iPhoneの「CarPlay」とはどんな機能?おすすめの使い方も紹介

iPhoneの「CarPlay」

2019年12月から道路交通法が改正され、いわゆる「ながら運転」の規制が強化されました。スマートフォンをカーナビやオーディオとして活用している方も多いと思いますが、運転中のスマホ使用は絶対にしてはいけません。しかし、スマートフォンひとつあればドライブはますます便利になることも事実です。

そんなときにおすすめしたいのが、iPhoneの「CarPlay」という機能。 今回の記事では、Appleが提供しているCarPlayの基本的な機能を紹介するとともに、CarPlayの使い方や便利な活用方法、さらにはCarPlayに対応しているカーナビなども具体的に紹介していきます。これから車を購入しようと考えている方はもちろんですが、カーナビのもっと便利な使い方を知りたいという方にもおすすめの内容です。ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてみてください。

CarPlayとはどんな機能?

そもそもAppleが提供しているCarPlayとはどのような機能なのでしょうか。普段iPhoneを使用していてもそのようなアプリやメニューを目にすることはないため、存在すら知らないという方も多いかもしれません。まずはCarPlayの基本機能からご紹介します。

iPhoneをカーナビで操作できる

CarPlayとは一言で表すと、「iPhoneをカーナビに接続して利用できる機能」です。本来、iPhoneのマップアプリや音楽再生アプリを利用する場合、当然のことながらカーナビでは操作できず、iPhoneの画面を見てメニューや項目をタップしなければなりません。

しかし、iPhoneをライトニングケーブルまたはBluetoothでカーナビに接続すると、iPhoneにインストールされているいくつかのアプリをカーナビ上に表示でき、通信を含むさまざまな機能をカーナビ上で操作できるようになります。たとえば音楽再生中に音量を変更したり、早送り、一時停止などの操作もiPhoneの画面を見ずに操作できるため安全な運転を可能にします。

CarPlayで使えるアプリ

CarPlayを使えばすべてのiPhoneアプリがカーナビで利用できるものではありません。大きく分けると「ナビ・マップ系アプリ」、「音楽ストリーミング系アプリ」、「音声再生系アプリ」、「メッセージ系アプリ」の4つに分類されます。


ナビ・マップ系アプリ ・マップ(iPhone純正アプリ)
・Googleマップ
・Yahoo!カーナビ
・Waze
・カーナビタイム
音楽ストリーミング系アプリ ・ミュージック(iPhone純正アプリ)
・Amazon Music
・Google Play Music
・AWA・Spotify・VOX
音声再生系アプリ ・Podcast
・オーディオブック
メッセージ系アプリ ・メッセージ(iPhone純正アプリ)
・電話(iPhone純正アプリ)
・WhatsApp

CarPlayが実装された当初はiPhone純正の「電話」、「メッセージ」、「ミュージック」、「マップ」のみが対応していましたが、徐々に対応アプリも増加。現在では上記以外にもさまざまなアプリがCarPlayに対応しています。

実際にCarPlayを使ってみよう

画像引用元:Apple

実際にCarPlayを使うためにはどのような準備が必要なのでしょうか。iPhoneの対応機種も含めて詳しい使い方をご紹介します。

CarPlayに対応したiPhone

CarPlayを利用するためには、iPhone5以降の端末が必要になります。ちなみにiPadはCarPlayに対応しておらず、あくまでもiPhoneのみの機能となっているため注意が必要です。

CarPlayの使い方

CarPlayを使用する際には、Siriが有効になっていることを確認しiPhoneをカーナビに接続します。カーナビによってはライトニングケーブルで接続するタイプもあれば、Bluetooth接続に対応しているものもあるため、それぞれに対応した方法で接続してください。


初めてBluetoothでカーナビに接続する際にはペアリング接続の操作が必要になるため事前に確認しておきましょう。ちなみに自動車メーカーの純正ナビがCarPlayのBluetooth接続に対応している場合は、ハンドルの音量制御ボタンを長押しし、iPhoneの「設定」→「一般」→「CarPlay」をタップ。接続する車が出てきたら選択するとペアリングが完了します。

CarPlayはこんな時に便利

CarPlayはこんな時に便利

CarPlayにはさまざまな活用方法がありますが、どんな時に便利なのでしょうか。下記をご覧ください。

CarPlayはこんな時に便利
  • 純正ナビの地図情報が古くて使えない
  • 普段iPhoneで聞いている音楽を車でも聞きたい
  • カーナビにコストはかけたくない
  • iPhoneの利便性と安全運転を両立したい

純正ナビの地図情報が古くて使えない

自動車に装備されている純正ナビのなかには、地図情報が更新されず古いままになっているものも少なくありません。地図情報の更新にはコストも時間もかかり、そのままの状態だと新しい道路が出て来ず正しいルート案内ができません。


