iPhoneのスピーカーから音が出ない原因は?聞こえない・音が小さいときの対処法と修理費用

iPhoneのスピーカーから音が出ない原因は?

iPhone修理歴7年、iPad修理歴5年のそこそこベテラン。とにかく「分解が趣味」という少し変わった修理マニア。ゲーム機やコントローラーなど様々な分解経験があるが、現在ではApple製品以外は触っていない。iPhoneならほとんどの修理が30分以内に対応可能。iPadもパネルやバッテリー交換なら1時間もあれば対応可能。7年間の修理経験を経た知識を元にiPhone大学の監修スタート。

iPhoneのスピーカーから突然音が出なくなったり、音量が小さくなったりすると、故障を疑うかもしれません。

しかし、音が出ない原因が必ずしもスピーカーの故障とは限りません。消音モードや音量設定、スピーカー部分の汚れ、水濡れなどが原因になっている場合もあります。

この記事では、iPhoneのスピーカーから音が出ない・聞こえにくいときの原因と対処法、改善しない場合の修理方法や費用について解説します。

iPhoneのスピーカーから音が出ない主な原因

iPhoneのスピーカーから音が出ない主な原因

iPhoneの音に異常がある場合、次のような原因が考えられます。

  • 消音モードになっている
  • 音量が小さく設定されている
  • スピーカー部分がケースなどでふさがれている
  • スピーカー部分に汚れや異物が付着している
  • スピーカーに水分が残っている
  • 通信状態や特定のアプリに問題がある
  • 落下や水濡れなどで本体が故障している

