iPhoneとの相性抜群!モバイルプロジェクター活用のすすめ

モバイルプロジェクター活用のすすめ

iPhoneで動画を楽しむことは一般的になりましたが、もっと大きな画面で楽しみたいと考えるようになるもの。iPadを購入したり、テレビに接続して楽しむのもひとつの方法ではありますが、旅行や出張先でも手軽に楽しめるツールとして「モバイルプロジェクター」が注目されています。

プロジェクターと聞くと、これまでは学校や企業などで利用されるケースが一般的でしたが、現在は一般家庭でも手軽に楽しめる製品が多数登場しています。そこで今回は、iPhoneと組み合わせて使えるモバイルプロジェクターの魅力を詳しく解説していきましょう。

モバイルプロジェクターとは

モバイルプロジェクターとは

モバイルプロジェクターとはその名の通り、小型でどこにでも持ち運びが可能なプロジェクターのことを指します。

通常のプロジェクターは数十センチメートル四方の筐体で重量もあり、電源の確保も必要なため一箇所に固定して使用するのが一般的でした。しかし、モバイルプロジェクターはモバイルバッテリーと同じくらいのサイズでバッグの中にも収納でき、バッテリーも内蔵しているためコンセントがない場所でも使用できます。

画素数など基本的な性能は通常のプロジェクターに負けてしまいますが、携帯性と手軽さを重視したい方にとってはメリットの大きい商品といえるのです。

モバイルプロジェクターの活用事例

モバイルプロジェクターの活用事例 モバイルプロジェクターは具体的にどのような活用事例が考えられるのでしょうか。代表的な用途をいくつかご紹介しましょう。

ホームシアター

自宅の壁にプロジェクターからの映像を投影すれば、iPhoneやiPadよりも大画面で映画や音楽の映像を楽しむことができます。一人暮らしの部屋でも大画面のテレビを購入する必要がなく、スペースの有効活用にもつながるのではないでしょうか。

モバイルスピーカーやスマートスピーカーに接続すれば、より迫力のあるムービーを味わうことも可能。ホームシアターの環境を整える予算やスペースがない方にとっては、モバイルプロジェクターは心強い味方になってくれるはずです。

また、ホームシアターの用途としておすすめしたいのが、天井への投影です。ベッドに仰向けになった状態で映画を楽しめるため、iPhoneを長時間手で支えて疲れる心配もありません。

営業先でのプレゼン

営業先でスマートフォンに保存された映像や資料を見せたいとき、小さな画面では複数人での閲覧が難しいもの。iPadやPCでのプレゼンという手段もありますが、より大画面でプレゼンをしたほうが成約率もアップするかもしれません。

先方の会議室に大画面のモニターがあれば良いですが、そのような環境がない場合であってもモバイルプロジェクターがあれば安心。会議室の壁にプロジェクターの映像を投影し、最適な環境でプレゼンができます。

アウトドア

キャンプやバーベキューを行う際にもモバイルプロジェクターは活躍します。映像投影用の白い布地やシートを立て掛ければ、即席の大画面モニターに変身。キャンプで撮影した写真や映像を家族や友人同士でその場で楽しむこともできます。

モバイルプロジェクターのメリットとデメリット

モバイルプロジェクターのメリットとデメリット

モバイルプロジェクターは通常のテレビやモニターと比較したとき、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリット

モバイルプロジェクターのメリットとして、主に以下の3点が挙げられます。

メリット
  1. 大画面モニターを購入する必要がない
  2. スペースを有効活用できる
  3. 手頃な価格で購入できる

大画面モニターやテレビを購入する必要がないということは、設置スペースを確保する必要もなく、家具などのレイアウトの自由度も向上します。

また、モバイルプロジェクターは手頃な価格の製品が多いため、通常のテレビやモニターを購入するよりもはるかにコストが抑えられるメリットもあるのです。

デメリット

モバイルプロジェクターのメリットとは反対に、デメリットとして考えられるポイントは以下の2点です。

デメリット
  1. 映像の解像度や輝度が低い
  2. 投影できる大きさに限りがある
  3. テキストテキスト

モバイルプロジェクターの最大のデメリットは、画質や輝度が低いことです。壁や天井に映像を投影するという特性上、通常の液晶モニターに比べると画質は荒く、不満に感じてしまう方もいます。また、明るい場所で利用すると輝度が低く、鮮明に映像が見えないケースも。ただし、輝度の問題は部屋を暗くすることで解消できる場合が多いです。

投影サイズについては、モバイルプロジェクターは100インチ程度までの大きさが限度となります。しかし、一般的な用途の場合は100インチで不満に感じられるケースはあまりないため、十分実用的な範囲であるといえるでしょう。

モバイルプロジェクターとiPhoneの接続方法

モバイルプロジェクターとiPhoneを接続する場合、HDMIやUSBによる有線接続かWi-FiやBluetoothを経由した無線接続のいずれかになります。ただし、有線接続の場合はiPhoneのLightning端子を変換するケーブルやアダプタが必要になるため、事前に準備しておきましょう。実用性を考えると無線接続に対応したモバイルプロジェクターがおすすめです。

モバイルプロジェクターの選び方

モバイルプロジェクターの選び方

実際にモバイルプロジェクターを選ぶとき、どのようなポイントに注意すべきなのでしょうか。今回は製品選びの際に気をつけたい3つのポイントをご紹介します。

解像度

モバイルプロジェクターの画質を左右するのが解像度です。解像度は高ければ高いほどきれいな映像を投影できますが、モバイルプロジェクターはSD画質(720×480)、またはHD画質(1280×720)のものが一般的。フルHDや2K、4Kレベルの液晶モニターに比べるとどうしても画質は劣ってしまいます。

輝度

モバイルプロジェクターの輝度は「ルーメン」とよばれる単位で表します。輝度が高ければ高いほど明るい部屋のなかでもきれいに投影できるメリットがありますが、その分価格も高額になります。一般的なモバイルプロジェクターの場合、100〜500ルーメン程度のものが多く、高性能なものでも1000ルーメン程度。100〜500ルーメンのプロジェクターは部屋をある程度暗くした状態で使用する必要があります。

バッテリー容量

モバイルプロジェクターはモバイルバッテリーを搭載し、数時間程度の連続使用が可能です。また、緊急時にはiPhoneのバッテリーとしても使用できます。 中にはモバイルバッテリーを搭載しておらず、AC電源でしか駆動しないタイプのモバイルプロジェクターも存在するため、購入前には必ず確認しておきましょう。

プライベートから仕事まで活躍するモバイルプロジェクター

モバイルプロジェクターを購入する人は、ビジネス用途はもちろんプライベートの用途までさまざまです。モバイルプロジェクターの特性をしっかりと理解し、自分の使いたい用途にマッチしているのか、テレビやモニターとも比較しながら、納得できる1台を選んでみてください。

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