iPhone用レンズカバーにはどんな種類がある?選び方も解説
年を重ねるごとにiPhoneの性能は進化しており、特にカメラはデジタルカメラと同等かそれ以上の画質を手に入れています。
しかし、iPhoneはつねに身につけておく必要があることから、少しの油断が物理的な破損につながることも少なくありません。カメラのレンズも例外ではなく、本体の保護ケースを装着していてもレンズ部分がピンポイントで破損するリスクもあるのです。
そこで有効な対策として挙げられるのが、iPhone用レンズカバーを装着することです。今回は、iPhone用レンズカバーの必要性と、主な種類、製品の選び方も含めて詳しく解説します。
iPhone用レンズカバーとは
iPhone用のレンズカバーとはその名の通り、iPhoneに搭載されている背面カメラのレンズ部分を保護するためのアクセサリーです。
一口にiPhone用レンズカバーといってもさまざまな製品があり、レンズ部分の大きさに合わせて円形状にカットされた製品もあれば、カメラ部分に搭載された複数のレンズの形状に合わせてカットされたものまで多様です。
iPhone用レンズカバーの多くは、アルミ合金や耐久性の高いガラス素材などでできており、衝撃が加わってもレンズにダメージを与えるリスクが低く安心して利用できるメリットがあります。
ちなみに、「レンズにカバーを付けると透明度が下がりカメラの画質に影響を及ぼすのでは?」と考える方も多いですが、透明度の高いガラスやフィルム素材が採用されているため、レンズカバーを装着したからといって画質に影響を及ぼす心配は低いです。
また、iPhoneのデザインを邪魔しないクリア素材を採用しているレンズカバーもあれば、メッキ素材やラインストーンを散りばめたカバーなどもあり、iPhoneの個性を演出したい場合にも有効なツールといえるでしょう。
iPhone用レンズカバーは必要?
iPhone用レンズカバーの概要は上記で紹介したとおりですが、そもそも「カバーを装着しているし、レンズカバーまで用意する必要はないのでは?」と感じる方もいるかもしれません。そもそも本当にiPhone用レンズカバーを装着する必要性はあるのでしょうか。
結論からいえば、カメラ性能が年々進化しているiPhoneにはレンズカバーは必須といって良いでしょう。たとえばiPhone13 Proは背面に3つのレンズが、iPhone13では2つのレンズが搭載されていますが、いずれもカメラ性能を追求した結果、本体よりもレンズ部分がわずかに出っ張っている形状となっています。
iPhoneをデスクやテーブルの上に置く際、強い衝撃や圧力がかかってしまうとレンズが破損したり、細かな傷がついたりする可能性があるのです。ケースを装着することでレンズ部分の出っ張りがなくなるため、そのようなリスクは軽減できますが、レンズがむき出しの状態に変わりはありません。万が一、レンズが硬いものにぶつかってしまうと、ケースを装着していたとしてもダメージを受ける危険があるということです。
そのため、大切なiPhoneを守るためにも、上位機種になればなるほどiPhone用レンズカバーは必須のアクセサリーといえるのです。
iPhone用レンズカバーの主な種類
iPhoneレンズカバーは主に3つのタイプに分けられ、それぞれ特徴やメリットも異なります。3つのタイプの違いを詳しく解説しましょう。
レンズのみを保護するタイプ
出典:Amazon
iPhoneのレンズの大きさに合わせて円形状にカットされ、レンズ一つひとつに装着するタイプです。レンズカバーのなかでもシンプルなデザイン・形状をしており、カバーを装着しても目立つ心配がありません。そのため、iPhoneの純正デザインを損なわず、シンプルさにこだわりたい方におすすめのタイプといえるでしょう。
カメラデバイス全体を保護するタイプ
出典:Amazon
複数のレンズを一つのカバーで覆うように保護するタイプです。iPhone用レンズカバーのなかでも特に種類が多く、iPhoneシリーズの形状に合わせてカバーがカットされているため装着も簡単です。
フラッシュ部分も含めたカメラデバイス全体を保護してくれるため、レンズカバーのなかでも特に安心感を得られます。
本体ケース一体型
出典:Amazon
iPhoneの本体ケースと一体型となったタイプも存在します。一般的なiPhone用ケースはカメラ部分がくり抜かれているため、別途レンズカバーも購入しなければなりません。しかし、本体ケース一体型のタイプは1つの製品でカメラ部分まで保護してくれるため、堅牢性も高く安定感があります。
また、本体ケースとレンズカバーを別々で購入する必要がないためトータルのコストを抑えることもでき、装着時の手間もかかりません。
タイプ | 特徴 |
---|---|
レンズのみのタイプ | 目立たず、デザインを邪魔しない。 |
カメラデバイス全体のタイプ | フラッシュ部分も保護でき、より安心。 |
本体ケース一体型のタイプ | 堅牢性も高い。低コスト。 |
iPhone用レンズカバーを装着しカメラを保護しよう
今回紹介してきたように、高性能化が進むiPhoneのカメラにはレンズの破損や擦り傷が発生するリスクがあり、それを防ぐためにもレンズカバーは有効な製品といえます。特に、これまでiPhoneを落下させて破損した経験がある方にとっては、本体やディスプレイだけでなくレンズの保護も重要な対策です。
iPhone用レンズカバーには大きく分けて3つのタイプが存在すると紹介しましたが、いずれの製品も数千円以内で購入できます。本体の保護ケースやディスプレイ保護フィルムと合わせて、レンズカバーの購入も検討してみてはいかがでしょうか。
今回はiPhone用レンズカバーの必要性と、主な種類、製品の選び方も含めて詳しく解説しました。「これでタブレットいらず!?iPhoneにも使える画面拡大鏡とは」では、iPhoneのアクセサリーの中から今話題の画面拡大鏡をご紹介しています。ぜひあわせてご参考ください。