いきなり修理を依頼するのではなく、まず自分で確認できる項目から原因を切り分けてみましょう。

iPhoneから音が出ないときの対処法

Appleも、修理を申し込む前に音量設定やスピーカー部分などを確認するよう案内しています。

消音モードを確認する

まず、iPhoneが消音モードになっていないか確認しましょう。

着信/サイレントスイッチを搭載したiPhoneでは、スイッチの状態を確認します。

アクションボタンを搭載したiPhoneでは、コントロールセンターなどから消音モードの状態を確認できます。

「着信音と通知音」の音量を確認する

「設定」から「サウンドと触覚」を開き、「着信音と通知音」のスライダを左右に動かしてみましょう。

正常に音が聞こえる場合は、スピーカーそのものではなく、使用していたアプリやコンテンツ、通信状態などに原因がある可能性があります。

一方、音がまったく聞こえない場合やスピーカーのボタンがグレー表示されている場合は、修理が必要になる可能性があります。

ケースや保護フィルムを確認する

ケースや保護フィルムなどによって、スピーカーやレシーバー部分がふさがれていないか確認しましょう。

一度ケースなどを取り外して、音の状態が変わるか試してみるのも方法です。

スピーカー部分の汚れを確認する

iPhoneのスピーカー部分を確認する

スピーカーやレシーバー部分にホコリや汚れが付着すると、音が小さくなったり、こもって聞こえたりすることがあります。

必要に応じて、清潔で乾燥した毛先の柔らかい小さなブラシなどで開口部をやさしく掃除します。

開口部に液体を入れたり、エアダスターを使用したりするのは避けましょう。

通話中だけ相手の声が聞こえない場合

通常の音楽や動画は問題なく再生できるのに、電話をしたときだけ相手の声が聞こえない場合があります。

この場合は、受話部分だけでなく通信状態なども確認する必要があります。

スピーカーフォンをオンにして通話し、音声の状態を確認してみましょう。

スピーカーフォンでも声が聞こえない、音割れや雑音が発生する場合は、場所を変えたり時間を置いたりして再度通話します。

特定の相手や場所だけで発生する場合は、スピーカーではなく通信環境が影響している可能性もあります。

音が小さい・こもる・ノイズが入る場合

音は出ているものの、

  • 以前より音量が小さい
  • 音がこもって聞こえる
  • 音割れする
  • 雑音が入る

といった症状が発生する場合もあります。

この場合は、音量設定に加えてスピーカー部分の汚れや水分を確認しましょう。

清掃しても改善しない場合や、iPhoneを落としたあとから症状が発生した場合は、スピーカーなど内部部品が損傷している可能性があります。

水に濡れたあとスピーカーの音がおかしい場合

水濡れでiPhoneのスピーカーから音が出ない場合

iPhoneが水に濡れたあと、一時的にスピーカーやマイクの性能が低下することがあります。

スピーカー部分に水分が残っている場合は、スピーカー側を下にして糸くずの出ない柔らかい布の上に置き、水分が出てこないか確認します。

本体を乾かす場合は、風通しのよい乾燥した場所で自然乾燥させます。

以下の方法は避けてください。

  • ドライヤーなど高温の熱源で乾かす
  • エアダスターを使用する
  • コネクタ内部に綿棒やペーパータオルなどを入れる
  • 米の袋に入れて乾燥させる

また、iPhoneの耐水性能は永続的なものではありません。経年劣化や落下などによって性能が低下する場合があります。

対処しても音が出ない場合はスピーカー故障の可能性がある

音量設定やスピーカー部分を確認しても改善しない場合は、修理が必要な可能性があります。

特に、

  • 「着信音と通知音」を操作しても音が出ない
  • 落下後から音が出なくなった
  • 水濡れ後、乾燥させても改善しない
  • 常に音割れやノイズが発生する
  • 本体にも大きな損傷がある

といった場合は、Appleや修理店へ相談しましょう。

iPhoneのスピーカー修理にかかる費用は?

iPhoneのスピーカー修理にかかる費用

iPhoneのスピーカー修理には、すべての機種に共通する一律の料金が設定されているわけではありません。

Appleでは端末の状態を検査し、必要な修理内容に応じて最終的な料金が決まります。

たとえば、単純なスピーカーの問題だと思っていても、落下や液体によってほかの部品まで損傷していれば修理内容が変わる可能性があります。

AppleCare+に加入しており、過失・事故による損傷として保証対象になる場合は、所定のサービス料で修理を受けられることがあります。

正確な料金はApple公式の修理見積もりや、修理を依頼する店舗で確認しましょう。

民間のiPhone修理店でもスピーカー修理はできる?

iPhoneの修理専門店でも、スピーカーの修理や交換に対応している場合があります。

ただし、店舗やiPhoneの機種によって対応状況は異なります。

修理店を選ぶ際は、

  • 使用しているiPhoneが修理対象か
  • 修理料金
  • 使用する部品
  • 修理時間
  • 修理後の保証
  • データの取り扱い

などを確認しましょう。

単純に料金だけで比較せず、修理内容や保証まで確認することが重要です。

iPhoneのスピーカーを自分で修理するのはおすすめしない

インターネットではiPhoneの交換部品や修理工具も販売されていますが、修理経験がない状態での分解・修理はおすすめできません。

スピーカーを交換するためにiPhoneを分解すると、作業中にほかの部品を破損させたり、耐水性能に影響したりする可能性があります。

Appleもセルフサービス修理を提供していますが、電子機器の修理経験がある人を対象としたサービスです。

修理経験がない場合は、Appleや修理専門店へ相談する方がよいでしょう。

iPhoneのスピーカーから音が出ないときは故障かどうかを確認しよう

iPhoneのスピーカーから音が出ないときの対処法まとめ

iPhoneのスピーカーから音が出なくても、すぐに故障と判断する必要はありません。

まずは消音モードや音量設定を確認し、ケースやスピーカー部分の汚れ、水分などに問題がないか確認しましょう。

「着信音と通知音」のスライダを操作しても音が出ない場合や、落下・水濡れ後から症状が続いている場合は、修理が必要な可能性があります。

自分で分解するのではなく、AppleやiPhone修理店へ相談し、故障箇所と修理料金を確認してから修理を依頼しましょう。

同じカテゴリー内の記事

Apple、Mac、Macintosh、macOS、Safari、iPhone、iOSの商標およびそのロゴは、「Apple Inc.」の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※iPhone商標は「アイホン株式会社」の登録商標または商標です。 ※iOS商標は「Cisco Systems, Inc.」の登録商標または商標です。
ページ上部へ戻る