけトラブルを生まないAirTagの活用を

正しい知識を身につけトラブルを生まないAirTagの活用を

AirTagは紛失物の捜索追跡には大変便利なガジェットですが、小型で軽量であるがゆえに、本来の使い方ではない悪い活用方法を考える方も存在します。しかし、AirTagはあくまでも正当な目的や用途にのみ活用できるものであり、プライバシーを侵すような使い方はできない仕様になっています。
無用なトラブルを避けるためにも、まずはAirTagの仕様や基本機能をしっかりと押さえておくことが何よりも重要といえるでしょう。

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