一方で、iPhoneアプリとして提供されているGoogleMapやその他カーナビアプリでは随時地図情報が更新され、つねに最新のルート検索が可能です。

カーナビのようにディーラーに車を持ち込んで地図情報を更新してもらう必要もなく、コストもかかりません。 地図情報が古くてカーナビの買い替えを検討している場合は、CarPlay対応のカーナビを選択することで更新にかかる費用も節約できるのではないでしょうか。

普段iPhoneで聞いている音楽を車でも聞きたい

サブスクリプションサービスの台頭によって、iPhoneひとつでさまざまな音楽に触れられるようになりました。なかには独自のプレイリストを作ったり、新譜情報をサブスクリプションサービスで知るという人も多いのではないでしょうか。


CarPlay対応ナビであれば、普段愛用しているサブスクリプションサービスがそのまま車のなかでも聞けるため、CDを用意したりHDDに取り込んだりする手間がありません。

また、カーナビとiPhoneを接続するための特殊な機器や配線も必要ないため、ヘッドホンを装着するような感覚でシームレスに音楽を楽しむことができます。

カーナビにコストはかけたくない

地図情報の更新が不要なCarPlay対応カーナビは、長期的に考えるとコストパフォーマンスは非常に高いものです。定期的な地図情報の更新が必要なカーナビとは異なり、半永久的に自動的に更新されていくため維持費は安価で、カーナビ本体も安価なものが販売されています。 iPhoneを機種変更した後もカーナビはそのまま使い続けることができるため、まさに次世代のカーナビともいえるのではないでしょうか。

iPhoneの利便性と安全運転を両立したい

CarPlayの最大の魅力は、iPhoneの利便性をドライブにも存分に活かせる点にあります。マップアプリや音楽ストリーミングアプリなどを操作する際にはiPhoneに触れることはないため、違反切符をきられる心配がなく、なによりも安全運転に集中できるメリットがあります。

CarPlay対応ナビの一例

CarPlay対応ナビ

CarPlayに対応したカーナビは国産メーカー、海外メーカーともに続々と発表されています。今回はその中から、メーカー純正ナビに採用されている車種と、カーオーディオメーカーから販売されているCarPlay対応ナビの一例をご紹介します。

国産メーカー純正ナビ

トヨタ自動車 カローラ(2019〜)
ホンダ フィット(2019〜)
オデッセイ(2019〜)
フリード(2019〜) など
スバル インプレッサ(2017〜)
レガシィ(2018〜)
フォレスター(2019〜) など
スズキ ハスラー(2016〜)
ラパン(2016〜)
スペーシア(2016〜) など

海外メーカー純正ナビ

メルセデス・ベンツ Aクラス(2016〜) Bクラス(2016〜) Cクラス(2019〜)
BMW 2シリーズ(2017〜) 3シリーズ(2017〜) 4シリーズ(2017〜) 5シリーズ(2017〜) など
フォルクスワーゲン ゴルフ(2016〜) ポロ(2016〜) シャラン(2016〜) など

社外AVユニット

FH-9400DVS(carrozzeria)

カーオーディオの一流メーカーであるcarrozzeriaが販売しているCarPlay対応機器のフラッグシップモデルです。従来のCDやDVD、USBなどのメディア再生機能に加え、USBケーブル1本でつながるCarPlayに対応。


カーオーディオメーカーならではの高音質と快適な操作性は他メーカーには真似のできない品質を提供します。 見た目は通常のインダッシュタイプのカーナビですが、実は本体にカーナビの機能は実装されていません。iPhoneと接続しCarPlayを使用して初めてカーナビの機能が使えるようになります。


DPV-7000(KENWOOD)

carrozzeriaのFH-9400DVSと同様、本体にはカーナビの機能が搭載されておらず、CarPlayとして使用する前提で開発されました。フルセグ対応でテレビを見ることもでき、より幅広い活用をしたいのであればDPV-7000のほうがおすすめです。


USBポートは3つ装備されているので、たとえばiPhone接続用のほかにも、USBに保存した動画を再生するために1ポートを確保しておくといった使い方もできます。DVDを入れ替える手間もなくなり、画面上だけで操作が可能になります。

CarPlayで広がるドライブの魅力

CarPlayは当初、日本の大手自動車メーカーは純正ナビへの搭載は消極的でしたが、ここ数年で徐々に対応車種も増えてきました。もちろん、iPhoneを持っていない人や毎回カーナビとiPhoneを接続するのが面倒という人は従来のカーナビのほうが使いやすいかもしれませんが、CarPlayに対応しているカーナビのほうがさまざまな場面で利便性は高いことは確かです。


車の買い替えを検討していたり、カーナビの入れ替え時期で何に買い換えようか迷っている人は、ぜひ今回紹介してきた内容を参考にしていただきながら、CarPlay対応のナビも候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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